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2008年03月26日

【ありがとうございます】主演チャン・ヒョクが語る~珠玉のドラマ、とっておき秘話~

                                     放送作家 中村結美

◆韓国で大ヒットしたドラマ【ありがとうございます】とは…?◆


「生きる」ために、誰もが毎日少しずつ人とはりあって暮らしています。
自分が前に出るためには、人を押しのけるのも仕方ない…いつしかそんな生き方が当たり前になっていく日々。後輩や子供達に、「要領良さ」を求める日常。
でもふと、そんな自分を虚しく感じる瞬間はありませんか…?

韓国ドラマ【ありがとうございます】は、あまりにもお人好しで、人に譲ることしか知らない家族と出会った医者ミン・ギソが、人間らしい心を取り戻していく物語です。
シングルマザーのヨンシンが抱えているのは、医者のミスでエイズに感染してしまった娘ボム、そして認知症のおじいさん。
ドラマとしては重すぎるテーマを、地味な主人公達で描きながらも、【ありがとうございます】は、
最高視聴率24.7%を獲得。韓国放送作家協会ドラマ部門韓国放送作家賞、2007年MBC演技大賞の部門賞を数々受賞するなど、高い評価を受けました。
そして主演のチャン・ヒョクは、このドラマのヒットで兵役による2年間の空白を埋め、俳優としての新境地を披露、見事復帰を遂げることができたのでした。
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©All rights reserved by MBC 2007

『【ありがとうございます】を放送してくれて、ありがとうございます!』
…という声も、LaLaTVでの放送スタート以来、続々と寄せられています。
そんな日本での熱い反応に応えるべく! 主演のチャン・ヒョクが日本にやってきました!
そこで今回は、チャン・ヒョク自身の語る、ドラマ【ありがとうございます】の世界をお届けします。

◆【ありがとうございます】とチャン・ヒョクの出会い◆

3月7日、【ありがとうございます】のLaLaTVでの放送とDVD発売を記念したイベント出演のためチャン・ヒョクが来日!イベント前日に行ったLaLa TV単独インタビュー及び、イベントで彼が語った言葉を、みなさんにご紹介します。
なお、インタビューの模様は、5月にLaLa TV「Café de LaLa」内で放送されるので、お楽しみに。
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まず最初に聞いたのは、彼自身とドラマ【ありがとうございます】の出会いについてでした。

2年間の兵役、それは21歳から8年間俳優を続けてきたチャン・ヒョクにとっては、大きなブランクだったと言います。
「除隊後は『撮影現場に戻りたい…』という強い思いがありました。『とにかく撮影現場に戻りたい!』という強い願いを持っていたんです。そんな状況で出会ったのが、このドラマのシノプシスでした。まずストーリーに強くひかれました。そしてミン・ギソというキャラクターは、あたりまえの生活からはみだしてしまった人物ですよね。それがささやかな幸せを大切にしているヨンシン一家との出会い、人間らしさを取り戻していく。私は、まずギソをどれくらいはみだした存在として表現するか、そこに興味を持ちました。そして彼がどのようなプロセスを経て、あたたかい感情を抱くようになるか、どのように人間関係を結んでいくか…に魅力を感じました。そして、演じるに当たっては、どうすればうまく表現できるかな…?と常に考えていたんですが、その結果出来上がった演技に、視聴者の皆さんも共感を抱いてくれたのではないかと思います。そして、私自身が軍隊というあたりまえの生活とはかけ離れた所に居たわけですよね。そこから戻ってきた…という状況にもミン・ギソと重なる部分があったと思います」

実は、イ・ジェドン監督と脚本家のイ・ギョンヒは、「心の奥で人との関係を取り戻したい」と願っているギソの姿が、「現場に戻りたい」と焦がれていたチャン・ヒョク自身に重なるように見えたのだそうです。

◆俳優チャン・ヒョクのあゆみ~デビュー・兵役・そして復帰へ◆


チャン・ヒョクは、1997年にドラマ【モデル】の、ソ・ジソプの同僚モデル役でデビュー。その後も【日射しに向かって】【学校】など出演作を重ねて行きます。印象的だったのは1999年に大ヒットしたGODのミュージックビデオ【母へ】への出演でした。そのストーリーは…~~貧しい暮らしの中、朝から晩まで働く母は、いつも息子への食事にラーメンを出していました。高校生になった息子は、キムチとごはんだけの弁当を笑った優等生を殴り、母親は学校に呼び出されます。平身低頭する母。息子はそんな母を情け無く感じますが、心の中では尊敬していたのです。しかし、ようやく親子が小さな食堂を構えたその時、母は過労からあまりにあっけなくこの世を去ってしまう…というもの~~このMVで、反抗的ながら心は温かい青年を演じたチャン・ヒョクは、MVのイメージにややコミカルな持ち味も加えて、2001年の映画【火山高】で謎のパワーを秘めた高校生を演じ、一躍スターダムに駆け上がります。そして【僕の彼女を紹介します】は、日本でもヒットを記録。ドラマも続々と放送され期待の高まっていた矢先、兵役不正問題の発覚で入隊を余儀なくされたのでした。

まさに、これから…という時の空白の2年。そこから戻ってきたチャン・ヒョクにとって、ドラマ【ありがとうございます】には、どんな意味があったのでしょうか?
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「演技がずっとできない2年間という期間があって、現場に復帰できる日を指折り数えてる日がありました。このドラマの撮影に入って最善を尽くして…心残りなところもありますが、この作品を楽しんでやりきれた…という思いがあったので、終わった後は清々しい充実感のようなものを感じました。このドラマは視聴率も、批評家からの評判も良かったのですが、そういう結果がついてこなくても、そこに臨んだ俳優やスタッフにとっては、いい作品をいい状況で作ることが出来れば、最高の作品になりうるんです。このドラマを作る時間を通して、何かを表現しきれたという…そちらの方の充足感が強かったです。自分の中の飢餓感が満たされたこと。それがこのドラマを通しての一番大きな変化です」。

そして、チャン・ヒョクは、腕の良い外科医を演じるに当たって、万全の準備をして撮影に臨みました。
「友達に医者が居たので、事前に色んなことを勉強しました。手術をする際にどういう器具を使うか、
またメスの持ち方、さばき方。手術室に入るまで、どんな手続きをするのか…などです。また患者に病気が発生したとき、医者がどうやってその病気の原因をつきとめ、治していくのか~というプロセスも、理解するようつとめました。でも最も重点を置いた部分は、実際の医者は患者とどういう向き合い方をするのか? どういう人間関係を築いていくのか? …ということです」。

激しく血が飛び散る場面なども出てくる治療シーンですが、使われていたのは劇用の血液だったので、特に抵抗はなかったとか。ここまで徹底した役作りをしたとあっては、簡単な応急処置くらいならやってもらえそうですよね。

◆ドラマ「ありがとうございます」で奏でた共演者とのアンサンブル◆


映画【僕の彼女を紹介します】で、ヒロインのチョン・ジヒョンにばかり注目が集まった時、「不満はありませんか?」とマスコミに問われたチャン・ヒョクは、「どちらが目立つか…ではなく、作品はアンサンブルが重要だと思います」と答えたと言います。では、【ありがとうございます】の現場では、共演者達とどんな関係を築いたのでしょうか。
「私が演技に対して考えているのは、いかに共演者とアンサンブルを築き、そのハーモニーを視聴者に伝えていくか…ということなんですね。【ありがとうございます】の共演者のみなさんからは、さまざまなアクションをもらったので、それを受けて私のリアクションも豊かになり、そんなやりとりが良いハーモニーになったのではないかと思います。今回の撮影は、島が舞台だったので、夕方5時になると島から出る船がなくなってしまうんです。リゾートホテルに泊まっていたのですが、僕の持ち込んだDVDをみんなで観たり、いろいろなことを話し合ったり、コミュニケーションを取る時間が非常に多くありました。それがとても贅沢でした」。

さらに、共演者についても…。
「コン・ヒョジンさんは、まるでそこに暮らしているかのように、こまやかな生活表現を自然に出来る方です。そのナチュラルさから学ぶところが多かったですね。ソ・シネちゃんは、あの年代の子供とは思えない、とても大人びた考えを持った少女なんです。撮影の時にも何度も驚かされました。子役というのは、大人よりも子供ならではの集中力を誰もが持っていますが、それに加えて普通の子役が持ち得ないテクニック…例えばカメラワークに合わせた芝居をすることとか、編集によってどんな仕上がりになるかイメージすることなども、わかっているんです。これから成長してどんな俳優になるんだろう。無限の可能性を秘めているな…と感じました」と、語ってくれました。
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そして、ミュージカル俳優としての活躍が多く、映像での芝居に慣れていなかったシン・ソンロクからは、現場でいろいろな質問を受けたので、映像での視線の処理などをアドバイスしたり、休憩時間には昼に食べたものの話など、たわいもない会話で盛り上がっていたのだそうです。
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◆ドラマ【ありがとうございます】で感じた≪歓び≫◆

このドラマで、チャン・ヒョク演じるミン・ギソは、尊敬していた医者である父が、ある信念のもと患者を安楽死させた結果、医師免許を奪われ母親から離婚されるという惨めな人生を迎えたのを見て、人の誠意や真心に背を向け心を閉ざしてしまいます。
しかし、嵐の夜、防空壕跡に閉じこめられた子供達を助けようとした、愛する人ヨンシンが重傷を負い、その処置をする際、バカにしていた父に助けを求めるのです。
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嵐の中、ヨンシンはまず、エイズにかかっているため、ケガをすれば大事になるおそれのある娘ボムを助けようとします。しかしボムは小さい頃からの母の教えに従い、「友達から助けてあげて」と言って譲りません。その結果、負った重傷。しかし島の人達は輸血用の血液を提供してくれず、次第に容体が悪化するヨンシン。万策尽きたギソは父にアドバイスを求めて電話をします。すると、父は経験に基づいた処置を伝え、息子を励ますのです。その時、ギソは電話口でこう口にします。
「ありがとう」と。
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それは、心根はやさしいのに、ボムとヨンシン親子に対しても、憎まれ口ばかり叩いていたギソが、ようやく口にした、初めての感謝のことばでした。
そして…、長年わだかまっていた父にようやく言えた一言、「ありがとう」が、ギソの凍てついた心を溶かし、彼はようやく愛に素直に向き合うようになるのです。実は…全編の中でギソが「ありがとう」と口にするのは、この場面ともう一回だけなのですが、そのことについてチャン・ヒョクが語ったのは、
「印象に残っているセリフは?」という質問を問いかけた時でした。

「13話の終わりで、ギソはヨンシンにこう言います。
『入れてよ、ボムとヨンシンとおじいさんの輪に。家族になりたいんだ、俺も…』
ミン・ギソという人物は、感謝の心を持っていても、素直に『ありがとう』と口に出来ない男なんです。だからこそ、ヨンシンに告げた『家族になりたい』という表現は、彼なりの愛の告白であり、『ありがとうございます』という気持ちの表れではないかと思います」。
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背を向けていた父を許し、『ありがとう』と言えた時、家族がバラバラになり恋人を亡くしたギソの、止まった時間が動き出します。その結果、自分に奇跡を起こしてくれたヨンシン親子に、感謝の気持ちを伝えるため、この言葉を口にするのです。


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「元々このドラマには、【私たちがいた】というタイトルが付けられていたんです。その意味は、【私たちが共にいた時間】つまり『一緒にいてくれて、ありがとう』ということなんですね。結果的に、その【ありがとう】の部分がタイトルになりました。
『ありがとうございます』という言葉は、意外に相手に伝えるのが難しい言葉だと思うんですね。様々な人と出会い、関わり合う中で『心を開くこと』は、そんなに簡単なことではありません。それを乗り越えて、心を開いて交流を重ねて、その結果として口にするのが『ありがとうございます』という言葉だと思います。私にとっての『ありがとうごいます』は、やはり周囲に居る方々と一緒に何かを共有したり、共に過ごした時間に対する感謝の気持ちだったり、配慮する心じゃないかと思います」。

◆ドラマが現実になった奇跡! 『家族になりたい』◆

イベントでは、こんな質問が…。
「最近、『ありがとう』と心から感謝したことは?」
すると…、
「ありますよ。私には、新しい家族ができたんです。その家族に心から感謝しています」。
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2008年になって早々、チャン・ヒョクは結婚を発表。そしてこの2月には男の子が誕生したばかりなのです。この言葉を発したときのチャン・ヒョクの幸せそうな顔!

『家族になりたいんだ!』
このセリフは、ドラマの中のギソに奇跡を起こしただけでなく、演じたチャン・ヒョク自身にも奇跡を起こしたのです。そして、このコメントで日本のファンに結婚、長男誕生報告を果たしたチャン・ヒョク。会場からは祝福の温かい拍手が巻き起こりました。

◆オフトーク、素顔はまだまだ少年? ブルース・リーのフィギュアに茫然!◆

実はこの日のインタビューの冒頭で、チャン・ヒョクがコレクションしているというブルース・リーの6分の1スケールのフィギュアをプレゼントしたのです! どんな表情を見せてくれるかと思ったら…意外にアッサリと受け取り…インタビューは始まったのですが…!
あとでスタッフに聞いたところ、実はこの6分の1スケールのフィギュア、3種類あり、「燃えよドラゴン」 の黒い中国服、「死亡遊戯」の黄色いスーツのものは、すでに自分自身で買って手に入れていて、欲しくて欲しくてたまらなかったのが、今回LaLaTVが贈った、「ドラゴン怒りの鉄拳」の白い上着のフィギュア。そのため、もらった瞬間チャン・ヒョクは、「どうして僕がこれを欲しがっているのがわかったんだろう?」ということが頭を駆けめぐり、茫然としたまま上の空で、「ありがとうございます」と答えていたのだとか。控え室に戻ってからは手放しで喜んでいたとか。その少年のようなリアクションは、見られませんでした。うーん、残念!

実は、チャン・ヒョクにインタビューするのは、去年『韓流ロマンチックフェスティバル』で来日した時に続いて二度目でしたが、前回に引き続き今回も、真面目に、ひとつひとつ丁寧に考えて答える静謐な姿がとても印象的でした。
そう…映画やスクリーンでおなじみの反抗的なキャラは、彼の演技力によるたまもの。素顔の彼はとても大人っぽく、静かな人なのです。
チャン・ヒョクが、ブルース・リーに傾倒し、彼が作りだした武術ジークンドーを何年も続けていることはよく知られています。実はこの武術、ケンカがメチャクチャ強かった…というリーが編み出しただけあって、実戦に応用できるよう、武術でありながら型が殆ど無く、修練する者は自ら型を作りだし、状況に応じて無限に組み合わせることで技を深めていく…という独創的な武術です。その反面、ワシントン大学哲学科に学び、禅の精神についても掘り下げていたリーの教えを生かし、哲学的な教えにも満ちているのです。
そこで、最後にこう問いかけてみました。内省的で哲学的なのは、武道の影響ですか? それともこれまで演じてきた役によって培われたものですか? …と。

すると…。
「おそらくは2つとも私に影響を与えたと思います。
日常、人はどういう選択をし、その結果どんな経験をするかで変わっていきますよね。その積み重ねによって、人は成長していくものだと思うんですが、ドラマの中でキャラクターを演じることで、私自身も間接的にその人生を経験します、そこから得るものが大きいということがまず1つ上げられると思います。もう1つは、ジークンドーという武術を通じて哲学的な考え方を学んだ…ということです。
また実生活で、さまざまな人達との出会いを通じて学んだり感じたりしたことも、私自身に変化を与えたのではないかと思います」。

これからは、韓国・アメリカ・シンガポール合作映画の【ダンス・オブ・ザ・ドラゴン】の公開、そして今年1月からオンエアされたドラマ【プランダン】の放送が待ち遠しいチャン・ヒョク。
「具体的な目標を決めず、さまざまな作品の現場で充実した時間を過ごしたい」
と答えた彼のさらなる活躍が楽しみです!
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<「ありがごとうざいます」 情報>
◆LaLa TV 放送
*現在好評放送中!毎週(土)19時 ほか
*5月「Café de LaLa」チャン・ヒョク来日特集 5月1日(木)18:45、22:45ほか 5月多数放送 
*6月一挙放送決定! 
★番組情報はこちら>>> http://www.lala.tv/programs/thankyou/index.html

◆DVD発売情報
DVD-BOX Ⅰ 発売中
DVD-BOX Ⅱ 2008年4月2日 発売
価格:各15,960円(税込)
レンタル同時リリース(Vol.1-4好評レンタル中 4/2~Vol.5-8)
販売:㈱エスピーオー
★公式サイトはこちら>>> http://arigato39.jp/index.html

2008年02月07日

韓国ドラマ「ありがとうございます」の世界

忘れていたぬくもり、感謝する心…そして、素直に流せる熱い涙。
韓国ドラマ【ありがとうございますの世界】

放送作家・中村結美

生きていること、家族と肩を寄せ合って暮らすこと、誰かを守り 守られること、そして「ありがとう」と口にすること…。
当たり前のように享受している、なんでもない日常。
でも、それがどんなに恵まれたことなのか、立ち止まって見つめ直してみませんか?

2月2日からLaLaTVでスタートした、韓国ドラマ【ありがとうございます】は、あなたの日常を見るまなざしを、涙でキレイに洗い流してくれる番組です。

物語は、とある病院から始まります。
外科研修医のギソ(チャン・ヒョク)は、尊敬していた医者の父が患者を死亡させたことから、腕は良くても患者や家族への思いやりがない人間になっていました。
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一方、とある田舎道を豪華なリムジンから降りて、駆けてゆくドレス姿の女性が居ます。
実はこれ、未婚のまま生んだ娘を抱えて生活に追われ、それでも高卒認定試験を受けて頑張るヨンシン(コン・ヒョジン)の夢。現実のヨンシンは、シングルマザーで、幼い頃に両親を亡くし、認知症の祖父(シン・グ)と、8歳の娘ボム(ソ・シネ)を抱えて暮らしています。
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そんな、2人の出会いのきっかけを作るのは、ギソの恋人ジミン(チェ・ガンヒ)でした。
やはり医者である彼女は末期のすい臓がんで、ギソが手術を試みるものの、すでに転移が進みなす術もない状態。ジミンは「最期の望みを叶えたい」とプルン島へ向い、その船上でギソに遺言を託します。
「かつて自分のミスでHIVに感染させた少女が居る。もし私が会えなかったら、代わりに謝って欲しい」と。
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大学病院をクビになったギソは、母親の経営する会社に入り、リゾート開発のため、上司であるソクヒョン(シン・ソンロク)と共に、プルン島に渡ります。その島はソクヒョンの故郷であり、かつて彼が捨てた恋人ヨンシン一家が住んでいました。実はヨンシンの一人娘・ボムこそが、HIVに感染した少女であり、ソクヒョン一家と深く関わりのある子供だったのです。
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プルン島のエリートとして期待されるソクヒョン。そんな彼の過去に汚点を残すヨンシン一家は、島の実力者であるソクヒョンの母(カン・プジャ)から、何かと目の敵にされています。
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しかし、ヨンシンは情にもろく、お人好し。
娘の治療のため懸命に働いた仕事を人に横取りされても、うらみごと一つ言いません。ただ、娘のボムには「もしケガして血が出ても、誰かの手を借りちゃダメ」と厳しく教え込みます。「ボムは天使だからね。天使の血は見せびらかしちゃいけないの…」と。

人にゆずることしか知らないヨンシンと、自分の病気のことを知り、姿を消そうとする天使のようなボム。バカみたいに純真な親子とふれあううち、野心の塊だったソクヒョンも、恋人の死で生きる熱意を失い荒んでいたギソも、次第にやさしさや思いやり、まっすぐに生きる心を取り戻していきます。
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どんなにツライ時も、決して自分を捨てたソクヒョンの悪口をボムに言わなかったヨンシン。
彼女はソクヒョンに言います。「ありがとう、私にボムをくれて。ボムを育てるのって毎日ワクワクして楽しかった。ボムがいなかったらどんなに不幸だったか」。「俺もありがとう。ボムを産んで育ててくれて。パパをいい人だと教えてくれて」。

そしてギソは、次第にヨンシンにひかれ始め、やがてボムや祖父と暮らしたいと思い始めます…。
新しく、家族を作るために…。

『世の中の人が、当たり前に持つ幸せを、何一つ持ってない人。
でも彼女は、ささいなことにも感謝の言葉を口にする。
「コマッスムニダ」 ありがとうございます。
その言葉が、僕の何かを変えはじめた。

生まれてきた娘に、ありがとう。
あなたに出逢えたことに、ありがとう。
その言葉の意味が実感できた時、僕の中に奇跡が起きる。』

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果たして、ギソの中に生まれる奇跡とは、何か?
それは、ドラマを見る、あなたの中に生まれる変化と、きっと同じはず。

いろいろな涙がありますが、自分の心を洗い流す涙が、きっとこのドラマを見るあなた自身にも変化をもたらしてくれるはずです。

自分の果たせなかったおわびを、ギソに託して息を引き取った恋人ジミン。
ジミンの『ごめんなさい』から始まったギソの旅は、彼女の遺言に導かれて、ヨンシンの『ありがとう』へと、たどりつきます。

そして、亡くなった人が残した想い…その世界観は、John-Hoonの歌うエンディング・ソング『閉ざされた空』にも、表現されています。

さあ、あなたも、『ありがとうございますの世界』へ、旅に出ませんか?
きっと、あなたの心の中にも、近頃見失っていた天使が、見つかりますよ。

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【ありがとうございます】
次回は、2月9日(土)、19時から、第2話を放送します。お楽しみに。
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全写真 ©All rights reserved by MBC 2007

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スカパー!韓流祭り イベントレポート

2008年1月20日、スカパー韓流祭り「アンニョンハセヨ2008」が開かれました。

厳しい冷え込みにも関わらず、開場前から恵比寿ガーデンプレイスは、韓流ファンの熱気であふれ、10時15分から第1部がスタート。
まずは、1月26日から放送が始まるLaLa TVのイチオシ番組【ありがとうございます】が上映されました。

2004年に始まり、5年目を迎えた韓流。そのブームは、広く深く浸透し、2007年夏以降には、【ラブ・コメ】【時代劇】を柱とした第二次ブームが、【冬ソナ】を中心とした第一次ブームを超えるという現象が生まれました。
そんな流れを受けた2008年。新たな韓流ドラマの魅力をお伝えするために企画されたのが、スカパー!韓流祭り「アンニョンハセヨ2008」でした。

11時45分からは、KNTVの【彼女がラブハンター She’s a Love Hunter】を上映。
13時すぎには、このドラマの主演であり、ゲストのオ・ジホが舞台に登場しました。
このドラマでのオ・ジホの役柄は、韓国の元祖セクシー・クィーン、オム・ジョンファ演じるヒロインにフラれ、150キロの体重をダイエットし、現在はイケメン・プロゴルファーとして活躍する男性。トークの話題は、その特殊メイクでの苦労話に。3時間かかる特殊メイクの費用が高いため、夏の暑い盛りに一日丸20時間以上も、その扮装で撮影を続けたという苦労話に、会場から感嘆の声が…。その彫刻のような美貌にも関わらず、なかなか人気の出なかったオ・ジホ。しかし、【ファンタスティック・カップル】そして【彼女がラブハンター】のコメディ路線に切り替えてから人気はうなぎ登り。その追い風を受けた、大人の魅力を振りまきながらのトークショーでした。


そして、13時30分からは、おまちかね! LaLa TVのトークショーがスタート。

ステージには、スペシャルゲストであるJohn-Hoonが登場。会場から歓声が上がります。
大人気ドラマ【宮~ラブ・イン・パレス】のユル王子であり、歌手としても2007年は日本で全国コンサートツアーを大成功させた韓流・新世代スター、John-Hoon。葛根湯のCMもオン・エアされ、若い世代からお母さん世代まで、ファンが急増しています。

みなさんご存知の通り、難関ソウル大学に入り、頭の良さは折り紙付き。この日のトークも、ご本人から「日本語で話したい」という申し出があり、司会の古家正亨さんとのやりとりは、日本語でスタートしました。

2月20日発売の4thシングル『サクラTEARS』に合わせて、髪を明るく染めたJohn-Hoonは、まさに【宮】のユルそのもの。「もう若くないんので、どうかな?と思ったけど、新曲に合わせて変えてみました。どうですか?」と照れるJohn-Hoon。会場からは、「かわいい!」「モッチダー(カッコイイ)」の声が。
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「新曲は…さびしい…じゃなくて、アップデンポですが、歌詞がさびしい曲です」と、一生懸命言葉を選びながらしゃべる姿は、好感度大。

そのトークに合わせて、1月に発売された写真集の中から、未発表のカットが映し出されます。
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実はこの日、1月20日はJohn-Hoonの28歳のお誕生日。そこで、LaLa TVでは、ステージにサプライズ誕生パーティーを用意しました。
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John-Hoonがろうそくを吹き消したケーキには、○=2πRの数式が。実はこれ、John-Hoonの座右の銘を描いたもの。
そこで、ご本人にその意味を尋ねると、ここばかりは日本語では難しかったのか、怒濤の韓国語が。
簡単に要約すると、「円周を自分の世界として、直径2Rで割ると、必ず円周率=πになります。πは定数ですが、完全には割り切れない永遠に続く数字です。この世界は不確定だということを現しているのではないかと思います」だとか。何度聞いても難しい、この解釈。しゃべり終えたJohn-Hoonも、思わず「後はよろしく」と、通訳のユン・チュンガンにお願いしていたほどでした。
古家さんのリードで始まった、バースデーソング。客席からも韓国語の歌声が広がり、その様子からも、ここ4年で韓流文化が浸透したことを感じさせてくれます。
「28歳…ほぼ30歳ですが、(通訳さんに確認して)責任感!が必要だと思うので、責任感のある人になりたいです」と誕生日の抱負を語ってくれました。


そして、トークショー後半は再び、ドラマ【ありがとうございます】の世界へ。

古家さんの読む、ミン・ギソのモノローグに合わせて、ドラマのスチール写真で内容を紹介。

恋人をガンで亡くした外科医ギソ。彼はひなびた島で肩寄せ合って生きるシングルマザー、ヨンシンとHIVに感染した少女ボムに出会い、一度は失った愛する心、感謝する気持ちを取り戻していく…、
という物語。

韓国で視聴率20%を記録した涙のドラマ。そのエンディング・ソングとして、John-Hoon自身が作詞した曲、『閉ざされた空』が流れることが決まりました。

John-Hoonによれば、『閉ざされた空』は、死んでからもあの世に行ききれず、彼女を見守り続ける想いを綴った曲。その世界観が、亡くなった恋人への愛を胸に抱きながら、新たに生きる希望や愛を見出していく主人公ギソの想いと重なるのでは…とのこと。

自ら解説した後、せつないバラード『閉ざされた空』を、ホールいっぱいに歌い上げるJohn-Hoon。
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【ありがとうございます】を、これから見る視聴者には、「この作品の世界を楽しんで下さい。僕も日本で歌や演技をしたいです。いつも頑張りますのでよろしく」という、メッセージを語ってくれました。

最後は、古家さんから、チャン・ヒョクの「できちゃった結婚」速報の話題なども軽く紹介して、トークショーは終了。


その後、マスコミ向けの記者会見が行われ、そこでは、オ・ジホ、John-Hoonの2ショットも披露されました。
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John-Hoonからは、「やってみたいドラマは、『のだめカンタービレ』、日本で共演したい人は阿部寛さん。超カッコイイから」という、おちゃめな発言も。
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第2部は、アジアドラマチックTV★So-netの【不良カップル】、KBS WORLDの【アイ・アム・セム】を上映。冒頭ではJohn-Hoonが再び登場して【閉ざされた空】を披露。
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また、2作品の主演俳優リュ・スヨン、ヤン・ドングンから生電話が入り、「行けなくて申し訳ない」という、お詫びのメッセージが紹介されました。


2008年、新たなステージを迎えた、韓流の世界。
LaLa TVはこれからも、確かな目で選りすぐりの韓国ドラマをお届けしていきます。

まずは、2月2日スタート、チャン・ヒョク主演【ありがとうございます】と、
そのエンディング・ソング『閉ざされた空』の世界をお楽しみ下さいね。

放送作家 中村結美
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■「ありがとうございます」2月2日~ 毎週(土)19時 ほか
 番組公式HP  www.lala.tv/programs/thankyou/index.html

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©All rights reserved by MBC 2007

■LaLa TV「ありがとうございます」エンディングソング 
John-Hoon『閉ざされた空』
(1st フルアルバム 「僕たち いつかまた・・・~ETERNITY~」ポニーキャニオン)
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Jonh-Hoon公式HP www.johnhoon.com

2008年01月16日

恋愛時代スペシャルブログ<第15話>

君にだけは、言えなかった秘密…。


ドラマ【恋愛時代・第15話~どうしろって? もう手遅れなのに】

エステで肌を整え、スタジオで写真も撮り、船上披露宴当日を迎えたドンジン。その控え室に「義理は果たした」と顔を出すウノ。しかしこっそり帰るはずが出発時間を間違えて船を降りそこね、披露宴に参列する羽目に。変な気を起こさないかと、代わる代わるウノを見張る、妹のハナ、元レスラーのユリ、そしてジュンピョ。2人きりになった時、未だ出産恐怖症の産婦人科医ジュンピョに、「もう死んだ子のことで自分を責めないで」と頼むウノ。ジュンピョは言う。「ずっと後悔してた。ドンジンに子供じゃなくウノさんのそばに行けと言うべきだった。そう言ってたら2人は別れなかっただろう」と。
それは、ウノの心にずっとわだかまっていた死産の晩のドンジンの行動…。ウノに決して話そうとしなかったドンジンの秘密…。死産し、我が子を失った喪失感にうちひしがれるウノのそばから、「行くところがある」と去ったドンジン。死産の悲しみは過去に出来ても、傷ついた自分から目を背けたドンジンを、どうしても許せなかったウノだったが、その夜ドンジンは、この世を見ることなく死んでいった息子を一晩中抱いていたのだった。ウノはこの時初めて、ドンジンの計り知れないやさしさに気づく。
そして宴たけなわのカラオケ大会。事情を知らない友人に引っ張り出され、「一曲歌え」と言われるウノ。一瞬、顔色の変わる新郎新婦だったが、宴の雰囲気を壊さないためウノは歌い出す。
♪私はあなたにたくさんの話をしたわ。
……いくら話しても分かってくれない気がして。
手当てをしすぎて ますます痛む傷口。
そうするくらいなら 放っておく方がいいのに。
でも どうしても伝えたいこの言葉。
「ありがとう」 あなたのことで なぜ こんなに苦しんだのかしら……♪

涙ながらに歌うウノの脳裏に、あの夜暗い死体安置室で、じっと我が子を抱き続けるドンジンの後ろ姿が浮かんでくる。その背中にウノは歌いかける。「♪遠回りする中で、忘れていた言葉。本当にありがとう」。
ウノが自分の悲しみと喪失感に溺れていた時、死んだ子の、行き場のない想いをじっと胸に抱きしめていたドンジン。それを言わずに居たのは、話を聞けば自分もそばに居たいと願ったはずのウノに、一生忘れられない心の痛みを負わせないための思いやりだった。今、別の女性の夫として微笑む人に、もうどんなにあがいても自分のものにならない人に贈る、ウノの最後の『ありがとう』…。

歌うソン・イェジンと、背中だけで男の大きさ深さを表現したカム・ウソン。それは、8話で「ちょっと書店に行ってくる」とドンジンに突き放され、果てしない虚無に落ちるウノの喪失感と共に、このドラマの白眉とも言える名演技だ。
「あの人にだけは、絶対に明かせない秘密」。それは愛ゆえか、それとも憎しみゆえか…。
しかし、この世にバレない秘密はない。そして、秘密がほどけた時、また2人の運命が動き出す。終わりに向かって…? いや、再び始まるために…。

女3人 + 男1人の 裏コメンタリー「見事な伏線に感動!」

N:さて、いよいよドラマも大詰めになってきました。ついに残すところ、あと2回です! それでね、ちょっとこれを見て欲しいんですが…。
Y:何ですか?
S:あ、今週も引き続き、LaLa TVの番組【恋の処方箋ドラマ・恋愛時代の楽しみ方】【まだ間に合う恋愛時代をキャッチアップ】のディレクター、Yさんが、男性代表として参加してます!
N:そうでした。忘れてました。これです。双葉社の韓国&アジアTVドラマガイド014号『韓流ライターが選ぶ07年ドラマアワード』という特集なんですが…。まず堂々最優秀作品賞ドラマ部門に【ありがとうございます】、名演が主演男優賞を超える素晴らしさということで大賞をチャン・ヒョク。新人女優賞を【恋愛時代】のジホ役、イ・ハナが受賞!そして、脚本賞でも監督賞でも【恋愛時代】がノミネートされており、主演女優賞は逃ししたものの、ソン・イェジンの演技力も評判が良く…『思うに【恋愛時代】は、イェジンがあのカム・ウソンを食っちゃった作品ですね』というコメントが寄せられてます! カム・ウソンファンの私としては、若干異論はありますが…(笑)。
(※ドラマアワードの詳細は「韓国&アジア TVドラマガイド vol.014(双葉社)」をご覧下さい。)
S:【恋愛時代】はもちろんだけど、【ありがとうございます】の評判がすごいわね。このドラマがイチ押しのAさんが聞いたら、泣いて喜ぶはず! どう?LaLaTVの編成、なかなかでしょう?
N:はい、お目が高い。日頃、私たちが「スゴイ、スゴイ」と言ってても、なかなか伝わらないじゃないですか。だから、たまにはこういう相対的な評価もお伝えしようかと思って。念のために言っておくと、助演男優賞・女優賞も【ありがとうございます】のシン・グ、カン・プジャ先生がW受賞してます。子役賞のソ・シネもです。
S:かつての韓流はね、こういう専門家が良いというドラマと視聴者の評価に、ズレがあったと思うの。それが最近はスター俳優が出ていない地味なドラマでも、良いドラマならちゃんと視聴者も評価してくれるようになったのよね。
Y:いいドラマも悪いドラマも入ってくる中で、視聴者の目が肥えてきたんじゃないですかね?
N:だから益々、編成担当者の腕が問われるわけですね。で、LaLaTVの自信作【恋愛時代】。中でもこの15話はクライマックス!これを見逃したら一生後悔するという! 15話と16話は何度見ても泣けます。結構、ドラマの評価にはうるさい私でも!
S:15話の見どころと言えば、何と言っても披露宴でのウノの歌と、ピクルスの瓶でしょう。
N:そうですねぇ。ウノの歌の間に挿入される、ドンジンの子供を抱く姿が何とも言えない。
Y:あえて一切顔を見せず、背中での芝居を要求した監督も、それに応えたカム・ウソンもすごい!
N:それにソン・イェジンの歌。「感情移入しすぎて、歌がうまく歌えなかったから」とソン・イェジン自身がリテイクを出したそうだけど、結局うまく歌えてない場面が使われてますが、泣けます(笑)。
Y:どちらも何とも言えない複雑な感情をうまく表現してるもんなぁ。
N:結婚式から数日経って、酔っぱらったウノがジホに好物のチキンを買ってきて、ピクルスの瓶が開かずついにキレて爆発するシーン。『思いどおりにいかない。どうしろって?開きなさいよ、私に同情してでも。私が憐れじゃない?神様もそうよ、すべてを奪ったんだからこれくらい開けさせて。お母さんも童も全部奪ったわ。どうしろって?もう手遅れなのに。開きなさいよ、このバカ!』って言って、その後投げるでしょ瓶を。
S:これはねぇ、「よくぞ描いてくれた!」という名シーンよね。【恋愛時代】のすごさは、一人芝居にあるの。人は大人になるほど、家族にも親友にも語れない想いを抱え込むでしょう? そんなやり場のない想いを泣いたり怒ったりする時って、たいてい一人の時なのよね。それを色んなものに八つ当たりして、翌日は何事もなかったかのように日常を始めていく…。でも今まで、そういうことをキチンと描いたドラマって、皆無だったと思うのよ、特に韓国ドラマでは。
N:そうそう(激しく同意)! それにね、この15話の開かない瓶に八つ当たりするというワンシーンを生かすために、ものすごく丁寧な伏線を張ってるんですよ! まず1話でウノがトースト食べるだけのシーンを作り、4話でジャムの瓶が開けられないというのを見せてる。そして8話ではミネラルウォーターのボトルを開けられないウノをさりげなく助けてやるドンジンを見せて、そして12話ではジュースのプルトップを開けようとして指を切る場面を入れている。この全てが、単なる伏線ではなくて、例えばプルトップで指を切るシーンなんかは、自殺した教授の妻の話に対応していたりとか、それぞれの回でも重要な感情表現として生きているのがすごいんですよ! この一連の設定は原作にもなくて、まさに脚本の緻密さの勝利という感じ!
Y:あんたもまた、細かいとこ見てるし!
N:はい。この15話を語るために、もう一度1話から全てチェックしました(笑)。それに何人の人が気づくかなぁ。ユリの新しい恋の相手、スーツ姿の男が1話に登場したデブのチョン・ウソンという名前の男だということに! 彼はウノのおかげでダイエットに成功して、ジムでユリに指導を受けたことから、新しい恋に踏み出してるわけですよ。そのあたりも、実に憎いサブストーリーです。
Y:そしてついに16話は、ずっとからんでる、あの紙切れが生きるわけですな。
N:そうそう! 16話は、助演の名脇役に泣かされますよ~! お楽しみに!


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こんにちは。“A”です。

10月からスタートした「恋愛時代」もいよいよクライマックスを迎えました。
第15話と第16話(最終回)は、涙なくしてはみられません。
ぜひハンカチを5枚くらいご用意してご覧下さい。
絶対にお見逃しなく!


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さて、次回「恋愛時代」第15話は、
1/19(土)19:00より放送します!

韓国ドラマ「恋愛時代」ページ →


そして、「恋愛時代」が終った後は・・・・
“女3人 + 男1人の 裏コメンタリー”でも話題に挙がっている
「ありがとうございます」が2/2(土)19:00よりスタートします!

こちらは、第1話からハンカチが5枚くらいは必要なドラマです。
私は本作の編成を決める前に、数日間で一挙に全話視聴をしたのですが、夫から、「げー!お岩さんみたいだ!」と言われるくらい、涙でまぶたがただれて腫れあがってしまいました。
そのくらい、感動で涙が溢れでた作品です。
涙を出しすぎると、こんなに体力を使うんだ!と始めて知りました。
魅力はなんといっても、“相手のことを思いやる優しい心”を描いている点です。
最近こんな優しい気持を描いたドラマって、ないのではないでしょうか?
このドラマを見終わった後、自分はなんてエゴイストなんだと反省せずにはいられませんでした。

ぜひご覧下さい!

韓国ドラマ「ありがとうございます」ページ→

2007年11月09日

「ありがとうございます」ネタバレOK!もりあがろう!

2008年2月放送決定!
「ありがとうございます」ネタはここで、もりあがろう!

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