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韓国ドラマ アーカイブ

2009年03月09日

【映画王の男にまつわる 華麗なるスキャンダル!?】

放送作家・中村結美

いよいよLaLaTVで、華麗なる王朝スキャンダルワールドの放送がスタートしました。
韓国王朝からは、韓国で大ヒットを記録した【王の男】を放送しました。

史上最悪の暴君と言われた李氏朝鮮第十代王・燕山君(ヨンサングン)。愛人、張緑水(チャンノクス)と共に韓国では誰知らぬ者のない、この歴史上の人物を、アッと驚くフィクションで生まれ変わらせたのが、この映画でした。
最初は韓国の映画館でセリフもわからないまま見たにも関わらず、見終えた後のスケールの大きな感動は言葉に尽くしがたいものでした。長い作品にも関わらず一人一人の人物の心情がうまく描かれていて、無駄なシーンが一つもない! でもこの作品、産声を上げるまではなかなかの難産だったのです。

◆1stスキャンダル! 主役は誰に?◆

そもそもこの物語の原作は【爾】という演劇。“爾”とは臣下を高めて呼ぶ時の呼称。つまり王が女のように美しいコンギルを呼ぶ時の名称で、演劇での物語は、王に芸と肉体を捧げ、一番低い賤民の身分から鐘四位の宮廷芸人まで成り上がるコンギルと燕山君との同性愛がメインに描かれていました。しかし映画【王の男】ではコンギルの兄貴分・芸人チャンセンの比重が大きくなり、三角関係のような形で話は進んでいきます。
今でもそうですが、韓国ではまだまだゲイに対しての偏見が強く、そのせいもあったのかどうか、チャンセン役のキャストは難航しました。まず最初に打診されたイ・ジョンジェが断り、続いてチャン・ヒョクで準備が始まったのですが、例の兵役忌避問題が公になり彼は入隊。三人目に声がかかったのが、カム・ウソンだったのです。

そんな経緯を知っていたカム・ウソン。断わるつもりだったのに、あまりにシナリオが面白く、引き受けてしまったのだとか。その後に行われたコンギルのオーディションでは、最終的候補が三人にしぼられ、面接の時にはカム・ウソンも立ち合ったそうです。ところがその中で、一番しぐさやたたずまいが女っぽくなかったのがイ・ジュンギ。なのでカム・ウソンは彼が監督に選ばれた時、ちょっと意外な気がしたとのこと。しかし結果は、映画の大ヒットにより、イ・ジュンギはあっという間にスターダムに駆け上ります。そして、従来の男っぽいアイドル人気から一転、カン・ドンウォンに続き、ユニセックスアイドルのブームを巻き起こすことになるのです。


◆2ndスキャンダル! 綱渡り猛特訓 & ワークショップ の成果は?◆

役者達に与えられた準備期間は2か月。当初監督から「チョルタギ(綱渡り)のシーンは全て吹き替えで」と言われていたらしいのですが、それに「役者として納得できない」と異を唱えたのがカム・ウソン。綱渡りを習得してみせると宣言します。…一回り年上の大先輩が「やる!」と言う以上、イ・ジュンギもチャレンジすることになり、猛特訓が始まりました。他にも太鼓、踊り、仮面劇。さらには演劇の稽古のように、台本にはない場面を即興の芝居で生み出す…というワークショップも重ね、そこから新たな場面が台本につけ加えられました。こうして、役への理解も深め、俳優達の絆も深まったところでクランクインとなったのです。
ちなみに気になる綱渡り猛特訓の成果は、カム・ウソン、イ・ジュンギ共に、クランクインの頃には、低い場所なら見事に綱を渡りきるほどにマスター。本編を良く見てみると、本人が実際に綱を渡っているところ、下に足場を置いて演じているところ、吹き替えで演じているところがよくわかります。ぜひこの機会にじっくりとチェックしてみて下さい。

その傍ら、イ・ジュンギには、「王を惑わす色気を身につけろ」という監督からの厳命が。
そこで、筋肉を落とすダイエットをしつつ、カム・ウソンからのアドバイスで女優の“目の使い方”を盗む特訓をしたそうです。では、メインキャスト唯一の女優であった緑水(ノクス)役のカン・ヨンソンからは何かアドバイスをもらったかというと…。王の愛を奪い合うライバルだったからかどうか、彼女の目の演技は参考にしなかったそうです。まぁ睨んでばかりの役でしたからね。

◆3rdスキャンダル! 映画版では同性愛は払拭?◆

原作の演劇では、物語の焦点になっていた同性愛。しかし来日時の記者会見で、カム・ウソンと燕山君役のチョン・ジニョンが強調していたのは、王はコンギルを「愛していたのではなく執着した」のであり、チャンセンがコンギルに抱いていたのは、「妹に対するような愛」であるということでした。私としては、二人のソウル大学出身知性派俳優から理路整然と「同性愛ではない」と説明されると、「少しは、や~らしい関係性を残しておいて欲しいのに」と不満ではあったのですが(笑)、その解釈の違いが、舞台版とは一味も二味も違う映画版の魅力となっていることも事実。

燕山君と男同士で男を奪い合うのではなく、コンギルを一人の人間として自由にしてやりたいと願う愛を抱く…それがカム・ウソンが描いたチャンセンの役作りでした。よく見てもらうとわかりますが、チャンセンの口元には古い傷痕があります。映画の後半、なぜその傷を負ったかを、囚われたチャンセンが延々と語るシーンが出てきます。実はこれ、事前のワークショップでカム・ウソンが生み出したシーン。つまり、ここでしゃべっているセリフは、カム・ウソンが考えたオリジナルなのです! それをよーく聞くと、チャンセンがなぜ主を失い芸人に身分を落としたのか。一人で自由に生きられるのに、なぜコンギルと一緒に居るのか、二人の深い深い関係がジワッとしみてきます。
字幕付きで改めて観た時、最も胸にしみたのがこのシーンでした。それを生み出したのがカム・ウソン本人だとインタビューで知った時には、彼の俳優としての力量に改めてびっくりしました。ぜひ、噛みしめてご覧下さい。

さて、【王の男】については、まだまだ語りたいことがつきません。
今回は、ひとまずこれまで。
次回は、カム・ウソンとイ・ジュンギにインタビューした時、彼らが聞かせたくれた秘話=スキャンダルを、お届けします!


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写真すべて=提供:中村結美

【春のワルツから生まれた、もう一つのドラマ】

放送作家・中村結美

◆ソ・ドヨンさん出演ドラマについての情報をお知らせします!◆

前回、【春のワルツがくれたプレゼント】というコラムでご紹介した、ソ・ドヨンさん出演のドラマの情報が解禁されました。そこでこの場を借りて発表させていただきます!

2009年4月スタート【テレビでハングル講座】のスキットドラマ『私、マネージャーになります!』です。ドラマ、本編のスタートは5月からですが、4月の挨拶スキットや、番組スタート前のインタビューなどにも、ドヨンさんが出演していますので、4月からしっかりとご覧下さい! いつものスキットとは一味も二味も違った感じになっていると思います!

ちょうど去年の9月頃でした。「2009年度スキットドラマのシナリオを書いてもらえませんか」という依頼が突然舞い込みました。でもドラマのロケを10月の終わりにはスタートさせたいとのこと。1本2分強の短いドラマとはいえ、1ヶ月弱で18本分のドラマを書かなければいけない…というキツイ、スケジュールでした、もちろん他の仕事も並行して走っています。
悩みました。果たして書き上げられるかと。私の本業はドキュメンタリーの作家で、ベースはナレーションのある放送台本を書いています。その中に登場するドキュメンタリードラマの台本を書くこともあり、ドキュメンタリードラマの脚本を書くのは大好きなのですが、ドキュメンタリードラマと一般のドラマではかなり違うのです。いわば別のフィールドに行って仕事をする…といった感じ。

これは…自分の好きなものを書く…ということでなければ、できないだろう、でもうまくノッて書ければ、何とかなるかもしれない…。そこでふと思いついたのが、その前の週に行った韓国で、ソ・ドヨンさんの事務所の社長を通じて紹介された、ダンストロットグループ『トロットナイトキング』でした。
「俳優さんと ダンストロットグループ、随分違うジャンルの仕事をマネージメントするんだなぁ」
と思ったのですが、この時感じたギャップをそのままドラマにしたら面白いのではないか…? と、閃いたのです。

ヒロインの小田ひびきは、LaLa TVで四季シリーズをご覧のみなさんと同じ、韓国ドラマが大好きな女性。派遣の契約が切れて、友達の案内で韓国を旅している。そして大好きなソ・ドヨンさんの事務所を訪ねてみた。…するとたまたま、マネージャー募集の貼り紙が。そこである秘策を講じて、韓国語もできないのに、面接を受けてしまうのです。
面接会場には、ソ・ドヨンさんがいる。何とか受け答えする ひびきですが、アクシデントが! その時彼女は、ある韓国語のセリフを言って、絶体絶命の危機を乗り越えます。それが…。
「アン ボインダグ オムヌンゴ アニヤ (見えなくても ないわけじゃない)」
「カンジョラン サランヘキドチョロム オンジェンガ タシ マンナムニダ (一生懸命お祈りすれば、いつの日か また巡り逢える)」

…もうおわかりですよね? 【春のワルツ】の中のスホと、ウニョンのセリフです。
このセリフのおかげで、ひびきは窮地を脱するのですが、その先には新たなトラブルが待っていて…。
と言った内容。
このドラマ、ソ・ドヨンさんの所属オフィスである、TO BE TO DOの全面協力で撮影しているため、中に登場するのはそのまま彼のオフィスです。そしてもう一人の主役として、同じ事務所に所属しているトロットナイトキングが頑張ってくれています。また、ちょっとした脇役で、社長以下、社員の皆さんも出演してくれています。つまり、ソ・ドヨンファンには、絶対見逃せないドラマなのです。
(先日、ユン・ソクホ監督の結婚式にやってきた日本のソ・ドヨンファンから、「トロットナイトキングのサインもぜひ!」とお願いされ、メンバー4人は初めて日本のファンにサインをしたそうです。彼らのデビュー曲「♪ナビゲーション」のミュージッククリップも日本で流れていたりするので、チェックしてみて下さい。)

ドヨンさんは、インタビューでもこんなふうに答えてくれました。
「ドラマのアイデアがとっても面白いと思いました。それに、韓国ドラマを愛してくれている人達が、言葉も学ぼうと興味を持ってくれる、それに一役買えるのならば、こんなにうれしいことはありません」と。
韓流ドラマのファンのみなさんなら、一度くらいは「私もマネージャーになってみたい!」という妄想を抱いたことがおありだと思います。その妄想をラブコメディの形にしてみたらこんな感じ…? というのが、この【私、マネージャーになります!】です。全編、韓国ドラマファンのツボを刺激するシーンを盛り込んでいます。ドヨンさんの出演は、残念ながら毎回ではありませんが…(何分2分強の短いドラマなので…スミマセン)6か月を通じて、あちこちに出演しているので、お見逃しなく!

そして、LaLa TVで放送の【春のワルツ】11話。ここから、フィリップとチェハの感情がぶつかるヤマ場にさしかかりますね。そして12話に登場するのが、ダニエル・ヘニーがあやまってソ・ドヨンを実際になぐってしまった、あのシーンです。
これで撮影が中断することになるのですが、そのおかげで私は、ロケ地の島で行われた記者会見に参加することができました。そしてそのような出会いの積み重ねが、今回の「テレビでハングル」のスキットドラマ誕生に結びついたのです。そう思うと本当に感慨深い!
ぜひ【春のワルツ】を十二分にたのしんだ上で、4月からのテレビでスキットドラマ【私、マネージャーになります!】をご覧下さい。2倍楽しめるハズですよ!


尚、NHK教育では、ドヨンさんインタビューを下記の日時で放送とのことです!
★4月1日(水)0:00~00:25(3月31日火曜深夜24:00~24:25)
  再放送:4月2日(木)06:00~06:25ほか

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▲この足の長さには、ビックリです!


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▲面接シーン 社長役に注目!【冬のソナタ】のユジンの会社ポラリスの先輩です。


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▲ドヨンさんが、ひびきを激励するシーン。


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▲トロットナイトキングの面々です。

2008年11月28日

【春のワルツが くれたプレゼント】

放送作家・中村結美

◆◆ソ・ドヨンさんとの再会◆◆

2006年春、【春のワルツ】の撮影現場を私は訪ねていました。
それは、ちょうどソ・ドヨンさんが、撮影中のアクシデントで入院、復帰して最初の撮影が始まった日でした。撮影隊と合流したのは、ホテルWの前。チェハがウニョンを連れてホテルに来た場面と、その後、爆弾発言があって会場を飛び出したウニョンがバスに乗り、それをチェハが追いかける…というシーンでした。
周囲から気遣われているソ・ドヨンさんは、頬の腫れこそ引いてはいるものの、まだ左目が充血したまま。時々目薬をさしながらの撮影です。翌々日行われたマスコミの合同取材での発言によれば、この時はまだ、「痛みがあって表情をうまく作れない」状態だったようです。

この取材は、2004年から続けていた、ユン・ソクホ監督の四季シリーズのドラマについてのインタビューを締めくくるためのものでした。あらかじめ「ぜひ、【春のワルツ】のロケ現場をお訪ねしたい」とお願いしていたのが、偶然復帰時期に重なったのです。
取材の準備に当たっては、ユン監督の事務所ユンス・カラーでドラマ制作に参加されていたチョ・ソンウさんに大変お世話になりました。もちろん、この取材の時にも、大変お世話になったのですが…。

実は、このチョさんとのつながりが、おもいもかけないプレゼントを私にくれました。

まだ、詳しくは公表できませんが、私が書いたドラマにソ・ドヨンさんがご出演して下さるよう、尽力してくださったのです。

そして…その撮影に行って来ました。
ソ・ドヨンさんとは、この【春のワルツ】でのロケ、日本で行われたファンミでの取材を経ての、3度目の再会でした。
現場は、正式なドラマに比べればスタッフの人数も少なく、バタバタしていたのですが、ドヨンさんは、セリフも全て事前にカンペキに覚え、スタッフによるリハーサルが終わる前に現場に来て、進んでリハーサルに参加してくれました。ドヨンさんは、カメラ位置を決めるに当たって、スタッフに自分と同じような187センチの身長の人がいないため、代役ではなく自分でなければカメラ位置が決められないことを、よくわかっているんですね。だから積極的にリハに参加してくれていたのです。

また、相手役ではなく、カメラに向かって優しく愛のセリフを語りかける場面では、自分自身で相手役の身長をイメージして目印を決め、相手を見つめる演技がウソにならないよう、少しでも感情が込められるようにと、自主的に練習してくれて、ユン・ソクホ監督が四季シリーズを通じて、ペ・ヨンジュン、ソン・スンホン、そしてソ・ドヨンさんに言い続けてきた、「目に真実を込めて演技をしなさい」
という教えを、彼が今もキチンと守っているのだ…ということを、感じさせてくれました。

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▲チェハのイメージの衣装を着たドヨンさん

実は、今回の役は、ドヨンさんがドヨンさん自身…それも王子様のようなイメージのドヨンさんを演じる…というもの。気恥ずかしい部分がないと言えばウソになると思うのですが、シットコム【止まらない結婚】で、ハジけた演技も経験し、引き出しが増えたのか、現場ではむしろ楽しんで、ドヨン王子を演じているように見受けました。

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▲ロケ現場という設定のシーンで

思えば、四季シリーズのドラマは、私にいろいろなプレゼントをくれました。
韓国との出会い、韓国へ取材に行くきっかけを作ってくれたこと、そしてそれを一冊の本にまとめて出版できたこと。取材を通じての人とのつながりで、今回のようなドラマを作れたこと…。

中でも、この【春のワルツがくれたプレゼント】に、私はとても感謝しています。
もう一度、LaLaTVをご覧の皆さんと一緒に、【春のワルツ】を楽しみながら、四季シリーズと共に歩んできたこの5年間を振り返ってみようと思います。

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▲ドヨンさんが、私の本にメッセージをくれました

2008年10月02日

すべては、ここから始まった…【秋の童話】

放送作家・中村結美

◆◆韓流の原点へ還ろう◆◆


2000年秋、韓国KBSで放送された【秋の童話】は、最高視聴率42%を記録。その瞬間、小さなつむじ風が巻き起こり、やがてアジア全域へと吹き渡っていった。
2008年の現在まで、止むことなく吹き続けている、【韓流】という名の風が…。

この【秋の童話】の記録的なヒットが、ユン・ソクホ監督に「四季をテーマに美しい景色を盛り込んだ恋愛ドラマのシリーズを撮る」というアイデアを閃かせ、続く【冬のソナタ】をNHKが放送したことで、韓流は日本へと上陸、一大ブームを巻き起こしていく。
けれど、【秋の童話】は当初日本では、放送局や放送枠が地味であったため、【冬のソナタ】に比べると、なかなか注目を浴びるチャンスがなかった。中国、タイなどでは、大変な評判で、あのプロゴルファー、タイガー・ウッズのお母さん(タイ人)が、主演俳優の一人、ソン・スンホンに会いたいと息子に頼んだ…という話があるほどの人気だったというのに…。
しかし、全国規模の放送は無くても、【秋の童話】は、口コミによって、一人また一人とファンを広げていく。そして、今も多くの韓流ファンがこう語るまでになった。
『心ゆくまで泣きたい…という時は、【秋の童話】を見ます』と。

◆◆『あどけない』主人公たちの、純粋な涙に…◆◆


では、【秋の童話】の魅力とは何だろうか?
『赤ちゃんの取り違え』という、実際にもあった悲劇。
『兄と妹が、どうしようもなく魅かれあう』という禁断の恋。
『不治の病で苦しむヒロインに献身的に尽くす男たち』の美しい涙。
全ての韓流ドラマの原点である…といっても過言ではないだけに、見どころは数限りない。

…けれどそれ以上に、2008年という現在から、もう一度【秋の童話】を振り返る時、しみじみと心打たれるのは、ムン・グニョン、ソン・ヘギョ、ソン・スンホン、ウォンビンたちの、“あどけなさ”“純粋さ”だ。

少女や少年の面影を、頬や首筋の線に残す彼らは、このドラマがやがて自分達の運命を変えることを、まだ知らない。
自分の演じた役から抜け出せなくなって、苦しむ…ということ。
爆発的な人気で役柄が一人歩きし、いつまでもその役のイメージのまま見られてしまう…ということ。
自分達がスターダムに上りつめる…ということ。
そして、韓国のドラマがアジアを、そして日本を席巻し、全く新しいエンターティンメントの地平を拓いていくということを…。

そして、そんな俳優達の、あどけない姿を見て、私達の心も純粋さを取り戻す。
『韓国ドラマって、こういうものよね』なんてたかをくくったりせず、ただまっすぐにドラマの世界に酔って涙した自分が、あざやかに蘇ってくるのだ。

【秋の童話】のエンディング。
ゆっくりと宙に舞うジュンソは、どこか幸せそうな表情を浮かべ、やがてその記憶の中で時が巻き戻されていく。まるで走馬燈のように。
その時、きっとあなたの中でも、ゆっくりと時が巻き戻っていくはずだ。初めて韓国ドラマにふれた時の、あの新鮮な涙がもう一度頬を伝うはずだ。

その前と後では、あまりにも違う確かな感動。
韓流と出会った、あの瞬間へと…。

2008年09月22日

許すことの美しさ…【四季シリーズ】から【雪の女王】へ

放送作家・中村結美

◆◆秋から始まる 許しのものがたり◆◆


もっとも大切に想う存在を、自分のせいで失ったという良心の呵責から、心に冬を抱えて生きる人たちのものがたり…。それがドラマ【雪の女王】です。
親友ジョンギュを失い名前を変えて生きることにしたテウン、家を出た母を恨み病気の治療のつらさから兄の孤独に気づけなかったボラ、自慢の息子を失ったテウンの母、息子を追い詰めたのが自分だと認めることのできないジョンギュの父…。彼らは、それぞれにつらい8年間を過ごしてきました。そして運命の糸に引き寄せられ、再び相まみえることになるのですが…。

【雪の女王】の後半、物語の重要な鍵となっていくのが「許し」です。

ドック(テウン)は、ついに科学高校の同級生ジヘの口から、ボラが失ったジョンギュの妹であること知ります。
ボラが高校時代、不思議な出会いと別れで関わりをもった少女だった。かつて止めることのできなかった親友の自殺を轍に、ギリギリのところで死から救うことのできた女性だった。ドックにとって一番つらい、母との和解に勇気を与えてくれた女性だった。
それだけでも十分大きな存在で、それゆえに心ひかれ愛してしまった人。その人が失ったジョンギュがかつて、自分に紹介しようとしていた妹だった!
ドックは思ったはずです、「この巡り会いは、ジョンギュが導いたに違いない!」
その歓びと感動から、気持ちを抑えきれず、一度はボラを抱きしめる…。

しかし、ボラの心を凍らせた冬が、兄の死にまつわる父との確執であることを思い返せば、ドックの心の葛藤は大きくなります。「自分とジョンギュの関係をボラが知ったら、さらに彼女を泣かせるのではないか?」と。

【雪の女王】は、ここからがドラマの核心とも言える展開になっていきます。
「心に抱えた冬」=「それぞれの罪の意識」は、許しを得ることでしか、春を迎えられません。しかしそのためには、互いにもっともつらい傷を乗り越えて、憎む相手を許さなければならないからです。

「許すこと」は難しい。
なぜなら、多くの人は「許さないこと」「妥協しないこと」を自分のプライドや信条として生きているものだから。
心にぎゅっと、力を込めて、人は人を「許さない」と誓う。その緊張を強いることで、自分自身にムチを入れる。そのカチコチに凍り付いた心をほぐすのは、決してたやすいことではありません。

【雪の女王】の登場人物たちは、次第に気づいていきます。
自分が「許せない」と想っている存在が、実は自分自身だったということを。
誰かを許すことが、自分が許されることなのだ…ということを。

さて、ここで思い出してみて下さい。
【雪の女王】は四季シリーズの5番目の物語。ではシリーズの最初を飾った物語は…?

そう、【秋の童話】です。
【秋の童話】で、誰からも許されない愛に、耐えに耐えるジュンソとウンソは、自分がもっともつらい時に、相手に対してこう言います。
『汝を許す』と。

実は【四季シリーズ】は、この『許し』が、一貫したテーマとなっています。
そして、【雪の女王】を、5番目の【四季シリーズ】と位置づけた時、この物語が驚くほど【秋の童話】に似ていることにお気づきになりませんか?
【春のワルツ】がエンディングならば、【雪の女王】は、“ダ・カーポ(初めに返れ)”なのです。

さて、ここからはちょっとネタバレです!

やがて、病に倒れるボラ。そんなボラを献身的に看病するテウン。「明日は何をしよう」と語り合う二人。そして海辺に行き、最後の一日を灯台のある突堤で過ごすのです。
ほら…【秋の童話】と同じでしょう?

でも、注目して欲しいのは、第13話、想い出の遊園地でのテウンとボラの再会です。
この時、テウンは言います。
「今日、お前の手を握ったら、二度と離せない。おまえはきっと苦しむ。それでもいいか?」

実は全く同じセリフが【秋の童話】にも出てきます。
別れの握手を求めるウンソに、ジュンソが言うセリフ「今この手を握ったら二度と離せなくなる」。
実はこのセリフの後にウンソが言うセリフこそが、「汝を許す」なのです!

これが【秋の童話】の何話に出てくるかは、ぜひこれから放送する【秋の童話】をご覧になって確認してみて下さい!

実は、私が一番好きなのは、別れを決意したボラが、最後のプレゼントにテウンに与えるキスでした。
ボラは言います「ハン・ドック、あなたは自由よ」。
それは、お姫様が魔女の呪いにかけられた王子様を元の姿に戻す、魔法のキスです。このキスでドックは、長い長い8年の罪からようやく解き放たれます…。

そして、最終話。
残されたテウンは、【秋の童話】のジュンソのように、【ごめん、愛してる】のウンチェのように、ラップランドへ旅立ちます。その旅で彼がどうするか…何度か不安な暗示が出てきますが、そこから先の展開が、【秋の童話】のもう一つのエンディングのように感じるのは私だけでしょうか?

こうして、5番目の【四季シリーズ】、【雪の女王】を経て、愛の物語はふたたび、最初に還っていくのです。


◆◆P.S◆◆
実は、まだまだ【雪の女王】と【四季シリーズ】には関連があります。
初雪の日、目をつぶって願い事をするボラにキスしてしまうドック。驚いたボラの目がまん丸に見開かれていたり…、勝利ジムの面々とボラが遊びに行くスキー場が竜平スキー場で、ラップランドだとドックがボラを連れていく雪原に今にも雪玉が転がってきそうだったり…(【冬のソナタ】)。
ボラを後ろから抱きしめて自殺を止めることで始まった二人の関係が、「私のカイはあなたよ」とボラがドックを抱きしめることで両想いになり、最終話のボラの命を引き留めるように突堤で抱きしめるドックの姿でしめくくられたり…(【秋の童話】【春のワルツ】)。
ドックがスズランの花を見つけられず、その不安が現実になるようにボラの具合が悪くなる時、座り込んでるベンチのある公園が鳥山公園だったり…(【夏の香り】)。
ゴヌとボラの行ったイタリアン・レストランが、グリーン・ミュージックのオフィスだったり…(【春のワルツ】)。
皆さんもぜひ、探してみて下さい!


2008年09月03日

韓流シネマ・フェスティバル2008ラブ&ヒューマン

9月27日から、いよいよ<韓流シネマ・フェスティバル2008ラブ&ヒューマン>が開催されます~
上映作品のラインナップを見てビックリしてしまいましたが、今回はヒット作、話題作、豪華キャストの作品がずらりと揃い、さらにパワーアップしていますよね。
2008年に公開されたばかりの最新作もあるので「まさか、こんなに早く日本で見られるなんて」と喜んでいる人も多いでしょう。

 若手イケメン好きの私としては、チャン・グンソク出演の『楽しき人生』、ナムグン・ミン出演の『ビューティフル・サンデー』、ユン・ゲサンと今とても注目しているシン・ソンロクが恋愛バトルを繰り広げる『6年目も恋愛中』あたりが気になっていますが、男性の皆さんにとってもソン・イェジン、キム・ハヌル、チョン・ジヒョン、キム・テヒ……といった韓国を代表する女優たちが出演する作品が目白押しなので見逃せません!!
 また、ホ・ジノ監督の『ハピネス』、クァク・キョンテク監督の『愛 サラン』など有名監督の作品も映画ファンにはたまらないでしょう。
 もちろんアン・ソンギ、ソン・ガンホ、ソル・ギョングら韓国映画界を代表する俳優の作品ももれなくラインナップされ、まさに今回の韓フェスはどれを見ても外れナシといった感じです。

そんな中でも私が特に楽しみにしている作品ベスト3~
1位 「私の恋」
今回の韓フェスのテーマ<ラブ&ヒューマン>にピッタリの作品。平凡だけど、ほんわかと温かい気持ちにさせてくれる5つの恋の物語、ということで秋にもピッタリです。カム・ウソン、チェ・ガンヒ、チョン・イルといった豪華かつ多彩なキャストも魅力的。そしてなんと言ってもオム・テウンがFree Hugs活動家に扮し、ロンゲ&ヒゲ面&上半身裸で登場するので、これは見ないわけにはいきません(笑)

2位 「セックス・イズ・ゼロ2」
イケメン俳優が出ていないせいなのか? 皆さんから寄せられる期待値が少し低めかなと思われる作品ですが、韓国では観客動員数200万人を突破した大ヒット作です。予告編や広報用のスチール写真がセクシーすぎて審議に何度もひっかかった、といういわくつきの作品でもあります。前作「セックス・イズ・ゼロ」よりもさらに個性的なキャラクターが登場し、よりセクシーで笑えるそうなので期待しちゃいましょう。

3位 「俺たちの街」
オ・マンソク、イ・ソンギュン、といった、今もっとも注目を集める個性派俳優と、21歳の天才リュ・ドックファンが共演するだけでも見る価値アリ。ストーリーも斬新で、殺人事件の犯人は最初からわかっていて、猟奇的な2人の殺人者とひとりの刑事が徐々に絡みあってゆく心理サスペンスということです。アクションや推理ものとは一味違った作品らしいので、期待度大、大です。

ところで、9月3日から<韓フェス・愛・コメントキャンペーン>が行われているのはご存じでしょうか?

皆さんが期待する作品や出演スターに対して愛あるコメントでエールを送るというキャンペーンです。韓国往復チケットなど豪華賞品のプレゼントもありますので、ぜひ皆さんもご参加ください~

http://www.cinemart.co.jp/han-fes2008/


尚、このキャンペーンには過去に韓フェスで上映された作品も対象になっています。
<韓フェス2008春>で上映された作品も続々DVD化がなされていますので要チェックですよ!!
http://www.cinemart.co.jp/han-fes2008/movie/

中でも私がお勧めするのは
「最強ロマンス」と「家族の誕生」の2本

「最強ロマンス」は、あの、あの麗しいイ・ドンウクが主演。『マイ・ガール』でブレイクした後、御曹司のイメージを脱ぎ捨てるために、ホラー映画に挑戦したり、たゆまぬ変身を試みている彼が、本作ではアクション&コメディに挑戦しています。シャープでかっこいいアクションはもちろん、共演者ヒョンヨンのモノマネをしちゃうシーンは必見ですよ。おでんのクシが恋のきっかけになるエピソードも爆笑モノです。
%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9_small.jpg「最強ロマンス」9/3リリース

一方、「家族の誕生」は、実力派俳優が勢ぞろいしているだけあって、地味なストーリーなのに、くすっと笑えて、じわっと泣けて、終わった後には「いい映画を見たな~」と、しんみり余韻に浸れるステキな映画です。冒頭でオム・テウンが結婚したと言ってコ・ドゥシムを連れてきたときはのけぞりましたが…(爆)スパイスの利いたエンディングもGoodでした。
%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%81%AE%E8%AA%95%E7%94%9FS_small.jpg「家族の誕生」9/3リリース

By 安部裕子(じ~にょ)

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他にも<韓フェス2008春>上映作品のDVDがリリース!

%E3%81%BE%E3%81%B6%E3%81%97%E3%81%84%E6%97%A5%E3%81%AB%E3%82%BB%E3%83%AB_small.jpg「まぶしい日に」10/3リリース


%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%96%EF%BC%B3%E8%BB%BD_small.jpg「ハーブ」10/3リリース

2008年08月25日

5番目の四季シリーズ!?【雪の女王】見どころガイド

放送作家・中村結美

◆◆四季シリーズと比較すると、新しい魅力が見えてくる!!◆◆

LaLaTVで、現在好評放送中の【雪の女王】。
アンデルセンの童話が結びつけた、心に冬を持つ二人の物語、お楽しみいただいていますか?
ところでこの【雪の女王】、実は10月から随時放送が決定している韓流ドラマの原点・四季シリーズと、とても関係の深い作品だってこと、ご存知でしたか?

まずは、ドラマの制作に名を連ねるのが四季シリーズのユン・ソクホ監督であり、脚本家は【冬のソナタ】のコンビ、キム・ウニ&ユン・ウンギョン。そして、監督のイ・ヒョンミンは、【冬のソナタ】【秋の童話】で共同演出を手がけ(つまり実際はユン監督と2枚看板だったということですね)、【サンドゥ、学校へ行こう】【ごめん、愛してる】を監督しています。
もちろん、それだけじゃありません。ドラマの要となってくるさまざまなアイテムが、実は四季シリーズととっても関連が深いのです。【雪の女王】を初めてご覧になる方も、リピーターとしてご覧になる方も、そんな情報を知りながら見れば、きっと新たな面白さを発見できるはず!

そこで、四季シリーズとの関連に注目しながら、【雪の女王】の見どころをご紹介しましょう。


◆◆ハン・テウンは、もう一人のカン・ジュンサン?◆◆

さて、【冬のソナタ】から韓国ドラマを見始めた…という方、たくさんいらっしゃると思います。かくいう私もそうでした。その第1話を思い出してみて下さい。転校生チュンサンは「数学オリンピアード」にも参加した、科学高校の優等生というふれこみでした。その天才ぶりを丁寧に描いたのが、第一話のテウンの姿なのです!
思春期の女子にとって、難しい数学の問題をスラスラと解く男子…というのは、文句なく憧れの存在でした。やや天然キャラでありますが、それを具現化した数学王子として、テウンはその天才ぶりを発揮しています。

毎回1度は登場する、テウンの天才ぶりを示すシーンも、【雪の女王】の見どころの一つ。
第1話では、サッカーワールドカップの2002年の韓国の成績について解いてみせます。数学の全くできない私には、チンプンカンプンなのですが、来日したヒョンビンにインタビューしたところ、彼はこの黒板に書いた公式を『レース編みの編み目を覚えるように』丸暗記したと言ってました。但し、証明をクラスメートの前で発表するシーンは、『そこは音楽を入れるので口だけ動いていればいいから…、と監督に言われたので、ずっと九九をしゃべっていたんです』とのこと。韓国語の九九がわかる人なら、画面をじっと見てみると、ヒョンビンがどこの段をしゃべっているか、わかるかもしれませんね。
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実は、ヒョンビン自身もテウンと同じように、ささやかな幸せを大切にするタイプらしく、「今後の夢は?」と聞いた時、「家族と幸せに暮らすこと」という俳優とは思えない平凡な答えが返ってきて、驚いた記憶があります。そう、素顔のヒョンビンはとても地味な印象でした。強烈なカラーを感じさせるタイプではなかったのです。でも、だからこそ一作毎に違う役を作り上げていく、努力と集中力のコントロールが並はずれているのだろうな…ということも想像できました。ボクサーの役を演じるため、厳しい食事制限と骨折するほど練習を重ねて絞り上げた体の見事さにも、それは現れています。1.2話は、サービスカットにお着替えのシーンも入っていますが、相手役のソン・ユリによると、一番絞り上げたのは10話の試合のシーンだとか。この場面のために夕食抜きで体を作っていたそうです。

◆◆四季シリーズでおなじみのアイテム、あなたはどれにひかれる?◆◆

【秋の童話】ファンのための見どころポイントは、テウンがまだ名前も知らないおチビちゃん、中学一年生のボラと遊園地で待ち合わせしたシーン。雨が降る中、病院から抜けだしパジャマの上にコートを羽織ったボラがさしていたのは…、黄色い傘。
黄色い傘と言えば、【秋の童話】で、ジュンソがウンソと再会する、アバイ村のフェリーの上で、ウンソがさしていた傘の色!! あの時二人は、フェリーですれ違ってしまいますが、【雪の女王】では、バスの窓が雨で曇っていたため、親友の死にショックを受けていたテウンは、外を見ることなく通り過ぎ、約束をすっぽかすことになってしまうのです。ちなみに、このバスの色も黄色でした。

◆◆ボラの病気が悪化したのは、遊園地が遠かったから??◆◆

ところで、ドラマガイドでも紹介されていない、この遊園地がどこにあるかご存知ですか?
なんと釜山から車で2時間のところにある、慶州ワールドなのです! ボラが入院していたボバス記念病院はソウル近郊にあった…ということですから、その移動距離は…ソウル~釜山を飛行機で飛んで、車で飛ばしたとしても、4~5時間はかかったはず。そりゃあ病気も悪化しますよ! 残念ながら二人が待ち合わせた入口の部分は、リニューアルされてしまったということですが、金属の柵やゲートなどにかつての面影が残っています。もちろん、二人が乗った飛行機や、観覧車も残っています。ソウルから簡単に行くことはできませんが、釜山から慶州に立ち寄った時にでも、訪ねてみてはいかがでしょうか?
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さらに【夏の香り】ファンには、花言葉に込めてテウンがボラへ贈った優しい言葉に、胸がキュンとなるはず。【夏の香り】では、ヘウォンがミヌに花言葉を教えますが、実は当初の設定では、フラワーコーディネーターはミヌの職業になるはずでした。そうなれば、花言葉は男性が女性に教えていたはずで、それが【雪の女王】にそのまま活かされ、スズランの花言葉「きっと幸せになる」を伝えているようにも見えます。

そして、【春のワルツ】ファンは、2話の終わりで自殺しようと崖に向かうボラを、テウンが後ろから抱きしめて止めるシーンにご注目! この男性が女性を後ろから抱きしめるというシーン、【春のワルツ】に度々登場します。「せつなさのあふれる愛情表現として」ユン監督が多用したこの演出。四季シリーズの最初を飾った【秋の童話】では、兄ジュンソを見つけたウンソが、走ってきて後ろから抱きしめる…という、女性が男性を抱きしめる形で登場していますが、【春のワルツ】および【雪の女王】では、その逆のパターンになっているわけですね。

実はこの抱きしめ方、韓国恋愛ドラマで最初に印象的に登場するのは、【宮~ラブ・イン・パレス~】でした。シンが初めてチェギョンに思いをぶつける場面で、後ろから彼女を抱きしめているのです。
187センチもあるチュ・ジフンが168センチのユン・ウネを抱きしめる身長差が、とても美しいシーンになってましたよね。
【春のワルツ】のユン・ジェハ役、パク・ウニョン役が、なかなか決まらずキャスティングが二転三転した結果、新人コンビに決まったという話は有名ですが、一時期ユン監督がジェハにチュ・ジフンを考えていたこともあったようです。そんな流れで【宮】を見るうち、潜在意識にあの後ろからのハグが刷り込まれたのでは? な~んて勝手な想像をしてみたのですが、皆さんはどう思いますか?
そして、【春のワルツ】がオーストリア・ロケに向かう直前、ウニョン役を降板したのはソン・ユリでした。その穴埋めもあって、ユンス・カラー(ユン監督の会社)制作のこのドラマのヒロインを演じることになったのかもしれません。

そんなアレコレを考えながら、ぜひもう一度【雪の女王】をご覧になってみて下さい。
また新しい発見や、感動のツボが見つかるはずです。

そして、他にも四季シリーズとの共通アイテムを見つけたら、ぜひ教えて下さいね! お待ちしています!

2008年03月26日

【ありがとうございます】主演チャン・ヒョクが語る~珠玉のドラマ、とっておき秘話~

                                     放送作家 中村結美

◆韓国で大ヒットしたドラマ【ありがとうございます】とは…?◆


「生きる」ために、誰もが毎日少しずつ人とはりあって暮らしています。
自分が前に出るためには、人を押しのけるのも仕方ない…いつしかそんな生き方が当たり前になっていく日々。後輩や子供達に、「要領良さ」を求める日常。
でもふと、そんな自分を虚しく感じる瞬間はありませんか…?

韓国ドラマ【ありがとうございます】は、あまりにもお人好しで、人に譲ることしか知らない家族と出会った医者ミン・ギソが、人間らしい心を取り戻していく物語です。
シングルマザーのヨンシンが抱えているのは、医者のミスでエイズに感染してしまった娘ボム、そして認知症のおじいさん。
ドラマとしては重すぎるテーマを、地味な主人公達で描きながらも、【ありがとうございます】は、
最高視聴率24.7%を獲得。韓国放送作家協会ドラマ部門韓国放送作家賞、2007年MBC演技大賞の部門賞を数々受賞するなど、高い評価を受けました。
そして主演のチャン・ヒョクは、このドラマのヒットで兵役による2年間の空白を埋め、俳優としての新境地を披露、見事復帰を遂げることができたのでした。
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『【ありがとうございます】を放送してくれて、ありがとうございます!』
…という声も、LaLaTVでの放送スタート以来、続々と寄せられています。
そんな日本での熱い反応に応えるべく! 主演のチャン・ヒョクが日本にやってきました!
そこで今回は、チャン・ヒョク自身の語る、ドラマ【ありがとうございます】の世界をお届けします。

◆【ありがとうございます】とチャン・ヒョクの出会い◆

3月7日、【ありがとうございます】のLaLaTVでの放送とDVD発売を記念したイベント出演のためチャン・ヒョクが来日!イベント前日に行ったLaLa TV単独インタビュー及び、イベントで彼が語った言葉を、みなさんにご紹介します。
なお、インタビューの模様は、5月にLaLa TV「Café de LaLa」内で放送されるので、お楽しみに。
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まず最初に聞いたのは、彼自身とドラマ【ありがとうございます】の出会いについてでした。

2年間の兵役、それは21歳から8年間俳優を続けてきたチャン・ヒョクにとっては、大きなブランクだったと言います。
「除隊後は『撮影現場に戻りたい…』という強い思いがありました。『とにかく撮影現場に戻りたい!』という強い願いを持っていたんです。そんな状況で出会ったのが、このドラマのシノプシスでした。まずストーリーに強くひかれました。そしてミン・ギソというキャラクターは、あたりまえの生活からはみだしてしまった人物ですよね。それがささやかな幸せを大切にしているヨンシン一家との出会い、人間らしさを取り戻していく。私は、まずギソをどれくらいはみだした存在として表現するか、そこに興味を持ちました。そして彼がどのようなプロセスを経て、あたたかい感情を抱くようになるか、どのように人間関係を結んでいくか…に魅力を感じました。そして、演じるに当たっては、どうすればうまく表現できるかな…?と常に考えていたんですが、その結果出来上がった演技に、視聴者の皆さんも共感を抱いてくれたのではないかと思います。そして、私自身が軍隊というあたりまえの生活とはかけ離れた所に居たわけですよね。そこから戻ってきた…という状況にもミン・ギソと重なる部分があったと思います」

実は、イ・ジェドン監督と脚本家のイ・ギョンヒは、「心の奥で人との関係を取り戻したい」と願っているギソの姿が、「現場に戻りたい」と焦がれていたチャン・ヒョク自身に重なるように見えたのだそうです。

◆俳優チャン・ヒョクのあゆみ~デビュー・兵役・そして復帰へ◆


チャン・ヒョクは、1997年にドラマ【モデル】の、ソ・ジソプの同僚モデル役でデビュー。その後も【日射しに向かって】【学校】など出演作を重ねて行きます。印象的だったのは1999年に大ヒットしたGODのミュージックビデオ【母へ】への出演でした。そのストーリーは…~~貧しい暮らしの中、朝から晩まで働く母は、いつも息子への食事にラーメンを出していました。高校生になった息子は、キムチとごはんだけの弁当を笑った優等生を殴り、母親は学校に呼び出されます。平身低頭する母。息子はそんな母を情け無く感じますが、心の中では尊敬していたのです。しかし、ようやく親子が小さな食堂を構えたその時、母は過労からあまりにあっけなくこの世を去ってしまう…というもの~~このMVで、反抗的ながら心は温かい青年を演じたチャン・ヒョクは、MVのイメージにややコミカルな持ち味も加えて、2001年の映画【火山高】で謎のパワーを秘めた高校生を演じ、一躍スターダムに駆け上がります。そして【僕の彼女を紹介します】は、日本でもヒットを記録。ドラマも続々と放送され期待の高まっていた矢先、兵役不正問題の発覚で入隊を余儀なくされたのでした。

まさに、これから…という時の空白の2年。そこから戻ってきたチャン・ヒョクにとって、ドラマ【ありがとうございます】には、どんな意味があったのでしょうか?
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「演技がずっとできない2年間という期間があって、現場に復帰できる日を指折り数えてる日がありました。このドラマの撮影に入って最善を尽くして…心残りなところもありますが、この作品を楽しんでやりきれた…という思いがあったので、終わった後は清々しい充実感のようなものを感じました。このドラマは視聴率も、批評家からの評判も良かったのですが、そういう結果がついてこなくても、そこに臨んだ俳優やスタッフにとっては、いい作品をいい状況で作ることが出来れば、最高の作品になりうるんです。このドラマを作る時間を通して、何かを表現しきれたという…そちらの方の充足感が強かったです。自分の中の飢餓感が満たされたこと。それがこのドラマを通しての一番大きな変化です」。

そして、チャン・ヒョクは、腕の良い外科医を演じるに当たって、万全の準備をして撮影に臨みました。
「友達に医者が居たので、事前に色んなことを勉強しました。手術をする際にどういう器具を使うか、
またメスの持ち方、さばき方。手術室に入るまで、どんな手続きをするのか…などです。また患者に病気が発生したとき、医者がどうやってその病気の原因をつきとめ、治していくのか~というプロセスも、理解するようつとめました。でも最も重点を置いた部分は、実際の医者は患者とどういう向き合い方をするのか? どういう人間関係を築いていくのか? …ということです」。

激しく血が飛び散る場面なども出てくる治療シーンですが、使われていたのは劇用の血液だったので、特に抵抗はなかったとか。ここまで徹底した役作りをしたとあっては、簡単な応急処置くらいならやってもらえそうですよね。

◆ドラマ「ありがとうございます」で奏でた共演者とのアンサンブル◆


映画【僕の彼女を紹介します】で、ヒロインのチョン・ジヒョンにばかり注目が集まった時、「不満はありませんか?」とマスコミに問われたチャン・ヒョクは、「どちらが目立つか…ではなく、作品はアンサンブルが重要だと思います」と答えたと言います。では、【ありがとうございます】の現場では、共演者達とどんな関係を築いたのでしょうか。
「私が演技に対して考えているのは、いかに共演者とアンサンブルを築き、そのハーモニーを視聴者に伝えていくか…ということなんですね。【ありがとうございます】の共演者のみなさんからは、さまざまなアクションをもらったので、それを受けて私のリアクションも豊かになり、そんなやりとりが良いハーモニーになったのではないかと思います。今回の撮影は、島が舞台だったので、夕方5時になると島から出る船がなくなってしまうんです。リゾートホテルに泊まっていたのですが、僕の持ち込んだDVDをみんなで観たり、いろいろなことを話し合ったり、コミュニケーションを取る時間が非常に多くありました。それがとても贅沢でした」。

さらに、共演者についても…。
「コン・ヒョジンさんは、まるでそこに暮らしているかのように、こまやかな生活表現を自然に出来る方です。そのナチュラルさから学ぶところが多かったですね。ソ・シネちゃんは、あの年代の子供とは思えない、とても大人びた考えを持った少女なんです。撮影の時にも何度も驚かされました。子役というのは、大人よりも子供ならではの集中力を誰もが持っていますが、それに加えて普通の子役が持ち得ないテクニック…例えばカメラワークに合わせた芝居をすることとか、編集によってどんな仕上がりになるかイメージすることなども、わかっているんです。これから成長してどんな俳優になるんだろう。無限の可能性を秘めているな…と感じました」と、語ってくれました。
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そして、ミュージカル俳優としての活躍が多く、映像での芝居に慣れていなかったシン・ソンロクからは、現場でいろいろな質問を受けたので、映像での視線の処理などをアドバイスしたり、休憩時間には昼に食べたものの話など、たわいもない会話で盛り上がっていたのだそうです。
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◆ドラマ【ありがとうございます】で感じた≪歓び≫◆

このドラマで、チャン・ヒョク演じるミン・ギソは、尊敬していた医者である父が、ある信念のもと患者を安楽死させた結果、医師免許を奪われ母親から離婚されるという惨めな人生を迎えたのを見て、人の誠意や真心に背を向け心を閉ざしてしまいます。
しかし、嵐の夜、防空壕跡に閉じこめられた子供達を助けようとした、愛する人ヨンシンが重傷を負い、その処置をする際、バカにしていた父に助けを求めるのです。
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嵐の中、ヨンシンはまず、エイズにかかっているため、ケガをすれば大事になるおそれのある娘ボムを助けようとします。しかしボムは小さい頃からの母の教えに従い、「友達から助けてあげて」と言って譲りません。その結果、負った重傷。しかし島の人達は輸血用の血液を提供してくれず、次第に容体が悪化するヨンシン。万策尽きたギソは父にアドバイスを求めて電話をします。すると、父は経験に基づいた処置を伝え、息子を励ますのです。その時、ギソは電話口でこう口にします。
「ありがとう」と。
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それは、心根はやさしいのに、ボムとヨンシン親子に対しても、憎まれ口ばかり叩いていたギソが、ようやく口にした、初めての感謝のことばでした。
そして…、長年わだかまっていた父にようやく言えた一言、「ありがとう」が、ギソの凍てついた心を溶かし、彼はようやく愛に素直に向き合うようになるのです。実は…全編の中でギソが「ありがとう」と口にするのは、この場面ともう一回だけなのですが、そのことについてチャン・ヒョクが語ったのは、
「印象に残っているセリフは?」という質問を問いかけた時でした。

「13話の終わりで、ギソはヨンシンにこう言います。
『入れてよ、ボムとヨンシンとおじいさんの輪に。家族になりたいんだ、俺も…』
ミン・ギソという人物は、感謝の心を持っていても、素直に『ありがとう』と口に出来ない男なんです。だからこそ、ヨンシンに告げた『家族になりたい』という表現は、彼なりの愛の告白であり、『ありがとうございます』という気持ちの表れではないかと思います」。
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背を向けていた父を許し、『ありがとう』と言えた時、家族がバラバラになり恋人を亡くしたギソの、止まった時間が動き出します。その結果、自分に奇跡を起こしてくれたヨンシン親子に、感謝の気持ちを伝えるため、この言葉を口にするのです。


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「元々このドラマには、【私たちがいた】というタイトルが付けられていたんです。その意味は、【私たちが共にいた時間】つまり『一緒にいてくれて、ありがとう』ということなんですね。結果的に、その【ありがとう】の部分がタイトルになりました。
『ありがとうございます』という言葉は、意外に相手に伝えるのが難しい言葉だと思うんですね。様々な人と出会い、関わり合う中で『心を開くこと』は、そんなに簡単なことではありません。それを乗り越えて、心を開いて交流を重ねて、その結果として口にするのが『ありがとうございます』という言葉だと思います。私にとっての『ありがとうごいます』は、やはり周囲に居る方々と一緒に何かを共有したり、共に過ごした時間に対する感謝の気持ちだったり、配慮する心じゃないかと思います」。

◆ドラマが現実になった奇跡! 『家族になりたい』◆

イベントでは、こんな質問が…。
「最近、『ありがとう』と心から感謝したことは?」
すると…、
「ありますよ。私には、新しい家族ができたんです。その家族に心から感謝しています」。
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2008年になって早々、チャン・ヒョクは結婚を発表。そしてこの2月には男の子が誕生したばかりなのです。この言葉を発したときのチャン・ヒョクの幸せそうな顔!

『家族になりたいんだ!』
このセリフは、ドラマの中のギソに奇跡を起こしただけでなく、演じたチャン・ヒョク自身にも奇跡を起こしたのです。そして、このコメントで日本のファンに結婚、長男誕生報告を果たしたチャン・ヒョク。会場からは祝福の温かい拍手が巻き起こりました。

◆オフトーク、素顔はまだまだ少年? ブルース・リーのフィギュアに茫然!◆

実はこの日のインタビューの冒頭で、チャン・ヒョクがコレクションしているというブルース・リーの6分の1スケールのフィギュアをプレゼントしたのです! どんな表情を見せてくれるかと思ったら…意外にアッサリと受け取り…インタビューは始まったのですが…!
あとでスタッフに聞いたところ、実はこの6分の1スケールのフィギュア、3種類あり、「燃えよドラゴン」 の黒い中国服、「死亡遊戯」の黄色いスーツのものは、すでに自分自身で買って手に入れていて、欲しくて欲しくてたまらなかったのが、今回LaLaTVが贈った、「ドラゴン怒りの鉄拳」の白い上着のフィギュア。そのため、もらった瞬間チャン・ヒョクは、「どうして僕がこれを欲しがっているのがわかったんだろう?」ということが頭を駆けめぐり、茫然としたまま上の空で、「ありがとうございます」と答えていたのだとか。控え室に戻ってからは手放しで喜んでいたとか。その少年のようなリアクションは、見られませんでした。うーん、残念!

実は、チャン・ヒョクにインタビューするのは、去年『韓流ロマンチックフェスティバル』で来日した時に続いて二度目でしたが、前回に引き続き今回も、真面目に、ひとつひとつ丁寧に考えて答える静謐な姿がとても印象的でした。
そう…映画やスクリーンでおなじみの反抗的なキャラは、彼の演技力によるたまもの。素顔の彼はとても大人っぽく、静かな人なのです。
チャン・ヒョクが、ブルース・リーに傾倒し、彼が作りだした武術ジークンドーを何年も続けていることはよく知られています。実はこの武術、ケンカがメチャクチャ強かった…というリーが編み出しただけあって、実戦に応用できるよう、武術でありながら型が殆ど無く、修練する者は自ら型を作りだし、状況に応じて無限に組み合わせることで技を深めていく…という独創的な武術です。その反面、ワシントン大学哲学科に学び、禅の精神についても掘り下げていたリーの教えを生かし、哲学的な教えにも満ちているのです。
そこで、最後にこう問いかけてみました。内省的で哲学的なのは、武道の影響ですか? それともこれまで演じてきた役によって培われたものですか? …と。

すると…。
「おそらくは2つとも私に影響を与えたと思います。
日常、人はどういう選択をし、その結果どんな経験をするかで変わっていきますよね。その積み重ねによって、人は成長していくものだと思うんですが、ドラマの中でキャラクターを演じることで、私自身も間接的にその人生を経験します、そこから得るものが大きいということがまず1つ上げられると思います。もう1つは、ジークンドーという武術を通じて哲学的な考え方を学んだ…ということです。
また実生活で、さまざまな人達との出会いを通じて学んだり感じたりしたことも、私自身に変化を与えたのではないかと思います」。

これからは、韓国・アメリカ・シンガポール合作映画の【ダンス・オブ・ザ・ドラゴン】の公開、そして今年1月からオンエアされたドラマ【プランダン】の放送が待ち遠しいチャン・ヒョク。
「具体的な目標を決めず、さまざまな作品の現場で充実した時間を過ごしたい」
と答えた彼のさらなる活躍が楽しみです!
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<「ありがごとうざいます」 情報>
◆LaLa TV 放送
*現在好評放送中!毎週(土)19時 ほか
*5月「Café de LaLa」チャン・ヒョク来日特集 5月1日(木)18:45、22:45ほか 5月多数放送 
*6月一挙放送決定! 
★番組情報はこちら>>> http://www.lala.tv/programs/thankyou/index.html

◆DVD発売情報
DVD-BOX Ⅰ 発売中
DVD-BOX Ⅱ 2008年4月2日 発売
価格:各15,960円(税込)
レンタル同時リリース(Vol.1-4好評レンタル中 4/2~Vol.5-8)
販売:㈱エスピーオー
★公式サイトはこちら>>> http://arigato39.jp/index.html

2008年03月24日

ソン・スンホンの10年と四季シリーズを振り返る

                                      放送作家 中村結美

ソン・スンホン【10 Through The Time】レポート

                                             
ソン・スンホン芸能活動10周年を記念して開かれたイベント【10 Through The Time ~10年の時を経て…】。
2008年2月16日、さいたまスーパー・アリーナは、久々に1万7千人の熱気でわき返りました。

2007年3月17日のファン・ミーティング以降は、数限りなくオファーされる新作ドラマの選択とCM撮影、映画【宿命】の撮影にかかりきりだったスンホンが、日本のファンのために姿を現すということで、長~いオアズケを食ったファンの期待は、イヤが上にも高まっていたからです。

会場に入って驚いたのは、特設ステージでした。スーパーアリーナの中央に設けられ、左右には長い花道。…つまり、出入りから始まって、ステージに立つソン・スンホンを徹底してファンの間近でお見せしよう…という趣向でセッティングされていたのです。
そして16時すぎ、特殊効果の派手な花火と共に、ソン・スンホン入場!
「10年の節目を、日本で祝えてうれしい」という挨拶のあと、特設ステージの解説が…。
なんと、このステージ、アリーナのど真ん中に位置するだけでなく、トークの間5分間で1回転し、全方向分け隔て無くソン・スンホンが拝める…という仕掛けになっていたのでした。
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↑ファンミーティング翌日の記者会見での様子

ここで、全世界的に初出し! というお宝映像である、映画【宿命】のハイライト映像の上映。
これまで発表されてきたトレーラー(予告編)は、「繁華街で襲われるスンホン達とそれを指示し現場から去るサンウ」&「仲良くラグビーをする裸のスンホン&サンウ」のみでした。そのおなじみの映像に加えて、「カジノ襲撃」「襲われた直後に車にはねられるスンホン」&「病院で目覚め、かつての恋人とおぼしき女性(パク・ハンビョル)とのやりとり」。そして、「刑務所から出てくる」という映画冒頭のシークエンスなどの新しい映像が韓国に先駆けて公表されたのです。
ソン・スンホンによれば、物語は「かつての仲の良い友達同士が、時を経てカタキ同士となり互いの命を狙い合うようになってしまった…という設定で、アクションノワールでありながら、感性豊かなメロドラマの要素がある」とのこと。久しぶりに親友クォン・サンウと共演した現場については、「アクションシーンが多かったので、お互い競争して体を鍛え合っていた」とか「オフの時間は夜な夜なサッカーゲームをやっていた」など、普段の彼らのつきあいを彷彿とさせる裏話も。しかし仲が良すぎるため、現場でシリアスなシーンでも目が合った瞬間吹き出してしまう!…というNGもあったとか。いかに2人が熱心に体を鍛え上げたか…については、予告&ポスターの 裸でラグビーをする場面を見れば一目瞭然。【夏の香り】の時とは別人のようにひきしまって日焼けもしたスンホンの体が拝めます。『30過ぎても、まだモムチャン裸祭り?』なーんてツッコミを入れたい気持ちもよぎりますが、除隊後ようやく実現した2ショットですから、そこはヨシといたしましょう。
その後、新作ドラマ【エデンの東】が決定したとの報告、アメリカはラスベガスで撮影した写真集のお気に入りショットや、オフタイムでの素顔を紹介した映像を見ながらのトーク。写真集にはタバコを手にしたショットも何枚かありましたが、実はスンホン自身はタバコを止めて5年になるとか。また、「5月にはそのドラマのロケで日本に来ます」という予告もあり会場から歓声が上がりました。

「今回は何も準備が出来なくて」と、言いながらも『サランハムニダ(愛しています)』という新しい歌を披露。
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そのお返しに、ソン・スンホンの持ち歌で【ドラマ悲しき恋歌】の挿入歌である『十年経っても』をファン1万7千人がプレゼントするというサプライズもありました。




ソン・スンホンの十年と【四季シリーズ】を振り返って…


ソン・スンホンの十年を振り返るとき、最も印象深く思い出されるもの…それはやはり、ドラマ【四季シリーズ】でしょう。日本を、いえアジア全域を席巻した韓流熱風は、何と言っても【秋の童話】という1本のドラマによって始まったのですから…。

胸に狂おしい想いを秘めながら、無邪気に遊んだ幼い日々に帰ろうとして葛藤するジュンソとウンソのせつない恋。この役を演じてソン・スンホンは一躍、アジア中の女性から愛される存在になりました。
その後、【冬のソナタ】の日本での大ヒットによって、四季シリーズへの注目度はさらに高まり、その期待感の中で、【夏の香り】のミヌ役にキャスティングされます。【夏の香り】は、韓国での初回放送時は韓国で一大ムーブメントを巻き起こした【チェオクの剣】の裏番組であったため、苦戦を強いられたものの、その後日本ではジワジワと人気を獲得。ソン・スンホンの人気を不動のものにしました。

そして、LaLa TVが【夏の香り】のプロモーションに取り組み始めた2004年6月、私はソン・スンホンを韓国のソウルプラザホテルで取材しました。まだ韓流に火がついたばかりで、日本からプレスのツアーが韓国を訪問するということが珍しかった時期で、日本のプレスが待ち受ける中、ガチガチに緊張しきって現れたソン・スンホンがとても初々しく見えたことが、あざやかに思い出されます。
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実はこの時私は、ソウルでLaLa TVのインタビュー取材を終えた後、そのまま済州島に飛んで、ソン・スンホンのファンミーティングを取材。ソウルに戻って【夏の香り~メモリアルノート~】という番組のため、ドラマのロケ地を訪れる…という、まさに【夏の香り】づくしの取材日程でした。ソン・スンホンの長いまつげが作る陰と、やや天然なところもあるインタビューの受け答えを堪能した後、緑したたる6月の茶畑や、雨宿りの木、茂朱リゾートの夜のグラウンドをロケ。ドラマの世界をとことん楽しんだ取材旅行でした。

けれど、その年の秋には、ソン・スンホンの兵役逃れが発覚。スンホンは日本へプロモーションに来ることなく、入隊してしまいます。
その間に私は、【冬のソナタ】【秋の童話】【春のワルツ】の取材を重ね、2006年11月15日のソン・スンホン除隊と二日後に行われた除隊後初のファンミーティングを韓国で取材して、『ユン・ソクホ~色と映像の四季』という本にまとめたのでした。
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思えば、じっくりとインタビューした最初の大物スターもソン・スンホンなら、そこから始まった【四季シリーズ】の取材をしめくくってくれたのもソン・スンホン。彼が区切りの年を迎えた今、私自身の韓流1stステージも、ひと区切りが付いたような気がします。

さて、これからの韓流がどんな人気コンテンツを作り、スターを生み出していくのか?
それを日本がどう受け止めていくのか?
それは「神のみぞ知る…」と言ったところですが、今や一ジャンルとしてしっかりと定着した韓流の礎となった四季シリーズが、いよいよLaLa TVで初めて、一挙放送されます。

初めて韓国ドラマにふれて、初々しく胸ときめかせた時に想いをはせながら、改めて自分自身の韓流の原点を見つめ直す…。
そんなひとときをソン・スンホンの若々しい演技や、美しい四季の映像と共に、楽しんでみてはいかがですか?


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◆LaLa TVでの四季シリーズ全4作品放送予定
「秋の童話」2008年10月
「冬のソナタ」2008年11月
「夏の香り」2008年12月
「春のワルツ」2008年11月 <CS初登場!>

◆ソン・スンホンファンミーティングツアー1組2名ご招待
 四季シリーズ全作品放送を記念して、4月19日にプサンで開催されるソン・スンホンの2008ロッテ1stファンミーティングに参加できるツアー3日間の旅に1組2名様をご招待するプレゼント実施中!
応募締切は3月29日。このチャンスをお見逃しなく!!
詳しくはこちらをクリック>>>http://www.lala.tv/present/index.html#anch__30

2008年02月12日

恋愛時代スペシャルブログ 番外編2 韓流プレイバック2008→2004

N:さあ、いよいよこのブログも大ラスですね。今日は改めて、私たちの心に刻まれた名作ドラマ、名作映画、忘れられないスターについて語りつつ、韓流のこれまでを振り返ってみようと…そういう企画です。さて、まずはLaLaTVの韓流仕掛け人Sさんから!


【わたしたちの韓流との出会い】
S:私は元々ヨーロッパの映画やドラマを専門に買い付けていて、アジアのドラマなんて正直バカにしてたの。でも【イヴのすべて】を見た時に、ベタなんだけど日本のドラマよりずっと面白い!とビックリしちゃって。
A:あ、その驚き。わかります。私もまず映像がキレイで洗練されてるのに驚きました。それで【冬のソナタ】を見始めたんですが、『少女のハートを忘れてた!』と気づいて、翌日ダンナに弁当を作ったりしてましたね(笑)。
N:韓国ドラマ見ると生活に影響を受ける、そのハシリ中のハシリですね!
S:確か2001年の韓国の放送と同時くらいに、『アジアを席巻してるすごいドラマがあるよ』と言われて見たのが【秋の童話】。『あ、これは日活映画とか赤いシリーズのテイストだ』と思って。実は私がドラマを買い付ける時のキーワードは…、≪ロマンティック≫≪ノスタルジー≫≪スタイリッシュ≫なのね。……で、『スタイリッシュとは対極に位置してるのに、心ひかれる! これは何?』って衝撃を受けて…。ただ、これをいい…と言ってもいいのか? どこか『恥ずかしい』と抵抗があって…。
A:わかります!わかります! 私も忘れもしない5月の連休に【秋の童話】を見てすっかりハマっちゃって。やっぱり恥ずかしいとは思ったんですが…(笑)。≪ノスタルジー≫を感じたし≪難病もの≫だし、少女漫画の王道だなと。となれば王子様が必要ですが、それを満たすのが【イヴのすべて】で。
S:【イヴのすべて】は私にとっても韓流の原点。あの番組でLaLaTVが爆発的に伸びたの。それで視聴者が求めているものが、小手先の映像テクニックじゃなくて、作りは粗くても、ひきつける何かが重要なんだ!ってことをつかんだ気がする…。
A:Nさんは…?
N:私は元々アジア映画…中でも香港映画のファンで、字幕ナシで現地で買ったVCDとか見ていて…その流れで日本で上映された韓国映画は見始めてたんです。香港なんかはすでに韓流が席巻してたし。で、悪くないけど、「重い。ベタだ。長い」と感じてた(笑)。その後、ドラマは【冬のソナタ】をNHKのBSの放送時にチラッと見て、「ふーん」と何の感慨もなかったんだけど、そこに仕事が来たんです。Sさんからの。
S:そうそう。2003年の暮れだったかな? 制作会社のプロデューサーの紹介で会ったのよね?
N:LaLaTVでも放送した、【冬のソナタ~マイメモリーズ~】というロケ地とストーリーをユジンの回想モノローグで紹介する…という番組で…。これを作るために2004年のお正月に【冬のソナタ】をちゃんと見たんですね。で、「ベタだなぁ…とか、またスレ違い?」なんてイライラしながらも(笑)、思わぬところでウッとツボにハマってウルッと来たりして。『この感覚は何か久しぶりだぞ』と思った時には、かなりハマってましたね。またハマらないと書けないナレーションだったし。それで1月ロケハン、2月ロケ…と【冬ソナ】のロケ地に行って、午前3時にスノーマシンが稼働してるか見に行って雪だるま状態になったりして、そこから始まったんですね。そのあたりのお話しは、ぜひ私の本『ユン・ソクホ~色と映像の四季』をご覧下さい!(笑)
S:で、その時私はすでに【夏の香り】の放送の準備にとりかかっていて…。【冬ソナ】ロケ地の竜平スキー場に同行しながら、『これ聞いて!』とOST部屋でかけたりして…。
N:そうそう。冬をやってるのに、『夏が夏が…』と騒いでる。スタッフは全員【冬ソナ】の世界にひたってたので、『何言ってるの、この人?』状態(笑)。思えばコーディネーターが部屋を押さえられてなくて、SさんとWベッドで寝ましたね。
S:そうよ! あの時私たちの運命共同体はできあがってたのかも!
N:うそばっかり! スノーマシン見に行きますか? って聞いても『私はいいわ』って寝てたクセに!


【韓流プレイバック PART1:ベストシネマ 】
N:さて、ここでまずは好きな韓流映画ベスト5を上げていただきましょうか!
A:私は何と言っても


1.カル 2.オールドボーイ 3.人の追憶 4.オアシス 5.魚と寝る女 そして次点に オオカミの誘惑
かな。
N:さすがホラー好き! 上位3本に人が死ぬ映画が並びましたね!
S:私は
1.王の男 2.デイジー 3.私の頭の中の消しゴム 4.ひとまず走れ 5.私たちの幸せな時間 次点が オオカミの誘惑
。あ、2位のデイジーはもちろんアナザーバージョンよ!
N:あたりまえです!
A:チョン・ウソンファンだから2.3.は納得だとしても、「ひとまず」は?
S:あれは、ソン・スンホンとクォン・サンウのおバカな高校生の魅力が突き抜けててサイコーなの!
N:うん、私もその意見に十万点! アイドルバカ映画として最高! アイドルバカというのは、アイドル時代の2人が超バカなことやって、それがキラキラしてる!って意味です。2人はアレに尽きる!
私の場合は
1.王の男 2.復讐者に憐れみを 3.デイジー 4.殺人の追憶 5.ラブストーリー 次点、悪い男
ですかね。もちろん3.のデイジーは、アナザーバージョンで(笑)! この私が3回見て3回泣いた映画ですからね! 日本公開版は全く泣けなかったけど。
S:「デイジー」の、どこで泣くの?
N:そりゃやっぱりウソンの殺し屋が、最後にジヒョンの唇を読むところでしょう! あそこを生かすために前半のストーカー部分が重要なんですよ。それをなぜ日本版はチョン・ジヒョン目線にするかなぁ…!
N:Aさんの1位の「カル」は、韓国サイコサスペンス映画の金字塔ですよね。私も10位まで選ぶと絶対入る。決め手は?
A:血、血の量です! ハン・ソッキュにドバッとふり注ぐ血。韓国映画は血の量が多いのがいい!
N:確かに! 台湾映画とか見ると血が少なくてフラストレーションたまる! あと「カル」は照明がキレイですよね。雨粒へのライトの当て方とか。あれを見て韓国映画の技術レベルが高いことがよくわかりました。
A:お2人とも、1位は「王の男」なんですね。
N:不思議なことに(笑)。Sさんと私は全く趣味が違うんだけど、なぜか映画に関しては近い。選んだ理由はカム・ウソン! …てのも大きいけど(笑)、とにかく俳優達の演技のアンサンブルが見事。ダレ場が一つもないし、伏線が利いてるし。最初見た時は韓国で字幕無しで見て、全くセリフわからなかったのに、鳥肌が立つほど感動した。
S:そうそう! この時私たち、「デイジーアナザーバージョン」と「王の男」、続けて見たのよね。
N:大当たりでしたね。
S:こういうことがあるから、韓国映画はあなどれないと思った。


【韓流プレイバック PART2:ベスト俳優 】
N:ベスト俳優ね。Sさんは文句なしにチョン・ウソン。でも、なぜか一度もご本人を間近で見たことないんですって?
S:そうなの。なぜかことごとく外れてるの。来日してる時、韓国に行ってたりして。
N:私は3度ほど取材してますが、実にステキな人ですよね。まず聞き手の目をじっと見て話すし、話す例え話がとてもロマンティックで文学的。その合間にインタビュアーに「あなたの子供の頃、かわいかったでしょうね」なんて言うし、そりゃ~取材者全員目がハートですよ。大体テレビの取材の時なんか、我々はカメラに入らないよう地べたに座ってたりするんですが、そんなスタッフも1人1人じーっと見つめながら「なんだか不思議な状況ですよね」。思わず「いいヒトだなぁ~」って、ため息!
A:チャン・ヒョクは? チャン・ヒョクはどうでしたか?
N:すっごく、かたい印象でした。内省的で、まじめな人。それが以前の不良、やんちゃイメージとギャップがあって…ブルース・リーの起こしたジークンドーという武術に入れ込んでるんですよ。で、限りなく禅の精神に近い…という哲学ありきの武道なのね。その影響だと思うんだけど、「韓国人なのにお酒が苦手でどうやってコミュニケーションを?」と聞いたら、「友人とお茶を飲みながら語り合うと、心おだやかにいろいろな話ができますよ」という答えが返ってきて、ああ哲学的な人なんだなぁ…と感じました。その後のステージのブルース・リーアクションには笑っちゃったけど(笑)。あと、実にちゃんとした人だなぁ…と感じたのはチ・ジニ。取材陣に実にサービスをしてくれる人で、謙虚。高いところに立って、カメラにポーズを取りながら、衝立ごしに待ってる私たちを見つけて「お待たせしてすみません…」と会釈してくれたり。「チャングムを経て、韓流を牽引する存在になりましたね」と言っても、「ボクが? そんなことありません」といかにも、「そんなお世辞は、こそばゆいですよ」って風情が好感度高かった。
S:Nさんの好きな俳優の話もしないと!
N:私は…いつも1人にしぼれないんだけど、無理にしぼるとキム・ミンジュン、カム・ウソン、リュ・スンワン、シン・ハギュン、イ・ボムス……。
S:しぼってない!
N:(笑)テレビの場合、大抵インタビュアーかディレクターにまかせるんですが、キム・ミンジュンは自分でインタビューしたんですね、映画【おまえを逮捕する】の宣伝の時に。その時、通訳の人が緊張してたのか、あまりうまく訳してもらえなくてね。で、私のつたない韓国語能力でも、どんどん訳がズレて来てるのがわかった。時間は15分とか20分しかない。どうしよう! ってなってる時に、キム・ミンジュンが見つめてくれたんです、それがものすごーく安心感を与えてくれるまなざしで、とっても懐が深い感じでねぇ…。チャン・ソンベク(【チェオクの剣】の役名)を感じたわけですよ。
S:思えば最初の取材はソン・スンホンだったのよね。
N:そう。今から思えば贅沢な取材でした。時間がかなりあったし、いろいろ話してもらえたし。【夏の香り】のマスコミ取材でソウルのプラザ・ホテルでしたね。カメラ回してたんで、座ってるソン・スンホンを見下ろす位置に居て、目を閉じる度に長いまつげの影が出来たのが印象的。Aさんは?
A:彼の瞳があまりにも美しかったので、LaLa TVではソン・スンホンに「瞳の貴公子」というキャッチコピーをつけたんですよ。
ところで、私が取材して間近に見たのイ・ヨンエさん! ホントにきれいな人だなぁと。無垢な印象でした。
N:あの時も通訳の人がイ・ヨンエさんのファンで上がっちゃってしどろもどろ。それを彼女が気遣っている様子が、すごく好感持てましたよね。

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※上から、チョン・ウソン、キム・ミンジュン、チャン・ヒョク&チ・ジニ(撮影:中村結美)


【韓流プレイバック PART3:ベストドラマ 】

N:さて、いよいよベストドラマの発表です。Sさんからどうぞ!
S:①秋の童話 ②宮~Love in Palace~ ③朱蒙 ④恋愛時代 ⑤夏の香り
N:おお! 朱蒙を除いて、見事にLaLaの番組が並びましたね! Aさんは?
A:ああああ…私も。 ①宮 ②ありがとうこざいます ③秋の童話 ④恋愛時代 ⑤冬のソナタホント、ヨイショじゃないんですよ!!!
N:私は、①復活 ②チェオクの剣 ③恋愛時代 ④秋の童話 ⑤宮 かな。これもヨイショではなく!
S:私ね、2005年あたりかなぁ。ちょっと韓流がイヤになった時期があったの。いい作品はあったけど、心が動かないというか。そんな時に【サンドゥ学校へ行こう】を見てね、純愛ともラブコメとも付かない作りで、こんなパターンがあったか…まだまだ奧が深いなと思って。あれがラブコメブームのハシリじゃないかと思うんだけど。
N:そうですねぇ。その後、ニューウェーブ・ラブコメがドドっと来る。そして時代劇。
A:韓国時代劇の、あのめまぐるしくストーリーが変わる展開はすごいですよね。
N:絶対次が見たくなるでしょ? 前回つづく…となった事件は30分あたりで解決して、後半は次の話の伏線になってる、50分過ぎてまた一山あるという…。
S:日本の時代劇って、時代劇という設定のシットコム(シチュエーションコメディ)でしょう?勧善懲悪の。毎回メンバーが同じで何か起きてその回のうちに解決するという。それにいいかげん飽きてきてた年配層に、悪役にも悪役なりの正義があって、大家族で一族郎党でストーリーはジェットコースターだし歴史的背景もわかって…! っていう韓国時代劇は、ものすごく魅力的に映ったと思うの。
N:うん。あと、ヒット・ラブコメっていうのは、【宮】にしても【私の名前はキム・サムスン】にしても、単純なラブコメじゃないですよね。それぞれにプラスαの魅力があって、ドラマの味をふくらませてる。そこも韓国ドラマの懐の深さだと思いますね。
S:そんな中で【ありがとうございます】は、何か原点に還ったような感じがあるのよ。【秋の童話】に初めてふれた時のような!
N:私も思いました!
S:今の世の中、強くなきゃいけないと思って生きてるから、泣いたり感動したり…ということに、鈍くなってきてると思うの。そんな心を浄化してくれた…というところが、ポイント高いのよ。
N:そうですね。やっぱり映画と違う、韓国ドラマの魅力って本筋ではない思わぬところで、ふと心の琴線にふれるセリフや場面が見つかることですよね。だから、ラスト2話というところで、「やられた!」と思って涙した、「ユル君、もし2千5百万光年が過ぎて私にあったら逃げて」みたいなツボなセリフが、きっとどこかに隠れてる…ということ。だから、最初つまらないと思っても最後まで見ないと…と思う。60話ものの50話過ぎてから面白く感じたりするから…(笑)。
S:そうなのよ。中でも【恋愛時代】は楽しめる要素が満載だったわね。
A:長い間、このブログにおつきあいいただき、ありがとうございました!
N:今度は、【チャングムの誓い】と【チェオクの剣】で、見どころ紹介させていただきます!


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恋愛時代スペシャルブログ」に長い間おつきあいいただき、本当にありがとうございました。

LaLa TVでは、韓国ドラマだけでなく、アメリカドラマ、ヨーロッパドラマを放送していますが、それぞれに良さがあります。
アメリカンドラマ・・・
なんといってもそのクリエイティビティの高さとエンターテイメント性。
どんなに非現実なことでも、実際に起こりうるのではないか?と錯覚する位の映像の完成度と見た後の爽快感はアメリカドラマの真骨頂です。

ヨーロッパドラマ・・・
けばけばしくなく自己主張はしないけれども、見た後数日間忘れられないくらいの印象深さやもう一度見たいと思わせる、ヨーロッパの長い歴史により培った重厚な雰囲気でしょうか。
純文学の世界、貴族の世界、ファンタジーの世界など、私たちを現世から別の世界に誘ってくれる不思議なパワーがあります。

韓国ドラマ・・・
日々に疲れ果て、ふと忘れていた、または、ないがしろにしていた感情を思い起こさせてくれるところに魅力がある気がします。初恋の想い、親子の愛情、友情、師弟の情、または、憎しみ。韓国ドラマを見るようになってから、感情の起伏が蘇ってきた感があります。

私たちLaLa Vは、それぞれのドラマの良さを皆さんに知っていただきたい、そして楽しんでいただきたいと思い、あまたある候補作品から選りすぐってお届けしています。
いろいろお好みがあるかと思いますが、まずはいろいろなドラマにトライしていただき、ご自分のテイストにあったドラマをLaLa TVの中で見つけていただけたら、うれしい限りです。

これからも、LaLa TVをどうぞよろしくお願いいたします。

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2008年02月07日

韓国ドラマ「ありがとうございます」の世界

忘れていたぬくもり、感謝する心…そして、素直に流せる熱い涙。
韓国ドラマ【ありがとうございますの世界】

放送作家・中村結美

生きていること、家族と肩を寄せ合って暮らすこと、誰かを守り 守られること、そして「ありがとう」と口にすること…。
当たり前のように享受している、なんでもない日常。
でも、それがどんなに恵まれたことなのか、立ち止まって見つめ直してみませんか?

2月2日からLaLaTVでスタートした、韓国ドラマ【ありがとうございます】は、あなたの日常を見るまなざしを、涙でキレイに洗い流してくれる番組です。

物語は、とある病院から始まります。
外科研修医のギソ(チャン・ヒョク)は、尊敬していた医者の父が患者を死亡させたことから、腕は良くても患者や家族への思いやりがない人間になっていました。
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一方、とある田舎道を豪華なリムジンから降りて、駆けてゆくドレス姿の女性が居ます。
実はこれ、未婚のまま生んだ娘を抱えて生活に追われ、それでも高卒認定試験を受けて頑張るヨンシン(コン・ヒョジン)の夢。現実のヨンシンは、シングルマザーで、幼い頃に両親を亡くし、認知症の祖父(シン・グ)と、8歳の娘ボム(ソ・シネ)を抱えて暮らしています。
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そんな、2人の出会いのきっかけを作るのは、ギソの恋人ジミン(チェ・ガンヒ)でした。
やはり医者である彼女は末期のすい臓がんで、ギソが手術を試みるものの、すでに転移が進みなす術もない状態。ジミンは「最期の望みを叶えたい」とプルン島へ向い、その船上でギソに遺言を託します。
「かつて自分のミスでHIVに感染させた少女が居る。もし私が会えなかったら、代わりに謝って欲しい」と。
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大学病院をクビになったギソは、母親の経営する会社に入り、リゾート開発のため、上司であるソクヒョン(シン・ソンロク)と共に、プルン島に渡ります。その島はソクヒョンの故郷であり、かつて彼が捨てた恋人ヨンシン一家が住んでいました。実はヨンシンの一人娘・ボムこそが、HIVに感染した少女であり、ソクヒョン一家と深く関わりのある子供だったのです。
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プルン島のエリートとして期待されるソクヒョン。そんな彼の過去に汚点を残すヨンシン一家は、島の実力者であるソクヒョンの母(カン・プジャ)から、何かと目の敵にされています。
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しかし、ヨンシンは情にもろく、お人好し。
娘の治療のため懸命に働いた仕事を人に横取りされても、うらみごと一つ言いません。ただ、娘のボムには「もしケガして血が出ても、誰かの手を借りちゃダメ」と厳しく教え込みます。「ボムは天使だからね。天使の血は見せびらかしちゃいけないの…」と。

人にゆずることしか知らないヨンシンと、自分の病気のことを知り、姿を消そうとする天使のようなボム。バカみたいに純真な親子とふれあううち、野心の塊だったソクヒョンも、恋人の死で生きる熱意を失い荒んでいたギソも、次第にやさしさや思いやり、まっすぐに生きる心を取り戻していきます。
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どんなにツライ時も、決して自分を捨てたソクヒョンの悪口をボムに言わなかったヨンシン。
彼女はソクヒョンに言います。「ありがとう、私にボムをくれて。ボムを育てるのって毎日ワクワクして楽しかった。ボムがいなかったらどんなに不幸だったか」。「俺もありがとう。ボムを産んで育ててくれて。パパをいい人だと教えてくれて」。

そしてギソは、次第にヨンシンにひかれ始め、やがてボムや祖父と暮らしたいと思い始めます…。
新しく、家族を作るために…。

『世の中の人が、当たり前に持つ幸せを、何一つ持ってない人。
でも彼女は、ささいなことにも感謝の言葉を口にする。
「コマッスムニダ」 ありがとうございます。
その言葉が、僕の何かを変えはじめた。

生まれてきた娘に、ありがとう。
あなたに出逢えたことに、ありがとう。
その言葉の意味が実感できた時、僕の中に奇跡が起きる。』

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果たして、ギソの中に生まれる奇跡とは、何か?
それは、ドラマを見る、あなたの中に生まれる変化と、きっと同じはず。

いろいろな涙がありますが、自分の心を洗い流す涙が、きっとこのドラマを見るあなた自身にも変化をもたらしてくれるはずです。

自分の果たせなかったおわびを、ギソに託して息を引き取った恋人ジミン。
ジミンの『ごめんなさい』から始まったギソの旅は、彼女の遺言に導かれて、ヨンシンの『ありがとう』へと、たどりつきます。

そして、亡くなった人が残した想い…その世界観は、John-Hoonの歌うエンディング・ソング『閉ざされた空』にも、表現されています。

さあ、あなたも、『ありがとうございますの世界』へ、旅に出ませんか?
きっと、あなたの心の中にも、近頃見失っていた天使が、見つかりますよ。

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【ありがとうございます】
次回は、2月9日(土)、19時から、第2話を放送します。お楽しみに。
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全写真 ©All rights reserved by MBC 2007

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恋愛時代スペシャルブログ 番外編1

忘れられない場所…というものがある。
時が経っても、そこを通る度、ふと胸が痛くなる場所。例えば、もう降りなくなった通過駅のベンチ。何時間も座り続けた理由が何だったかなんて忘れたけれど、その時の行き場のない想いだけは、そこを通る度、胸によみがえる…、そんな場所…。
大好きなドラマのロケ地を訪ねた時、物語の中に入っていく感覚は、胸に残る記憶の場所を訪ねるのと、どこか似ている。共感し、同化した『ドラマの感情』は、いつしか自分自身の想い出のように心に刻まれて、初めて行くのに見慣れた場所で、甘くせつない想いがあふれ出す。

春の足音が遠くから近づいてくる この季節…。かつての恋を訪ねるように、ロケ地めぐりの旅に、出かけてみては…?


<「恋愛時代」名場面&ロケ地一挙ご紹介!>

1月感涙のファイナルを迎えた韓国ドラマ「恋愛時代」。
最後までご覧いただいた方それぞれに“何か”が残ったドラマなのではないかと思います。
さて、今回の「恋愛時代スペシャルブログ 番外編1」では、独断と偏見でピックアップした名場面を振り返るとともに、ロケ地をご紹介します!

名場面その1:“ダンキン・ドーナツ”での二人の会話シーン
毎週必ず登場したのが、ダンキン・ドーナツ。
ドンジンやウノを見て、久しぶりにダンキンを食べたくなったという方も多いのでは?そういえば、二人ともしばしば“抹茶もの”を食していましたね。

ダンキンでのシーンは、一見すると二人のコミカルな会話だけが印象的ですが、実は二人の心情が心憎い演出で示されていることに気付きましたか?
腹が立っていたり、ちょっと後ろめたい時は、向き合って座らず、真後ろに座ったり、背中を合わせて座ったり……座る位置で二人の気持を暗示しているのです。
また第1話冒頭で、ドンジンに対し憎まれ口を叩いていたウノが、ふとドンジンのシャツの袖口のボタンが取れかかっているのに気付きます。そして、怒っているような、切ないような複雑な表情でドンジンを見つめるのでした。
好きでもない相手だったら、取れかけたボタンなんて気付かないですよね。そんなワンシーンで「あ、まだドンジンのことが好きなんだな」と我々視聴者に教えてくれるのでした。
セリフではなく行動やしぐさ、表情で表わす分、より一層、二人のもどかしさや切なさがぐぐぐぐっと、伝わってきます。「恋愛時代」が大人の琴線に触れるのはこの細かい演出にあるような気がします。
そして、ダンキン・ドーナツでのシーンでは、まさにその“もどかしさ”や“せつなさ”を感じられるポイントがちりばめれているのでした。ぜひ皆さんも見直して、チェックしてみてくださいね。

<ロケ地>
さてロケ地はどこかというと、ソウル郊外南部のニュータウン、盆唐(ブンダン)と呼ばれる地区にあります。ガイドにもあまり載っていないので、ご存知ない方が多いのでは? 取材にいった時も、日本人らしき人はほとんど見られませんでした。
この辺りは、ハイグレードな高層マンションが立ち並び、お洒落なお店やカフェも多いんです。
いずれも、日本の臆ション並みの価格で、日本より広く、韓国人憧れのエリアだそうです。
ちなみに、韓国では、一軒家に住むより、こういった高層マンションに住む方がステータスなんだそうです。

取材が終り、取材班とスンドゥブチゲ(豆腐チゲ)のお店に入ると、お隣では“ブンダン”マダムたちが楽しそうにランチをしていました。通訳の方に何を話していたかうかがうと、やっぱり話題は、子供たちの“お受験”や“習い事(特に英会話)”だったとか。通訳の方も「やっぱり、ソウルの主婦たちと会話のレベルが違う……」と言っていました。

さて、目的地ダンキンに行ってみると、まず驚いたのは、予想以上に店内が狭い!ドラマの中ではあんなに奥行きがありそうだったのに!カメラの技術のすごさをあらためて感じました。
そして、店内にソン・イェジンとカム・ウソンのサインを発見!やっぱり、恋愛時代のロケ地として訪れる人が多いようですよ。……最寄駅は、ブンダン線「亭子(チョンジャ)駅」です。パークビューのダンキン・ドーナツと言えばわかると思います。

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名場面その2:ウノの家、ドンジンの家でのシーン
ウノとドンジンの自宅ロケ地も、同じブンダン地区のチョンジャドン(亭子洞)にあります。(※ダンキンからは離れます。)
このエリアは、ダンキンがあったエリアとはまた雰囲気が異なり、レンガづくりのマンションや一軒家が多く立ち並んでおり、ヨーロッパを思わせる街並みでした。


まずは“ドンジンの家”。
低層タイプの上品なレンガ作りの高級マンションです。
ドンジンが酔っ払って座り込んだ天蓋付のベンチも同じ敷地にあります。
ただ、ウンソルとドンジンが窓伝いに糸電話をするシーンはセット撮影だということが判明しました。
糸電話とともに、ドンジンの家で心に残るのは、ミヨンとウンソルの引越し場面(第7話)。
それまでほとんど表情を出さなかったウンソルがドンジンとの別れで、“大人の女”の涙を流し、母であるミヨンはドンジンに対し、女として最後の意地を張ります。今思い出してもちょっと泣けてきます。

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続いて“ウノの家”。
撮影場所は、1階は美容院、2階は普通の民家という建物でした。
ドラマの中では、芝生の上におしゃれな椅子とテーブルが置いてありましたが、実際には、洗濯物が干されたり、子供のおもちゃが散らかってたり、一目ではここがロケ地とはわかりませんでした。

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ウノの家での印象的なシーンは、これまた第7話に登場するミヨンとウノの会話シーン。ドンジンとウノがまだ愛し合っていることを悟ったミヨンが、ウノの家の前で待ち伏せし、車の中でウノに怒りをぶちまけます。そしてつぶやくのです「1人になるのがすごく恐い」と。
思い起こせば、第7話は女性としては心にぐさっとくるセリフがちりばめられていましたね。

ちなみに、ウノの家のロケ地近くには、「宮~ラブ・イン・パレス」の舞台となった芸術高校も近くにあるんですよ。「宮」ファンの私とSさんは絶叫してしまいました。

名場面その3:ドンジンとウノたちがしばしば訪れるレストランでのシーン
ユリが働き、しばしばドンジンとウノも訪れるレストラン。
こちらも第1話から登場します。第7話では、ウノがイケメン:ヒョンジュンの実家訪問の報告をするということで、みんながレストランに集まります。ドンジンは会社を出て、レストランに向かう道中で、“イケメンとウノが結婚するのではないか?”と妄想を膨らませて、イライラしながらレストランに赴きます。
一方、ウノはヒョンジュンと別れたという報告をして惨めにならないよう、めずらしく着飾り、意気込んで向かいます。レストランまでの道程で、それぞれの感情を丁寧に描いているのでした。
また、“女同士の本音が吐露されるシーン”“ドンジンとユギョンが二人でレストランに入るのを目撃し、ウノが悲しげに立ちつくすシーン”も、撮影場所はこのレストラン前。やはり、ドラマの中では、ストーリーのキーとなるシーンで登場するのでした。

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ここも、ウノとドンジンの家があるチョンジャドンにあり、内部シーンはセットで外見のみが撮影に使われました。閑静な住宅街の中にぽつんと建っており、緑に囲まれ、ゆっくりとお茶を飲みたくなるカフェです。

他にも行ってきました!
<ドンジンが働いている書店>
ロケ地は、Kyobo Book Centre(教保文庫)。
地下鉄2号線の江南駅を下車後、地上に出て江南大橋に向かって歩くとKYOBOと描かれた茶色のKYOBO(教育保険会社)のビル内に入っている韓国最大の書店です。
店員さんは本当に、選挙候補者のようにタスキがけしており、ふと、タスキがけのドンジンが立っているのではないか?と錯覚してしまいました。


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<ウノが働いているジム>
ドラマ同様本当に大きなスポーツジムでした。
場所はソウル郊外・水源(スウォン)のスウォンワールドカップスポーツセンターの中にあるスポーツジムです。
ウノが自転車を置くところを、バスに載ったドンジンが見つめるというシーンが第1話で登場しますが、自転車置き場は実際にはゴルフバック置き場となっていました。
中に入ると、エントランスには「恋愛時代」の写真が!
そして、ジムの内部に入ってみると、廊下にもドラマの写真が飾ってあり、職員の方に尋ねると、日本人、韓国人問わず、「恋愛時代」のロケ地として訪れる人が多いので展示しているとか。
ストーカーが登場した暗い廊下もすぐ見つかるはずです!

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<グランド・ハイアット・ソウル>
第1話のラストで、ドンジンがウノにイケメンを紹介するレストランは、グランド・ハイアット・ソウルの中にある「The Terrace」です。
グランド・ハイアット・ソウルは、南山を望むソウル中心部に位置しており、大変便利なロケーション。ゴージャスなホテルで、ホテルのバーやレストランには芸能人もお忍びで訪れるとか。このホテルで遊ぶことが若者たちの憧れなんだそうです。取材に行った夜も、化粧室には若いお嬢さんたちがたくさんおり、寄せて上げて、塗って……と着飾ることに大忙しのご様子でした。
ここは数々の韓国ドラマや映画にも登場します。

******
他にも、ジョンピョの働く病院やドン(童)のお墓、お墓参りの帰りに二人が訪れるソバ屋、ウノとヒョンジュンが出会う高台にある公園、屋台でおでんを食べる場所、チョン教授夫妻が語るカフェ、ウノのお母さんが亡くなった場所…などなど、行きたいところはまだまだたくさんありましたが、なんといっても主なロケ地が集合するブンダン地区がソウル市街から非常に遠く、加えて、各ロケ地がエリア内で遠く離れており、車で移動しても、充分1日必要という具合でした。
みなさんも「恋愛時代」ロケ地めぐり全制覇を目指すなら、2~3日がかりで挑んで下さい。
そして、もう1つ。ブンダンは旅行ガイドにも載っていないエリアなので、本格的に回りたいときは、現地の旅行会社のツアーやガイドを利用することをアドバイスします!
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では、2/6よりスタートの「恋愛時代」一挙放送(毎週月曜日~金曜日19:15)
LaLa TVでは最後の放送です!お見逃しなく。!


恋愛時代スペシャルブログ 番外編2<女3人の 裏コメンタリー番外編~女3人の韓流総決算>も近々掲載です!Sさん、Nさんのお宝韓流スター情報もご紹介します!
こちらもお楽しみに。


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written by N氏&S氏&A


2008年01月23日

恋愛時代スペシャルブログ<第16話(最終回)>

遠い未来から振り返る、わたしたちの【恋愛時代】…。


ドラマ【恋愛時代・第16話~愛って何かな?】


15話のラスト、次第に情緒不安定になっていくウノが心配でたまらないジホは、書店を訪ね「姉が生きるのは退屈。ごめんね、さよなら」というメモを残して故郷のチュンチョンに旅立ったと泣きながらドンジンに告げる。それを聞いた瞬間、上着も着ずに駅へと駆けだしていくドンジン。しかしそれはジホの作戦だった。夜汽車でジホを見つけ「何のマネだ、死にに行くのか?」と抱きしめるドンジン。
一方、ジホはジュンピョに「ユギョンはどうするんだ?1人の人生を変えたかも」と激しく責められる。ウノはドンジンに途中で電車を降りることを薦めるが、車中久しぶりにウノと向き合ったドンジンは、彼女の孤独に気付く。
一方ジュンピョはジホの代わりにユギョンの元にあやまりにいく。ドンジンが嘘をついて誤魔化しているとも知らずに。一見平然として見えるユギョン。しかし彼女は言う。「何かがあると感情を失って他人事のようになってしまう」と。ドンジンの無理を感じていたユギョンは、こんな日が来ることをどこかで予想していたのだった。
チュンチョンに到着し、「このまま生きていっていいのか」とウノに問うドンジン。「俺はバカだからお前の大切さにようやく気づいた」「もっと時間が経ってから振り返ったら今も手遅れだったと思うか?」と迫るドンジン。……ウノは悩んだ末、道端からケータイで、ラジオの電話相談に匿名でTELする。結婚している人を好きになった。「彼は私とやり直そうと言ってます」、牧師は答える。「神はだますなとおっしゃいました。Kさん彼しかいないとあなたの心が言ってます」「奥さんはどうなるの? 私はお祝いの歌まで歌ったのに」「本心で? では今の本心は? それで幸せになれますか?」ここで牧師は、突然一人の父として呼びかける。「ウノや最善の努力をしなければ幸せになれない。お前が幸せになればこの世界も幸せになる。神様には私も一緒に許しを請う。幸せになれウノ」。その言葉を聞き、一人待つドンジンのそばに戻るウノ、寄り添うでもなく歩き出す2人。
翌朝、ドンジンが帰宅すると婚姻届を残してユギョンは消えていた。「忙しくて提出を延ばしていたけど、結局こうなった」と。「もしあなたが戻ってもまた無理するでしょう」。
1年後2年後5年後…、それぞれの愛を育む人達。オーストラリアで活躍するユギョン。そして、ウノとドンジンは……?

ドラマ【恋愛時代】は、第1話からずっと、未来から今を振り返るモノローグで綴られてきた。最終回、「もはや、やり直すには手遅れだ」というウノにドンジンは問う。「もっと時間が経ってから振り返っても、手遅れか?」と。

…そう。今はいつも、途中経過に過ぎない。今日眠れないつらさも、明日感じるであろう孤独も、全て長い人生の中の途中経過。今の悲しみや喜びが、人生という長い軌跡の中の激しいカーブなのか、ゆるやかな高低差なのか、それは過ぎてみないとわからない。その人にとっての【恋愛時代】が、いつ訪れるのかわからないように…。
だから、全ての人達の物語は、息を引き取るその瞬間まで、「つづく」の文字で綴られていく。このドラマを生きた登場人物たちに、終わりがないように。ハッピーエンドは、眠りに落ちる前のおとぎ話の中だけにしか、存在しないのだ。

ラストでウノのモノローグは語る…。
「時間の流れが慰めになることがある。誰かの傷が癒えることを願いながら…。私たちは時々、幸せという貴重な時間を過ごし、過ぎ去っていく時間を惜しんだりする。日常は静かな水のように退屈だけど小さな波紋でも起きたら、私たちは日常を懐かしみその変化に苦しむ。…いつかは変わりいつかは終わるけれど、そして振り返った時虚しく思えるけれど、この時間を正直に生きるしかない。悲しんだり喜んだりせつない思いで。……罪悪感なしでは振り返れない時間も過ぎ、大切な幸せの時間も過ぎ、記憶にないいくつもの時間を経て、私たちはここまで来た。後で振り返った時、この時の私は恥じることなく幸せだったと言うだろう。でもここは私の時間の終わりではないから、今の私たちをハッピーエンドとは言えない」。

女3人の 裏コメンタリー「未来に幸せでいるための今…」

N:ついに最終話を迎えましたね、この裏コメンタリーも!
A:16話は長いと思ってましたけど、過ぎてみるとアッと言う間でしたね。
S:そう。大変だと思うことも、すべて途中経過なのよね。でも改めて思うけど、本当にこの【恋愛時代】は、16話を通しての構成力がハンパじゃないわよね。
N:そうそう! 大ラスにして、ようやくウノとドンジンが向き合い、ホンネを語り合う。ここまで引っ張ったか、という…。
S:そこでウノがお母さんの死について初めて語るでしょう? ウノの喪失感が、実は母親を事故で亡くした時から始まっていたということが、ようやくわかるのよね。
A:ウノって、ドンジンに対してはいつも大人のようにふるまってきたじゃないですか。でも本当は違うということが、この時初めて見えて来て、アッと思ったんですよ。
N:そう! ウノはジホの母親を演じることで、人より早く大人を演じなきゃ行けなかったから、ウノ自身も「自分は大人だ」と勘違いしてきたんだと思う、きっと。
S:「彼女は“いろいろな人の立場がわかり過ぎる人”“とても繊細な人”だ」と言うのが、ようやく明らかになるのよね。ウノはまわりの人のために努力してきたけど、自分のためには努力して来なかった人なのよ。
N:方やドンジンは、息子を失い、それを一人で見送ったこと、後悔してもカッコ悪くても、「ウノを救えるのは“世界中で俺しかいないんだ”」と自覚したことで、ようやく大人になるでしょ? 16話目にして、ようやくね(笑)。 それともう一つ! 16話はユギョンがいいんですよ!
S:そうそう! 私たちずっとアンチ・ユギョン派を通して来たけど、16話はユギョンの悲しみが胸に迫るわよね。ドンジンの帰らない夜を、誰に食べさせるアテもない料理を作り続けることで、不安をまぎわらせるじゃない。まさにあれこそが主婦なのよ。あの料理の数、そして料理する後ろ姿だけで表現する演出。ちょっとやそっとのドラマではお目にかかれない、見事な作りだと思うわ!
N:私はね、最初に見た時、キム・ガプスのお父さんがラジオの番組からウノに呼びかけるところで、ウッとなって、その後涙が止まらなくなりました。あれはすごいよ!いい脚本だよね。思い出しただけで、今も涙が出る。でね、そのアドバイスを聞いたウノがドンジンのそばに戻るでしょ。でも、声かけるでもなく歩き出す。その少し後ろをドンジンが付いていく…というカットがあって…。実は私、これが第16話の珠玉のカットだと思うんですよ、何でもないカットだけど…! つかず離れず、ウノの少し後ろを見守ってドンジンが歩く姿が、その後の2人の関係を見事に暗示してるから。 決してお互い声をかけたり、抱き合ってクサイセリフを言ったり、ワァワァ泣いたりしない。「韓国ドラマって、暑苦しい!」と思ってる人には、ぜひこのカットを見て欲しい。
S:私は、16話はジュンピョなの。ジュンピョがドンジンを殴って、それに対してドンジンが「お前が居てくれて、ありがとう」と言うシーンがすごく好き!
N:ああー残念! Sさん。そのシーン、LaLaTV版にはないです! ぜひレンタルかDVDを買って見ていただかないと…。Aさんは?
A:この回だけ…というより、16話全体を通して大好きだったのは、「恋愛は大人の未来への希望だ」というセリフですねぇ。
S:そうよねぇ、今は常に、未来への途中経過だから。
N:明日をより豊かに過ごすためにも、ささやかでいいから恋をしないと。
S:え? あなた恋してるの?
N:大人の場合は特別ルールで、片想いも、韓流スターへの憧れも恋のうちですから!


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こんにちは。“A”です。

いよいよ最終回・第16話が放送されます。
前回予告させていただきましたが、ハンカチを絶対ご用意して最終回に挑んでください。
私は、ちり紙も必要でした。


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「恋愛時代」第16話は、
1/26(土)19:00より放送します!

「恋愛時代」終了本当にさびしいですが、はまっていただいた視聴者皆様にスペシャル企画です!

振り返ってもう一度1話からご覧になりたい!と思う方のために・・・・

「恋愛時代」2/6(水)から全話一挙放送スタート!
毎週(月)~(金)19:15放送!お見逃しなく!


さらに、「恋愛時代」でカム・ウソンにはまった!という方のために・・・・

カム・ウソン主演「I LOVE ヒョンジョン」3/10(月)から全話一挙放送スタート!
毎週(月)~(金)19:30放送です!


さらに、ブログでもスペシャル企画決定!
「恋愛時代」のロケ地に行きたくなったわ!と思う方のために・・・・

“恋愛時代スペシャルブログ 番外編1”
<「恋愛時代」名場面&ロケ地一挙ご紹介!>

と題し、8月に取材した名場面のロケ地をご紹介します。


これに加え、
恋愛時代スペシャルブログ 番外編2”
<女3人の 裏コメンタリー番外編~女3人の韓流総決算>

と題し、N氏、S氏、私3人で韓国ドラマやスターについての思いの丈を語りたいと思います。
日頃多数の韓流スターと接しているNさん、Sさんから貴重なお話がきけるかもしれませんよ!

どうぞお楽しみに。


韓国ドラマ「恋愛時代」ページ →

2008年01月16日

恋愛時代スペシャルブログ<第15話>

君にだけは、言えなかった秘密…。


ドラマ【恋愛時代・第15話~どうしろって? もう手遅れなのに】

エステで肌を整え、スタジオで写真も撮り、船上披露宴当日を迎えたドンジン。その控え室に「義理は果たした」と顔を出すウノ。しかしこっそり帰るはずが出発時間を間違えて船を降りそこね、披露宴に参列する羽目に。変な気を起こさないかと、代わる代わるウノを見張る、妹のハナ、元レスラーのユリ、そしてジュンピョ。2人きりになった時、未だ出産恐怖症の産婦人科医ジュンピョに、「もう死んだ子のことで自分を責めないで」と頼むウノ。ジュンピョは言う。「ずっと後悔してた。ドンジンに子供じゃなくウノさんのそばに行けと言うべきだった。そう言ってたら2人は別れなかっただろう」と。
それは、ウノの心にずっとわだかまっていた死産の晩のドンジンの行動…。ウノに決して話そうとしなかったドンジンの秘密…。死産し、我が子を失った喪失感にうちひしがれるウノのそばから、「行くところがある」と去ったドンジン。死産の悲しみは過去に出来ても、傷ついた自分から目を背けたドンジンを、どうしても許せなかったウノだったが、その夜ドンジンは、この世を見ることなく死んでいった息子を一晩中抱いていたのだった。ウノはこの時初めて、ドンジンの計り知れないやさしさに気づく。
そして宴たけなわのカラオケ大会。事情を知らない友人に引っ張り出され、「一曲歌え」と言われるウノ。一瞬、顔色の変わる新郎新婦だったが、宴の雰囲気を壊さないためウノは歌い出す。
♪私はあなたにたくさんの話をしたわ。
……いくら話しても分かってくれない気がして。
手当てをしすぎて ますます痛む傷口。
そうするくらいなら 放っておく方がいいのに。
でも どうしても伝えたいこの言葉。
「ありがとう」 あなたのことで なぜ こんなに苦しんだのかしら……♪

涙ながらに歌うウノの脳裏に、あの夜暗い死体安置室で、じっと我が子を抱き続けるドンジンの後ろ姿が浮かんでくる。その背中にウノは歌いかける。「♪遠回りする中で、忘れていた言葉。本当にありがとう」。
ウノが自分の悲しみと喪失感に溺れていた時、死んだ子の、行き場のない想いをじっと胸に抱きしめていたドンジン。それを言わずに居たのは、話を聞けば自分もそばに居たいと願ったはずのウノに、一生忘れられない心の痛みを負わせないための思いやりだった。今、別の女性の夫として微笑む人に、もうどんなにあがいても自分のものにならない人に贈る、ウノの最後の『ありがとう』…。

歌うソン・イェジンと、背中だけで男の大きさ深さを表現したカム・ウソン。それは、8話で「ちょっと書店に行ってくる」とドンジンに突き放され、果てしない虚無に落ちるウノの喪失感と共に、このドラマの白眉とも言える名演技だ。
「あの人にだけは、絶対に明かせない秘密」。それは愛ゆえか、それとも憎しみゆえか…。
しかし、この世にバレない秘密はない。そして、秘密がほどけた時、また2人の運命が動き出す。終わりに向かって…? いや、再び始まるために…。

女3人 + 男1人の 裏コメンタリー「見事な伏線に感動!」

N:さて、いよいよドラマも大詰めになってきました。ついに残すところ、あと2回です! それでね、ちょっとこれを見て欲しいんですが…。
Y:何ですか?
S:あ、今週も引き続き、LaLa TVの番組【恋の処方箋ドラマ・恋愛時代の楽しみ方】【まだ間に合う恋愛時代をキャッチアップ】のディレクター、Yさんが、男性代表として参加してます!
N:そうでした。忘れてました。これです。双葉社の韓国&アジアTVドラマガイド014号『韓流ライターが選ぶ07年ドラマアワード』という特集なんですが…。まず堂々最優秀作品賞ドラマ部門に【ありがとうございます】、名演が主演男優賞を超える素晴らしさということで大賞をチャン・ヒョク。新人女優賞を【恋愛時代】のジホ役、イ・ハナが受賞!そして、脚本賞でも監督賞でも【恋愛時代】がノミネートされており、主演女優賞は逃ししたものの、ソン・イェジンの演技力も評判が良く…『思うに【恋愛時代】は、イェジンがあのカム・ウソンを食っちゃった作品ですね』というコメントが寄せられてます! カム・ウソンファンの私としては、若干異論はありますが…(笑)。
(※ドラマアワードの詳細は「韓国&アジア TVドラマガイド vol.014(双葉社)」をご覧下さい。)
S:【恋愛時代】はもちろんだけど、【ありがとうございます】の評判がすごいわね。このドラマがイチ押しのAさんが聞いたら、泣いて喜ぶはず! どう?LaLaTVの編成、なかなかでしょう?
N:はい、お目が高い。日頃、私たちが「スゴイ、スゴイ」と言ってても、なかなか伝わらないじゃないですか。だから、たまにはこういう相対的な評価もお伝えしようかと思って。念のために言っておくと、助演男優賞・女優賞も【ありがとうございます】のシン・グ、カン・プジャ先生がW受賞してます。子役賞のソ・シネもです。
S:かつての韓流はね、こういう専門家が良いというドラマと視聴者の評価に、ズレがあったと思うの。それが最近はスター俳優が出ていない地味なドラマでも、良いドラマならちゃんと視聴者も評価してくれるようになったのよね。
Y:いいドラマも悪いドラマも入ってくる中で、視聴者の目が肥えてきたんじゃないですかね?
N:だから益々、編成担当者の腕が問われるわけですね。で、LaLaTVの自信作【恋愛時代】。中でもこの15話はクライマックス!これを見逃したら一生後悔するという! 15話と16話は何度見ても泣けます。結構、ドラマの評価にはうるさい私でも!
S:15話の見どころと言えば、何と言っても披露宴でのウノの歌と、ピクルスの瓶でしょう。
N:そうですねぇ。ウノの歌の間に挿入される、ドンジンの子供を抱く姿が何とも言えない。
Y:あえて一切顔を見せず、背中での芝居を要求した監督も、それに応えたカム・ウソンもすごい!
N:それにソン・イェジンの歌。「感情移入しすぎて、歌がうまく歌えなかったから」とソン・イェジン自身がリテイクを出したそうだけど、結局うまく歌えてない場面が使われてますが、泣けます(笑)。
Y:どちらも何とも言えない複雑な感情をうまく表現してるもんなぁ。
N:結婚式から数日経って、酔っぱらったウノがジホに好物のチキンを買ってきて、ピクルスの瓶が開かずついにキレて爆発するシーン。『思いどおりにいかない。どうしろって?開きなさいよ、私に同情してでも。私が憐れじゃない?神様もそうよ、すべてを奪ったんだからこれくらい開けさせて。お母さんも童も全部奪ったわ。どうしろって?もう手遅れなのに。開きなさいよ、このバカ!』って言って、その後投げるでしょ瓶を。
S:これはねぇ、「よくぞ描いてくれた!」という名シーンよね。【恋愛時代】のすごさは、一人芝居にあるの。人は大人になるほど、家族にも親友にも語れない想いを抱え込むでしょう? そんなやり場のない想いを泣いたり怒ったりする時って、たいてい一人の時なのよね。それを色んなものに八つ当たりして、翌日は何事もなかったかのように日常を始めていく…。でも今まで、そういうことをキチンと描いたドラマって、皆無だったと思うのよ、特に韓国ドラマでは。
N:そうそう(激しく同意)! それにね、この15話の開かない瓶に八つ当たりするというワンシーンを生かすために、ものすごく丁寧な伏線を張ってるんですよ! まず1話でウノがトースト食べるだけのシーンを作り、4話でジャムの瓶が開けられないというのを見せてる。そして8話ではミネラルウォーターのボトルを開けられないウノをさりげなく助けてやるドンジンを見せて、そして12話ではジュースのプルトップを開けようとして指を切る場面を入れている。この全てが、単なる伏線ではなくて、例えばプルトップで指を切るシーンなんかは、自殺した教授の妻の話に対応していたりとか、それぞれの回でも重要な感情表現として生きているのがすごいんですよ! この一連の設定は原作にもなくて、まさに脚本の緻密さの勝利という感じ!
Y:あんたもまた、細かいとこ見てるし!
N:はい。この15話を語るために、もう一度1話から全てチェックしました(笑)。それに何人の人が気づくかなぁ。ユリの新しい恋の相手、スーツ姿の男が1話に登場したデブのチョン・ウソンという名前の男だということに! 彼はウノのおかげでダイエットに成功して、ジムでユリに指導を受けたことから、新しい恋に踏み出してるわけですよ。そのあたりも、実に憎いサブストーリーです。
Y:そしてついに16話は、ずっとからんでる、あの紙切れが生きるわけですな。
N:そうそう! 16話は、助演の名脇役に泣かされますよ~! お楽しみに!


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こんにちは。“A”です。

10月からスタートした「恋愛時代」もいよいよクライマックスを迎えました。
第15話と第16話(最終回)は、涙なくしてはみられません。
ぜひハンカチを5枚くらいご用意してご覧下さい。
絶対にお見逃しなく!


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さて、次回「恋愛時代」第15話は、
1/19(土)19:00より放送します!

韓国ドラマ「恋愛時代」ページ →


そして、「恋愛時代」が終った後は・・・・
“女3人 + 男1人の 裏コメンタリー”でも話題に挙がっている
「ありがとうございます」が2/2(土)19:00よりスタートします!

こちらは、第1話からハンカチが5枚くらいは必要なドラマです。
私は本作の編成を決める前に、数日間で一挙に全話視聴をしたのですが、夫から、「げー!お岩さんみたいだ!」と言われるくらい、涙でまぶたがただれて腫れあがってしまいました。
そのくらい、感動で涙が溢れでた作品です。
涙を出しすぎると、こんなに体力を使うんだ!と始めて知りました。
魅力はなんといっても、“相手のことを思いやる優しい心”を描いている点です。
最近こんな優しい気持を描いたドラマって、ないのではないでしょうか?
このドラマを見終わった後、自分はなんてエゴイストなんだと反省せずにはいられませんでした。

ぜひご覧下さい!

韓国ドラマ「ありがとうございます」ページ→

2008年01月07日

恋愛時代スペシャルブログ<第14話>

いつか王子様が…女の子の夢と逃がした魚


ドラマ【恋愛時代・第14話~赤い糸が見えたらいいのに】

留守中、自分の部屋に上がり込んでいたウノに驚くドンジン。「文集を取りに来た」というウノの様子にドンジンは不安を感じるが、それはウノが、幸せに新婚生活を過ごした部屋とドンジンに別れを告げるための最後の儀式だった。ついにユギョンにプロポーズしオーストラリア行きをあきらめさせるドンジン。ジュンピョからドンジンの結婚式の日取りを聞かされたジホは、帰宅して「なぜ教授の妻から預かった離婚届を提出しないのか」と、ウノを責める。ドンジンとウノは最後の儀式として、息子の墓にそれぞれの結婚指輪を埋める。そしていつものソバ屋でウノは積み立てた慰謝料をご祝儀としてドンジンに渡すのだった。ウノは、久しぶりにインターネットラジオの悩み相談に匿名で電話する。「離婚届を預かってしまった、どうするべきだろうか」と。それに対しウノの父親である牧師は答える。「あなたはバカ? そのために何日苦しみましたか? すぐ返して下さい」。 翌日ウノは離婚届を返そうとヨンインの店に行くが、やってきた教授とヨンインの話を偶然耳にし、ヨンインの喪失感の真実の理由を知ることになる。そして、ドンジンとユギョンの結婚式当日。アクシデントで船上結婚式に参列することになったウノは、文集に綴った憧れの王子様とぴったり重なる、ドンジンとの出会いを思い出すのだった……。

一度はつきあったことのある人が、結婚式を迎えると聞き、何となく心がザワザワした経験はないだろうか。『自分には合わない人だった』と理性では十分わかっているのに、ふと音のない世界に放り込まれたような不安……。ましてそれが一度は本気で愛し合った人だったら…? これ以上愛せる人にはもう巡り会えないと思うような人だったら…? そして、今も忘れられない人だったら……?

女性なら誰もが、いつか王子様が現れることを夢見る。王子様と幸せに結ばれることを夢見る。それは寝物語の絵本で度々刷り込まれる、女性の根源的な夢だ。しかし現実には、そんな王子様と出会うチャンスは、宝くじに当たるより難しい。けれど、キャリアを得ても、豊かな生活を得ても、女達は心のどこかで王子様を待ち続ける。さらに現実の物語は複雑だ。カエルだと思って見逃してた男が、本当は王子様で、それを別のお姫様との結婚式でようやく気づく…なんてことも起きるのだから。
逃した魚は大きく見える。おまけにその人が、夢見ていた王子様だったら悔やんでも悔やみきれない。
ウノはそれを、花嫁と祭壇に並ぶドンジンの後ろ姿で思い出してしまう…。

また、数ある物語のお姫様の中には、結婚式の朝、王子の愛を得られず海の泡となる姫もいる。人魚姫だ。ウノはまるで人魚姫のように王子の結婚式を見つめる。しかし悲しいかな、現実の世界に生きる女達は、海の泡になることも、天に昇ることもできない。「幸せに暮らしましたとさ」では、人生は終わらない。

命尽きるその日まで、人はさまざまな屈託を抱えて生きていかなければならない。だからこそ、今日を生き抜くためのささやかな歓びと、明日を迎えるための小さな希望が必要になるのだ。ウノとドンジンにとって、別れと旅立ちは歓びとなり希望となるのか。それは時が経ってようやく見えてくることなのだが…。

女3人 + 男1人の 裏コメンタリー「結婚は、出会い頭の正面衝突?」

N:前回に引き続いて、新春スペシャル! 今回も男性ゲストにご参加いただきます!
LaLa TVの番組【恋の処方箋ドラマ・恋愛時代の楽しみ方】【まだ間に合う恋愛時代をキャッチアップ】のディレクター、Yさんです!
Y:生け贄のYです。明けましておめでとうございます!
S:明けましておめでとう!今年もよろしく!
N:さあ、2008年年明けの【恋愛時代】ですが、ついにドンジンがユギョンにプロポーズしますよね。前回は教授がウノにプロポーズしたし…。
S:Yさんは奥さんにどんなプロポーズをしたの?
Y:(笑)いきなりですか? まぁ大学時代、映画サークルの横のつながりで知り合ったんですけどね、つきあってる時に彼女のお母さんが倒れまして。それで取り乱してるのに付き添って彼女の故郷までついていったんです。結局臨終には間に合わず、赤い靴下のまんまで葬式に出たりして…。そんな家族の不幸が重なって結びつきが強くなり、で、「結婚しよか」ということになったわけですけども。
S:結婚って、家族を作る作業だものね。自分の子供を作るということだけでなく、それぞれの親との結びつきも含めて。
Y:でも、結婚一年目の記念日をすっとばしまして、エライ目に遭いました。(苦笑)。
N:ドンジンのプロポーズの言葉なんですけどね、ユギョンに「はっきり言ってほしい」と言われて、「土下座はしない。結婚してほしい」と言いますね。これ、ウノの結婚のためなら土下座は出来ても、ユギョンのためには土下座はしないってことですよね。
S:ユギョンという人はね、恋愛感情で突っ走るのでなく、キャリアと結婚を天秤にかけて、リスクの少ない方を取ろうとしてるのよ。「一度は結婚してみるのもいいかな」と。で、ドンジンも強い想いじゃないとわかってるから、こういう言い方をしてると思うの。ドンジンは半分、ユギョンがオーストラリア行きを選ぶ…と思ってたかもね。それならそれでもいいと。『逃がすには惜しい魚だけど、ズブ濡れになってまで捕まえたくはない』という…。
N:そうですねぇ。でももう一枚ユギョンが上手なら、ここでオーストラリア行きを選択した方が良かったかも。そうすれば、ドンジンの性格としてはオーストラリアまで追っかけていったでしょうから、もう少し情熱的なプロポーズになったかもしれないのに。
Y:結婚なんて、出会い頭の交通事故みたいなもんでしょ? ならば正面衝突の方がいいんですよね。ちょっと擦るぐらいの事故よりも。
S:そういう意味では、この2人のプロポーズは、かする程度よね。条件面でのすりあわせだから。
N:それに対して教授は、またまた本番に弱いですよね。せっかく手品で指輪を出そうとするのに失敗しちゃうという…。
S:ドンジンの影で目立ちにくいけど、この教授なかなかいい男なのよね。
N:そうですね。この回でドンジンは、またまたイイ所見せるので差が開きますけども。「なぜ離婚届を出してくれたの?」と聞くウノに「めでたいことじゃないから」と言いますよね。そういうしんどいことは男が引き受けるものだと。ここでまた、ウノがグッときちゃう。
S:そうなのよ。ドンジンはボーッとしてる学級委員長みたいな人だから、正義感は立派なのよ。これが女にとってはくせ者なのよね。男の人は会社で責任はとっても、家庭での責任の取り方は下手…と言うか、取れない人が多いじゃない。そんな中でドンジンみたいな男は光っちゃうから。
Y:すみません、仕事での責任は、取ってるんですよ。
N:責任を取れなくても、ドンジンみたいに思いがけないところで男気を見せてくれたりすると、グッと来ちゃうんですけどね。
S:でもようやく披露宴を迎え結婚生活をスタートさせるのに、ドンジンが出来すぎた夫を演じれば演じるほど、ユギョンとの間にすきま風が吹き始めるという…。
Y:人の心は一色やないから。大人のドラマやねぇ…。


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こんにちは。“A”です。

明けましておめでとうございます。皆様、お正月はいかがおすごしでしたか?

最近、“王子”という言葉がテレビや雑誌にしばしば登場しますが、皆さんは“白馬の王子様”に出会ったことがありますか?
ウノのセリフにも出てくるように“運命の赤い糸”は見えないので、運命の王子様をゲットすることは非常に難しいですよね。きっと、現在のパートナーに対して、“この人って本当に運命の人だったのかしら?”と思っていたり、“どうして白馬の王子様に出会えないのかしら?”と憤慨していらっしゃる女性が世の中には多いのではないかと思います。だからといって嘆いてはいけません!私は王子様に出会えないことは不幸ではないと思っています。むしろ、“白馬の王子様”を信じられない方が王子様と出会えないことより不幸なのではないかと。
“いつか王子様が・・・”と年を重ねても心の片隅に信じられたら、女性はいつまでも輝き続けられるのではないでしょうか?

ここで、今回のブログのテーマにばっちりと合うジャズ・スタンダードをご紹介しましょう。
ジャズ・トランペッターのマイルス・デイビスの数ある名盤の中の1つと言われているアルバム<Someday My Prince Will Come(いつか王子様が)>のアルバムタイトル曲です。
この曲は言わずと知れたウォルト・ディズニーの長編アニメ『白雪姫』の中の名曲ですが、さまざまなジャズミュージシャンがカバーしています。その中でも、マイルスの「いつか王子様が」はとにかくロマンティック!
寒い季節、ホットワインを飲みながら、蝋燭の明かりがたゆたう中でジャズ・スタンダードを聴いてみては? 心がホットになるかもしれません。


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さて、次回「恋愛時代」第14話は、
1/12(土)19:00より放送します!


韓国ドラマ「恋愛時代」ページ →

2007年12月28日

恋愛時代スペシャルブログ<第13話>

初めての恋、初めての別れ


ドラマ【恋愛時代・第13話~思い出はいつも自分勝手】

前回、ユギョンの弱点を知りたいと言うジホに乗せられて、ジュンピョはドンジンとユギョンを呼び出しWデートをする羽目に。カラオケ屋から抜けだしたドンジンは、行きつけのパブにユギョンを誘うが、偶然やってきたウノはそんな2人を目撃してしまう。デートの帰り際、ユギョンはついに、「オーストラリアの宮廷料理学校の講師を頼まれた」とドンジンに告げる。
いつものドーナツ屋。それぞれの悩みにため息をつくウノとドンジン。そしてウノは昨日見た2人を振り払うかのように、ドンジンのボディに一発食らわし、その勢いで区役所に向かうのだが……やはり教授の妻から預かった離婚届を出せずに出てきてしまう。一方、迷子の面倒を見ていたジュンピョは、ジホへの告白を病院中に放送してしまうのだった。
妻がウノに離婚届を預けたとは知らない教授は、ウノに手品で指輪を出しプロポーズしようとするが、本番に弱く見事に挫折。悩むウノは、久しぶりにミヨンを訪ねてみるが、そこには仕事にやりがいを感じ、ちょっとした恋をエンジョイし、新しい人生を歩き始めた彼女が居た。
「2回目3回目の別れは楽になる」と言うミヨン。その言葉に、ウノはドンジンとの別れが、自分の人生最初の大きな別れだったと気づく。

初めての恋、そして初めての別れ。
手がふれただけでドキドキした初恋の歓びと、「もうこんなに誰かを愛せない」と立ちすくんだ初めての別れ。一体、どちらの方が、心に深く刻まれるだろう。受け身の取れない初めての別れは、忘れたと思っても、抜けないトゲのようにある瞬間ふと、痛みを伴ってよみがえる。
別れの理由や、別れた人の記憶が曖昧になっても、誰かのふとしたしぐさや、訪ねた場所でよみがえる、心の痛み。ぽっかりと口を開けた喪失感。その暗い空間の大きさは、自分では決して測ることができない。どんなに歓びを積み重ねても、それで喪失感を埋められるわけではないのだから…。

……そしてウノは、帰っていく。かつてドンジンと暮らした家へ。数々の想い出の詰まった部屋から、最後の忘れ物を持ち帰り、2人で暮らした過去に最後の決別をするために。ウノのモノローグは語る。「……思い出はいつも自分勝手だから 今の自分に未来の私が気づくはずもない。遠い未来私は今の私をどう記憶してるのだろう」

女3人 + 男1人の 裏コメンタリー「男のヘタな芝居って…?」

N:さて、今回は「そろそろ男性側からの見方も聞いてみたい」ということで、大晦日、年忘れ年末スペシャルです! 男性ゲスト登場! LaLa TVの番組【恋の処方箋ドラマ・恋愛時代の楽しみ方】【まだ間に合う恋愛時代をキャッチアップ】のディレクター、Yさんです。パチパチ~!
Y:お手柔らかにお願いします。
N:まずは、私とSさん、Yさんの3人で進めて行きたいと思うんですが…。
S:いきなりで悪いんだけど、男の人ってささやかな幸せっていうものを、ちゃんと感じているの?
Y:そりゃもちろん、感じてますよ。ただ、その瞬間に気づくのではなくて、振り返った時に初めて「ああ…あの時は幸せだったんだなぁ」とわかるんだと思いますけどね。
S:このドラマがスゴイな…と思うのはね、ウノがかつての家を訪ねるこの13話で初めて、2人の幸せな新婚生活というのが出てくる!ということなの。全16話のドラマで、全体を計算してここまでひっぱって見せない…というのがね、よく出来てると思うのよ。
Y:海辺でプロポーズをしたことや、お腹が大きい時は短く出てるけど、新婚生活というのは初登場ですからねぇ。
S:それはまさに、振り返ってわかる「ささやかな幸せ」に満ちた暮らしだと思うんだけど…。
N:ウノはこの回で黙ってドンジンと暮らした部屋を訪ねますけど、2人で暮らした部屋からウノだけが出て妹と暮らしてるんですよね。それはやっぱりあまりに幸せな想い出に満ち満ちた部屋では、暮らしていけないと思ったからなんじゃないかと…。むしろドンジンと一緒にいることより、想い出に満ちた部屋に居ることの方がつらかったんじゃないかと思うんですが。
S:だから、ここでわざわざ一度部屋に戻って、最後の「忘れ物」…子供の頃の文集を取ってくることが、ウノにとっての最大の決別になるわけよ。
Y:帰宅したドンジンの「おまえはリングか?」って言う驚きっぷりには、かなり笑いましたねぇ!
N:半分腰抜けてますからね、一瞬。で、その後ちょっと落ち着いたドンジンは、さすがにウノの異様さにきづいて、「とにかくお茶を飲んでいけ」と言う。
S:ここでの2人の会話で面白いのはね、「ユギョンのためにテーブルは大きなものに変えてね」というウノに、「新婚生活は別の部屋で始める」とドンジンが言うじゃない。彼は自分1人なら想い出だらけの部屋でも平気で住めるけど、新しい妻がイヤがるからその部屋を出ることにしてるわけよね。
N:そうそう! それでふとウノが傷ついた表情を見せる。そこでドンジンは話題を変えて、太ったら体重管理してくれ…とウノと自分の結婚後の関係を、さりげなく提示しますよね。ウノにはさらっと受け流されるけど。そして別れ際「おまえ平気か?」と聞く。
S:こういう時、男の人って下手な芝居するわよね。それは、どういう意識でやってるの?
Y:そりゃもちろん、「ここは何とか空気を変えた方がいいんじゃないか?」と思うから演じてるんですよ。
S:そうか。男の人も「よかれ」と思って演技してるんだ。でもそれが中途ハンパなのよね。バレバレな演技をするから、よけいに傷つけるってこと、わかってるのかしらね?
Y:(笑)
N:うわー、一刀両断! Aさんのご主人がね、この対談にYさんが参加すると聞いて、「Yさんは勇気があるなぁ」って言ったそうですよ。
Y:勇気があるもクソも、このメンツで断られへんやんか! 断る方がもっとコワイわ!
N:Yさん宅では、週に何回かしか交わさない奥さんとの会話が、殆ど『韓流ネタ』しかない…という噂ですが…。
Y:事実です。
S:そういう時は、奥さんの話題にちゃんと乗ってあげるの?
Y:もちろん、リアクションしてますよ。それも一種の演技かもしれないけど、頭の中で、「ああ…ここはとりあえずこうしといた方が…いやいや、やっぱり知らん顔しとく方がいいか…」とか、色々妄想してシミューレーションした結果、「演技しとこか…」と思うという…。
S:そうか。何も考えずつじつま合わせてわけじゃなくて、一応いろいろ考えてるんだ!
Y:ドンジンが携帯電話を手に、「電話するべきか、しない方がいいか」って、悩むやないですか。一人芝居で。あればものすご~く、よくわかる(笑)。男の心の中は常にああいう葛藤で満ち満ちてるんですよ。
N:でもね、結局ドンジンは、ウノが出し続けるサインに勇気を出して応えられず、お互いもう引き返せないところ…、どちらか一方の結婚というところまで行かないと決心できないでしょう? Yさんだったら、この16話のどこでウノを救い出せます?
Y:僕なら、さすがにそこまで優柔不断じゃなくて、もっと早く救ってあげると思うけど、そんなことしたら、ドラマ終わってまうやんか!
N:(笑)ここからが、さらにドラマチックな展開ですからね。

●○●○●○●○●○●○
こんにちは。“A”です。
今回は、男性Yさんを生贄に裏コメンタリー展開いたしましたが、いかがだったでしょうか?

「恋愛時代」を通して、私はあらためて実感したことがあります。それは“男と女は違うし、理解しあえない”ということでした。特に大きな差を感じたのが“傷みを感じるポイント”なのかな?と思いました。ドンジンの何気ない言葉、または、ドンジンがウノを傷つけまいと配慮した言動にウノが傷つくシーンがドラマの後半部にたびたび登場し、「ドンジンのアホ!なんでそんな言葉使いするんじゃい!」と度々突っ込みたくなりました。
また、<裏コメンタリー>で“男の演技は下手”という話題が登場しますが、演技をする時、嘘をつく時、女は相手にばれてほしいと思いつつも“ばれまい”と本気で演技をしますが、男は“ばれてほしい”と思ってわざとヘタクソな演技をしているのではないでしょうか?こんなところにも男と女の違いが見られます。
ちなみに、“男と女の違い”を描いた映画で、メグ・ライアン主演の「恋人たちの予感」があります。この映画はメグ・ライアン演じるサリーとビリー・クリスタル演じるハリーの女代表、男代表ともいえる会話が繰り広げられ、二人はケンカや議論ばかりしていますが、お互いの考えの違いを認識しあった上で幸せな結婚をします。
この映画をみて感じたのは、男と女は違うけれど、“違いがあって当然だ”くらいに、違いを楽しむ余裕を持ってこそ、恋愛や結婚生活もうまくいくかも…と言うことでした。

皆さんは“男と女の違い”をどう見ますか?


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さて、次回「恋愛時代」第13話は、
1/6(土)19:00より放送します!

また、Yさんを囲んだ<女3人+男1人コメンタリー第2弾>は、新年明けた最初の「恋愛時代スペシャルブログ(第14話/1月7日掲載)」でもお届けしますので、お楽しみに!


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2007年12月25日

恋愛時代スペシャルブログ<第12話>

喪失感…決してうめることのできないもの

ドラマ【恋愛時代・第12話~“好きだ”と“愛してる”は別の感情?】

自殺を図った教授の妻ヨンインは、どうにか一命をとりとめるが、その出来事を受け止めウノの心は重い。一方ドンジンは初恋の人ユギョンとのつきあいを深めるべく、脳天気にもキスのムードを高める静かな場所などを検索。まるで中学生のようにあの手この手を試みるが失敗してばかり。その頃、ジュンピョの勤める病院では産婦人科の医師がアルバイトに告白したと大騒ぎに。自分のことだとも知らず、ジホはスキャンダルの主を探すのにやっきになる。
ウノに会いに来た教授は、ヨンインの呪縛から逃がれられない自分に深く落ち込む。
ウノは迷った挙げ句、ヨンインを見舞う。ウノに自殺の理由を聞かれ、「あなたにはわからない」と言い放つヨンイン。しかしウノは答える。「喪失感ですよね?」。
別居中の妻と、夫の恋した女。またしても一人の男を挟んで、対極に位置する2人。しかし、ここでもウノは、ヨンインの痛みを理解し共感してしまうのだった。

……もう2度と、手に入れることができないもの。 決してうめることのできない心の空洞…。

ヨンインは、夫への感情を「死ぬほど憎いのか、愛しているのか。人の気持ちが1つならすごく簡単なのに…」とウノに語るが、答えは簡単だ。愛して恋いこがれて、それでも手に入らないものは、憎むしかない。あきらめられないならば、憎み続けるしかないのだ。しかし、その憎しみのエネルギーに疲れ果てた時、気づくのは心にぽっかりと開いた暗い空洞だ。その深い深い闇に吸い込まれそうになる時、
人は生きる意欲を見失うのかもしれない。

本当に愛する人と、もう一度幸せ探しをしても、かつてのような幸福感は手に入らない。ならば何としても、愛する人を自分の手の届かない場所に送り出してしまおうとあがくウノ。それは決して、明るい希望へと向かうステップではない。暗い空洞の淵を歩く同道めぐりだ。そして、そんなウノの闇に、
ヨンインだけが気づいてしまった。闇の淵にたたずむ、【お人好しコンプレックス女】と【人を傷つける女】。そして、あやういバランスの2人の間で離婚届が、やりとりされるのだが…、この重い紙切れを先に手放すことができるのは、どちらなのだろうか……?

~女3人の裏コメンタリー~ 女の喪失感とは?

N:……喪失感ねぇ。あるべきものが、そこにない~という感覚は、まさに韓国語で言うところの『恨(ハン)』ですよね。……ヨンインの場合、愛した人が自分のワガママも受け入れてくれる人だった。そして結婚した。でも、いざ結婚してみたら急に不安になった。「夫は私自身を愛したのではなく、私の“家”を愛したのではないか」と。そして夫の愛を試し始めた。やがて疲れ果てた夫の愛が冷めてしまった。そして愛を失ったヨンインは、喪失感から目をそらすために、夫を憎むことでエネルギーをかきたてて来た……。
S:私はね、喪失感っていうのは、女性独特の感覚じゃないかと思うの。例えば男の人が、地位や権力とかお金を失っても、深い喪失感は持たないと思うのよ。肉体の一部を切り取られたような感覚…といえばいいのかな。女性なら、何となくわかると思うんだけど…。
N:私はできるだけ喪失感を味わわないように、手に入りそうにないものは、「欲しくなかったんだ」と思うことにしてますね、最近は(笑)。
A:でも、すごく贅沢なものを望まなくても、ずっと当たり前のようにそばに居る…と思っていた存在が、突然居なくなってしまう…ということもありますよね。
S:あら、Aさんにとっての喪失感体験は?
A:実は夫とは、10数年のつきあいを経て結婚したんですけど、一度トライアルで別れてみたことがあるんです。ずっと一緒に居る意味を確認したくて。そうしたら、何もしたくなくなっちゃったんですよ…。食べる意欲もなくなってしまって、一週間で10キロやせたんです。
N:食べる意欲がなくなって? 1週間で10キロ? そりゃ立派な喪失感ですよ!
S:で、どうしたの? 自分からSOS出したの?
A:はい、電話しました。「あなたが居ないと何もしたくなくなった」と。
N:彼も喪失感を感じてた?
A:喪失感…とは言わなかったけど、違和感を感じたって。
N:なるほどね。それで再びつきあい始めて、ジェントルマン・キスのプロポーズにいたるわけだ。
そのエピソードについては、【恋愛時代スペシャルブログ】の第2回をご覧下さい(笑)!
S:Aさんの場合は、結婚してないのに空気みたいな関係になってしまったために、互いの存在意義を確かめるために別れてみたところ、空洞ができちゃったんだと思うんだけど…。 女性はね、恋人とか夫を失うと、自分に対しての自信をなくすんだと思うの。「私のどこがいけなかったの?」って。そうやって自分の心の中を覗き込んでいくうちに、満たされていたはずのものがどこにもないことに気づいて、空洞ができちゃうんじゃないかと思うんだけど…。
N:ああ…。ただ愛した人を失うだけじゃなくて、愛した自分の幸福な感情や記憶すらも壊れてしまうから、自分自身の肉体が切り取られたような喪失感をともなうんだ…。
A:その空洞は、どうやって埋めればいいんでしょうね?
N:そうだなぁ…。でも、のたうちまわるしかないよね。愛した人を失った時…というのは、去られた苦しみはもちろんだけど、「もう誰も愛せないんじゃないか」という絶望感に立ちすくんじゃうと思うから。Sさんはどうやって立ち直ったんですか?
S:私の場合は、男運は悪かったけど仕事運は良かったのよ。
A:仕事って、離婚してから始められたんですか?
S:そうよ! 子供が居たから、子供が少し手を離れてからだけどね。自然に自分に合った仕事に出会うことができて…。
N:別れることで失った自信を、仕事でステップアップすることで埋めていけたわけですね。確かに、「何でもいいから少し自信を持つ…」というのは、喪失感を癒す最大の薬かもしれない。過去の自分を振り返ってみても、自信のなかった10代から20代にかけては、ものすご~く暗いやなヤツだったもの。
A:え? Nさんが暗かったんですか?
N:はい、ものすごく暗くてエキセントリックなヤツでした。
S:良かった、その頃に会わなくて。その頃に会ってたら友達にならなかったかも。
N:そうですよね!
S:結局ウノもAさんと同じで、「本当に愛した人を失った!」と実感するギリギリのところまで行かないと、ドンジンの存在のかけがえのなさを実感できないのよね。そして本当の空洞を抱え込む。
N:そうやって壊れてしまったウノを救うために、家族愛が一役買うわけだけど。
A:そういう大きな葛藤を経て、ウノも気づくんですよね。空洞を埋めるのに大きな愛はいらないって。
S:そうなの。ささやかでいいの。ささやかな歓びがあれば、いつしか埋まっていくものなのよ。
N:でも、それに気づくまでには、まだ一波乱二波乱!
A:ここからは怒濤のドラマが展開しますからね。お楽しみに!

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こんにちは。“A”です。

皆さんは、“契約結婚”をどう思いますか?

“契約結婚”というと、韓国ドラマなどでは、「愛のないカップルがある条件の下、形式的に結婚しているフリをして生活を始める」…という設定だったりしますけど、それとはちょっと違うんです。

固く言うと・・・
<結婚に際し、配偶者と明確に約束事をすること。よって約束を破ればただちに契約破棄=離婚>
ということですが、もっと身近な言葉にすると・・・・
<配偶者の存在が自分にとって価値・意義があるかどうかきちんと確認した上での結婚>
ということになるのかなと思います。

むしろ、契約結婚の方が夫婦間の慢心を許さず、緊張感のある結婚が保たれるのではないか?と思っています。かすがいに甘えた結婚ではなく、妻と夫の二者間の関係がどうあるか?を重視した結婚こそが、契約結婚だと思います。ちょっと恋愛関係に近い関係といえるのではないでしょうか?
この契約結婚、現代的に思えますが、実ははるか昔に実践した人がいるんです。
フランスの哲学者ボーボワールとサルトル、男女平等と一夫一婦制を提唱した明治時代の初代文部大臣 森有礼等です。
そして、現代で実践している人といえば、舞台美術家として有名な妹尾河童さんとエッセイストの風間茂子さんのご夫妻。毎年結婚記念日にお互いの気持ちを確認し合うのだそうです。
実は、私の“トライアル別れ”は、妹尾さんご夫妻のことを知って思いついたものでした。結婚前に相手に対する気持ちがどうなのか、きちんとテストする必要があるだろうと。少々荒療治ですが実践したところ、この時の喪失感は想像以上のものでした。
そしていまだに、妹尾さんご夫妻と同じく、毎年結婚記念日に、自分の気持を確認します。
私の確認方法は、“夫がいなくなったら?”という想像をし、喪失感を感じたら、契約を更新することにしています。自然に相手に対する気持を確認できれば苦労ないのですが、悲しいもので、年をとればとるほど、つきあいが長くなればなるほど、機会を作ってあげないと自分の気持に向き合えないし、気付けないものなんですよね。あぁ、かなしや。
そして、先日、4回目の結婚記念日を無事終える事が出来ました。

ウノはきっと、子供を失った喪失感が大きすぎて、ドンジンがいなくなったら・・・ということを想像できなかったのだろうなと思います。
そして、人間は恋愛において激情を感じないと、「この人私にとって必要なの?」と思ってしまいがちですが、実は、Sさんがいうとおり、“ささやかな歓び”があれば幸せなんですよね。
皆さんも恋人や夫の存在について?を感じ始めたら、まずは自分をテストしてみてはいかがでしょう?


さて、次回「恋愛時代」第12話は、
12/29(土)19:00より放送します!

よいお年をおむかえください!!

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2007年12月17日

恋愛時代スペシャルブログ<第11話>

同じ人を愛してしまった人へ・・・。

ドラマ【恋愛時代・第11話~愛は人を苦しめる】

その日、白いパーカーをオシャレに着こなしていたウノは、ジムで腸詰めやトッポッキをつまんでいる時、同僚のユニのせいで服にシミをつけてしまう。その後、突然妹のジホに呼び出され、自転車を漕いでたどりついたカフェ。待っていたのは化粧直しも美しく決めたドンジンの新しい彼女だった。挨拶を交わした瞬間、その人が何者かを理解するウノ…。

中学生の頃のドンジンを知っていて、今新しい恋を始めようとしているユギョン。そしてドンジンと結婚し2年数ヶ月生活を共にし、別れたウノ。お互いドンジンをよく知りながら、自分の知らないドンジンを相手に握られている2人の女。初めは牽制しながら、ドンジンについて語るうち、2人はいつしか自分達の見てきたドンジンの魅力が同じことに気づく。好きだから、愛しているからこそ見えてくる、ドンジンの子供っぽさ、ドンジンの人の良さ…。

同じ人を愛してしまった2人の女。その立場は、地球の両極ほど離れているはずなのに、ふと相手に共感してしまうことがある。
「愛しているからこそ見える、その人の魅力」「愛しているからこそ感じる、その人への不安」。
それを広い地球の上で理解し共感できるのが、たった1人、目の前にいる恋敵だ…という悲しい矛盾。

ウノは、精一杯のやさしさで、最後にドンジンをほめ、ユギョンの恋を後押しする。
そして、その力の反作用を利用するかのように、教授ユンスにアプローチしようとするのだが、今度はこちらに、ヨンインという別れない妻が立ちはだかって来るのだった。

そしてドンジンは、元妻ウノのために、ヨンインに土下座をする。「それで別れてくれるのなら、男のプライドなんてなんでもない」と…。教授とドンジンは、争うようにウノのために土下座するが、それを見て、ヨンインは深く傷ついてしまう。(この時のヨンイン役チョ・ヘヨンの演技が素晴らしい。)
しかしウノは…、やがてそのヨンインとも、同じ痛みを共感することになるのだった。

果たしてその共感は、恋を加速させるのか、減速させるのか…。
ただ一つ難しいのは、愛が深い人が常に、恋の勝利者になるとは限らないこと…。


☆☆☆☆☆★★★ さて、エンディング曲が、9話を境に変わったことにお気づきですか?
実はこのドラマには、贅沢にもエンディング曲が2バージョンあるのです。ドラマ前半はウノの気持ちを歌ったボサノバ風の曲【もしも私たち】で…、

♪あのとき私たちもっと愛し合っていたら
いま私たちもっと幸せだったかしら


後半はドンジンの気持ちを歌った男性ボーカルの曲【どんなに考えても僕は君を】にチェンジ。


♪ここで君を見つめていると 君と別れられなくなってしまいそうだよ
いつでも力になれるように君を
暖かな日射しのように 僕はもう一度君のそばで君をつつみ込むよ

というような歌詞なのです。どちらの曲も、このドラマの演出をしたハン・ジスン監督の奥様、ノ・ヨンシムさんの作詞・作曲です。…なのでドラマの内容を反映し、相手に素直になれず肝心な時に思ったことを口に出せない、ウノとドンジンの複雑な心の内を理解する手がかりとなっています。残念ながらドラマでは、歌詞テロップはあまり出ませんが、OSTを手に入れて読んでみて下さい。【恋愛時代】の世界が、より深まりますよ。

~女3人の裏コメンタリー~ 土下座する男、動揺する女

A:11話12話では、ウノは2人の女性と対決することになっちゃうんですよね。
N:なのに、どちらの女性にも共感してしまって、結果的に対決できなくなってしまう…という。これ、簡単な女同士のバトルなら韓国ドラマに山ほどあるけど、バトルにならない…というところが、複雑な感情を表現していて面白いと思うんですよ。
S:でもちょっと待って! やっぱりこの回のポイントは、≪土下座≫だと思うのよ。
A:土下座ですか?
N:えー、まずちょっと説明すると、韓国では膝を付いただけ…という状態で、≪土下座≫と見なします。だから地べたに正座する日本の土下座とは違う印象がある。でも今回ドンジンと教授は日本式の土下座をしてますよね。
S:そう。日本の原作を意識したのかな? かなり気合いの入った土下座に見えるわよね。
A:ワインバーに教授の妻ヨンインが来て、ウノのために離婚を迫るドンジンに、挑発的に「土下座でもする?」と言いますよね。でドンジンが「それで別れてくれるなら」と。一方教授は「あなたは関係ない、土下座するなら僕だ」と言い、争うようにして土下座して、妻がすごく傷ついた顔をする。
S:そうなの。ここからはネタバレだけど、その後ヨンインが自殺未遂するでしょ? 自殺しようと思った理由はね、2人の男がウノのために争うように土下座するのを見て、プライドがズタズタになったからだと思うの。だから自殺しなきゃならなくなったのよ。
N:一方ウノは、ドンジンが自分のために土下座までした…と聞いて、取り乱して会いに行きますよね。
S:もしウノが本当に恋の勝利者であるならば、2人の男が土下座してくれたら感激よね。でも、自分のために土下座までしてくれる男を、2人とも得ることができない! そこにウノの悲しみがあるのよ。
A:本当にウノのためだけに生きられる人じゃなきゃ、土下座しちゃダメなんですね。
S:そうなの! ドンジンは土下座しちゃいけなかったのよ。それがウノを混乱させ、動揺させてしまうの。ドンジンも教授も、ウノのために懸命に過去にピリオドを打って、新しい未来に向かおうとするけれど、形としてピリオドを打つということと、感情のケジメは別だから。ウノの感情にまだケジメがついていないのに、そこをくみ取れずに2人の男は次々と事を進めようとするでしょう? それがよけいにウノを混乱させてしまうんだと思うの。
A:だから、このあたりからウノが段々、壊れ始めていくんですね。
S:ホント、男ってそういうところがわからないの。単純なのよね。
N:出た、今週も! Sさんの「男って単純なのよね」が! でも私、ウノが書店に押しかけて、「食事するヒマがない」というドンジンに突然キレて、「食べなさいよ」と怒鳴るでしょ。その時、普通の男なら、ウノを制したり無視したりすると思うんだけど、ドンジンはその感情に同調して「そうだ!メシの時間もくれないのか!」って、ノってやるじゃないですか。これスゴイなぁ…と思うんですよ。そういうリアクションする男って、まず居ないでしょ。天性の明るさというか、脳天気さというか…。
S:ホント、バカなのよね、いい意味で。それがまたドンジンの他の人にはない魅力だと思うの。でもウノはね、わかっててケンカをふっかけてるところもあるのよ。そこをそうやって受け止められちゃうと、まだドンジンを嫌いになる理由を作れない…というせつなさもあるのよね。
A:うーん、ウノちゃんホントに八方ふさがり。彼女みたいなタイプは、本当にドンドンしんどい方向に行っちゃいますね。
S:その点、本来一番ラクに生きられるのはジホだと思うけど。
N:不思議なのは、普段はあんなに見えてる子が、なぜジュンピョにだけはニブイのか…ということ。
S:ホントは、わかってるのよ。
N:いや、ドクター・コンにだけは油断してる…というか、思いもよらないところから隠し球が飛んでくるからキャッチできないのでは…とも思うんですが…。
S:好きな人にだけはニブイ。それぐらいの方が、女はいい妻になれるような気もするけどね。
A:でも、本当に妻がニブすぎると、それはそれで夫の方も不満が募り、浮気をしたりするみたいです。
金婚式を迎えた母の名言ですが…「夫婦円満の秘訣は、“夫の前では男のプライドを傷つけないように
ニブイふり”をして、実は“夫を手の平にのせて操ること”」だそうですよ。

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こんにちは。“A”です。


さて、待ち遠しい次回「恋愛時代」第11話は12/22(土)19:00より放送します!
お見逃しなく!!

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2007年12月12日

恋愛時代スペシャルブログ<第10話>

あなたが一番欲しいものは何ですか?

ドラマ【恋愛時代・第10話~何が欲しいのか素直に言えばいいのに】

人はいくつ恋をしたら、恋愛の達人になれるのだろう?

年を重ねたら、思い通りに恋を重ねられるようになるのだろうか? 同窓会で初恋の女性に再会したドンジンは、天にも昇る心地で彼女との恋をスタートさせる。ベンチに腰かければ、指先をふれ合わせるために、ことさらに腕を伸ばしてみたり、肩を組むために背もたれに手をかけてみたり、髪にふれるためにゴミがついているとウソをついてみたり…。まるで中学生の初デート以下のぎこちなさを、さらけ出してしまう。…彼女にすっかり下心を見透かされてしまうほどに…。

いくつ経験を重ねても、どんなにマニュアルを読んでも、それがそのまま役に立たないのが恋愛の難しさだ。ただのラブ・アフェアなら、段取りの手続きを省けばいい。でも、それが年を重ね、『今度こそ、幸せになりたい』と願う本物の恋なら、『また失敗をしたくない』という思いが、ますます恋を臆病なものにしてしまったりする。そうなると、中学生の時なら当たり前に聞けた質問も、素直に聞くことが出来なくなる。また、時には相手の純粋さに、世慣れた自分がイヤになってしまうことだってある。

『素直に、ありのままに、自分の欲しい恋を口に出せれば、幾度目かの恋も上手に始めることができるのだろうか』

~女3人の裏コメンタリー~ ささやかな女のしあわせとは?

N:今回のドンジンの書店でのポップは『初デート必勝法』となってましたが…。
S:もう本当にドンジンって、単純でバカよね、完全に舞い上がっちゃって。
A:ドンジンを刺すのに刃物は要らない。ちょっと持ち上げればいいって感じですね。
N:そのドンジンの性格を見切った上で、手玉に取っている宮廷料理の専門家・ユギョン。前回も言いましたが実はかなりしたたかですよね。ポップコーン落とす場面は必見ですから、お見逃しなく!それから初デートで舞い上がるドンジンをクスっと笑うシーンも!
A:子連れのモデル・ミヨンの場合は、『見え見えの迫り方』でしたけど、どこか必死でケナゲなところがありましたよね。
S:初恋の人・ユギョンの場合は、2手、3手先まで、ドンジンの性格を読んだ上で、出方を計算してるものね。ジラし方。思い出の振り返り方。そして結婚へのステップ…。
N:『男から見れば理想の女性』、女から見れば『出来すぎで鼻につく女…』という難しい役柄を、ムン・ジョンヒが上手に演じてますよね。私、ずーっと、『この女優さん、どこかで見たことがある!あの映画に出てた人じゃないかな…』と気になっていたんだけど、この前タレント名鑑を片っ端から熟読してやっとわかりました!
A:なななな…なんですか?
N:【デイジー】のイ・ソンジェと【冬ソナ】のチェリン役でおなじみのパク・ソルミが出演した、韓国版【シャル・ウィ・ダンス?】みたいな【風の伝説】という映画。この作品で、イ・ソンジェをメロメロにする女詐欺師を演じてた人でした。貞淑な人妻のように現れ、イ・ソンジェをダンスでメロメロにし、実は詐欺師…というスゴイ役柄だったの。で、【恋愛時代】にユギョンが登場した時、あの映画の女詐欺師と似てるな…とは思ってたんだけれど、このドラマではあまりに雰囲気が上品なので別人かなぁ…と自信が持てなくて。…あースッキリした…!
S:この回あたりからは、初恋の人ユギョンと教授の妻ヨンイン…という、イヤな女性のパターンも出そろってくるわね。
A:そうですね。どっちもウノに会いに来るんですよね。
N:お2人は恋のライバルと直接対決したことありますか?
S:ない。
A:私もないですね。
N:へぇぇぇ。そうなんだ。私は好きな人の様子がヘンで、『これは女に会いに行くな』と思ったら尾行しちゃうタイプですね。実際、尾行したことあります。昔の話ですけどね。
S:へぇぇ。私なら絶対にしないけど。あなたって意外とそういうとこ、女なのよね。なのにどうして結婚してないの?
N:だから! ユギョンみたいに計算できないからですってば!
A.S:(爆!)
S:おいおいわかってくるけど、教授の妻のヨンインは、実はすごく夫を愛していて、その屈折した愛の確認方法として、彼を追い詰めたり、ウノにイヤガラセしたりしちゃうのよね。一番良くないパターンだけど…。
N:教授の恩師の娘…ということで結婚した2人だから、愛されている自信がなくて、『私ってイヤな女でしょ? こんな女なのに本当に愛してる? これでも愛してくれる?』って迫っちゃう人なんですね…。それに疲れ果てて、教授は何年も別居してるわけですけど。で、次第にウノにひかれていくと…。
A:考えてみると、人はどうして結婚するんでしょうね? 好き合って結婚しても幸せになれなかったりするのに。
S:一人で生きることが上手じゃない人っているのよ。そりゃやっぱり、男も女も一人で生きていくのって不安だもの。私は一人で生きていく方がずっといい! と思っちゃったけど……。女性には『結婚』以外にも、『子育て』『仕事』っていう3つの山があるでしょう? でも本気で何かをモノにしようとしてる時っていうのは、両立は無理よね。Nさんの場合は、仕事の才能に恵まれたんだから、良かったじゃないの!
N:そうは言っても、仕事で成功できる女性は一握りですよね? だからみんな、結婚に安定を求めるんだと思うけど。
S:結婚すれば安定する…というのも、大いなる幻想だとは思うけどね。
A:確かに。お互いのことが好きなのに、結婚してるとうまく行かないというのが、ウノとドンジンの場合を見ていても、痛いほど伝わってきますからね。
S:でもそうやって、紆余曲折を経て、傷ついたりすることで、ようやく、『人っていうのは、ちょっとした幸せで生きていけるものだ…』っていうことに気づくんだと思うの。
N:教授の妻も、ウノと戦うことで自分の気持ちに気づき、素直になる方法を見つけていくんですもんね。
S:ギリギリ失いそうになってみないと、見えてこない大事なものもある…。ここから先は、ネタバレになるので内緒にしておくわ。
A:いい韓流ドラマに出会うのも、ささやかな幸せです。怖~いホラーに出会えるのは、もっと幸せですけど。
S:いろいろなドラマを見て、その登場人物に自分を重ねて、「私の人生ってそんなに悪くないじゃない」とか「私にもささやかな幸せってあるわ…」とか、感じているのよね。私達も含めて、そうやって癒されている人達に、韓流は支えられてるのよ。
A:はい。LaLaTVは、皆さんに「ささやかなしあわせを感じてもらいたい」、そんな想いを込めて、ドラマを選んでいます!

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こんにちは。“A”です。

少々一筋縄ではいかない女たち、<ドンジンの初恋の人ユギョン>と<ウノと恋愛関係に発展しそう?!な教授の妻ヨンイン>の出現によって、ドラマは新たな展開をむかえます。
さて、「恋愛時代」では、ユギョン、ヨンインをはじめさまざまな女性のタイプが登場します。
1.不器用で一本気、真面目すぎて融通がきかないウノ。
2.男からの愛を渇望するゆえにわかりやすいくらい“女”になるが、憎めないミヨン。
3.純情そうだが実は狡猾で恋のライバルには決してなりたくないタイプのユギョン。
4.自分は満ち足りた大人の女だと思っているゆえに、素直に感情を表現できないヨンイン。
5.とても女性的な繊細さとやさしさを持っているのにそれを素直に出せないユリ。
6.普段は自分の気持にストレートなのに恋の相手にはつっぱってしまい素直に自分の女性性を認められないジホ。

実はどのタイプも幸せな恋がなかなかできないタイプであり、ほとんどの女性がこのどれかのタイプに当てはまるのではないかな?と思います。
ちなみに、私は、“ウノ”+“ジホ”です。Wパンチで恋には不器用なタイプです。
よくまあ、結婚できたなと我ながら思い、結婚を報告したとき、友達、家族からは鳩が豆鉄砲を食らったような顔をされました。
Nさんは、ご自分のことを“ユギョンにはなれない”と断言されていますが、皆さんはどのタイプに当てはまりますか?もしくは、いずれにもあてはまらない恋のエキスパートですか?!
ちなみに、Nさんは激しい恋は経験済みだが結婚はまだだそうです。そして、上記“女3人の裏コメンタリー”では含蓄のある大人の発言をされているSさんは、実はバツイチさんで、女一人でお嬢さんを立派に育てあげたたくましい母なんですよ。


さて、待ち遠しい次回「恋愛時代」第10話は12/15(土)19:00より放送します!
お見逃しなく!!

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2007年12月11日

「LaLa TV 韓流パネル展」を開催!(大阪府 )

LaLa TV で絶賛放送中「宮~ラブ・イン・パレス」の
写真パネルギャラリーを関西地区3会場で展開します。
会場には、 John-Hoon(ジョンフン)直筆サイン入り等身大パネルも登場!
無料のパネルギャラリーです。
ドラマの余韻に浸りつつ、お近くの方は、是非遊びに来てください!!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

■関西地区 第1弾■ 
【J:COM 南大阪 クリスマスイベント 「宮~ラブ・イン・パレス」写真展】

【開催日 】12月15日(土)~12月17日(月)
【会 場】J:COM 南大阪
【住 所】大阪狭山市半田一丁目224-33  地図
【時 間】10:00~19:00
【入場料】無料
【問い合わせ】ジェイコム フリーコール 0120-999-000


■関西地区 第2弾■
【J:COM 堺 クリスマスイベント 「宮~ラブ・イン・パレス」写真展】

【開催日】12月19日(水)~12月20日(木)
【会 場】J:COM 堺
【住 所】堺市北区長曽根町446-1  地図
【時 間】10:00~20:00
【入場料】無料
【問い合わせ】ジェイコム フリーコール 0120-999-000
 

■関西地区 第3弾■
【J:COM 和泉・泉大津クリスマスイベント 「宮~ラブ・イン・パレス」写真展】

【開催日】12月22日(土)~12月24日(月)
【会 場】J:COMステーション和泉中央店
【住 所】和泉市いぶき野4-5 エコール ・いずみ北館2階  地図

【時 間】10:00~19:00
【入場料】無料
【問い合わせ】ジェイコム フリーコール 0120-999-000
               
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

みなさまのご来場、お待ちしています!!

2007年12月04日

恋愛時代スペシャルブログ<第9話>

しあわせを手に入れる努力・・・。

ドラマ【恋愛時代・第9話~努力しても幸せになれないなんて】

ドンジンとの別れを決意し、恋愛時代の第二章に踏み出すことにしたウノは、結婚相談所に登録しお見合いを始める。【安定した男性】【経済感覚のしっかりした男性】【ユーモアのある男性】そんな要望を出した結果、現れた相手は…オヤジとケチとエロ話好きの男。極め付きの最低男は、女をボディの良し悪しで品評する下品な男。おまけにコーヒー代は自分の分しか払わず、白いワンピースに泥ハネを残して去っていく。ウノは偶然現れた水泳教室の生徒である大学教授にこぼす。
『努力しても幸せになれないなんて…』

確かにそのとおりだけど、≪恋愛における努力≫って、難しい。
男の視線を意識して髪をカールし、華やかな色の服を着て、ミニスカートで膝小僧を出し、人から何か言われたらまずほほえみ、相手の冗談にはその膝を叩いて相槌を打ち、他愛のない話題もそっと相手に顔を近づけたりしてして耳打ちする、時には手作りのお菓子や料理を持ってきて男性にふるまう…、これって境界線ギリギリだ、男性は総じてこういう女性に鼻の下を伸ばすけれど、この手は品を失ったらアウト。例えば仕事場で、こんな努力を重ねている女性がいたら、まず女性の同僚全部に総スカンを食うのではないだろうか…。(稀にこういうことがイヤミなく出来ちゃうスゴイ人もいるけどネ)
高い入会金を払って結婚相談所に登録したら、あまりえり好みをせず、『この程度が私には分相応』と思い、『多少の話題のつまらなさ』には我慢して相槌を打つことが、控えめな女性が見せる努力になり得るのだろうか…。ドンジンとの最初の出会いで、メモに電話番号が抜けていると指摘し、初デートで箸の持ち方をズケズケ指摘したウノにとって、それはあまりにも嘘で塗り固めた努力だ。

ありのままの自分を、丸ごと愛してもらうために、人はどんな努力をすればいいのだろう…。

あなたは、その答えを知っていますか?

~女3人の裏コメンタリー~ しあわせへの努力は、女の何計算?

A:前回のNさんが書いたブログのテーマ『女のピリオド、男のフェードアウト』、社内の女性からもの凄く反響ありましたぁ~~! 『そうなのよ、そうなのよ』って!
S:実感としてあるわよね。男は別れにしてもそうだけど、イヤなことに向き合いたがらない! できれば見て見ぬフリをして通り過ぎたいという…。
N:それをとっつかまえて、『ちょっとこっち向いてハッキリさせてよ!』と言うのは、女性共通の想いですよね。恋愛に関して言えば、男性の場合フェードアウトとフェードインが重なる場合もあるし…。
A:女の人の場合なら、次に誰かを好きになったら前の人をパシっとカットアウトすると思うんですけどね…。
S:男性は別れを明確にしたがらないから、クロスフェードになっちゃうのよね。
N:そうそう(笑)。それが言いたかったの!
A:前回でドンジンとの関係にピリオドを打ったウノですが、『結婚相談所』の紹介相手がなかなか痛いことになってますよね?
S:「安定した男」と、「経済感覚のしっかりした男」「ユーモアのある男」、このいかにもありそうな結婚条件で、見事に女性の嫌いな男ベスト3「オヤジ」「ケチ」「エロ男」を出してくるあたり、見事よね。
A:またあの最後の男がヒドイ。女性の体の話しかしない上に、ワリカンの時のあのお金の出し方!
S:それにあの泥ハネ!
N:ここまで後味の悪い気持ちにさせるか! っていう男。
S:本当にこの回は、「男って単純でバカ…」というのを、いろいろなバリエーションで見せてくれてるわよね。ドンジンにしてもそう。前回は「人生の終わり」くらい落ち込んでいたのに、初恋の女性に再会したとたん舞い上がっちゃって。
N:ちょっとネタバレですが、同窓会で再会した初恋の人ユギョン。ドンジンが彼女が独身なのか、恋人がいるのか…と気にしますよね。で、それをおせっかいな女友達が替わって聞く。で、独り者のジュンピョを紹介しようとした矢先、ポップコーンが落ちる! それで女友達は場を離れるんだけど、何回も見ていると、あれユギョンが自分で落としてるんですよね。
S:そうよ、知らなかった? 大人しそうに見えるけど、かなりしたたかな人なのよ。
A:なのにドンジンは、全くわかってないですよね?
S:そう。宮廷料理の専門家で、料理教室の先生…という、男性からしてみれば理想的な肩書き。おまけにフェミニンなフリルたっぷりのファッション、ふんわりカールのロングヘア…!
N:そう、努力してる! まさに女の幸せへの努力、全開! ドンジンは頑張って初デートの約束を取り付けるけど、それもドタキャンしますよね。「髪に油のにおいが」とか言って。
S:あれもジラしてる。計算してると思う。
N:結局ユギョンは「キャリアのステップアップを迫られてる」という理由で、ドンジンに結婚を迫りますよね。これまたドンジンの優柔不断な性格を見切った上で、ビシっとムチを入れてるというか、逃げられない状況に追い詰めてて、スゴイと思うんだけど…。
S:同窓会に久しぶりに参加した…というところからして、ドンジンが参加するかどうか確認した上で出てるわね、きっと。
A:一人だけ遅れて来たのも狙いですかね?
N:絶対そう! だって頭から出席してたら、自分の都合の悪い質問をポップコーンではぐらかす技を、
いくつ繰り出しても足りないもん!
S:その点ウノはね、ドンジンを愛しすぎているから計算なんてできないのよ。
A:私の知り合いの若い女の子が、「この【恋愛時代】は別れた2人が最初からお互いをものすごく愛し合っているのが見え見えだから、見る気にならない」って言うんですよね。
S:まだまだお子ちゃまねぇ。「ものすごく好き。だから、たぶんまた、くっつくかもしれない。でもそれまでには、言葉にすることもできない葛藤や痛みがある」。普通ドラマでは難しくて描けないその辺りの心のひだを描いているところが、【恋愛時代】の一番のおもしろさなのに!
N:でも久しぶりに出る同窓会ってのは、スネに傷持つ男女にはいい結婚のきっかけになるみたいですね。それなりに恋愛も経験して、でも同じ友人、同じ思い出、共通の話題を持つ人とまた出会うっていうのが良いみたいで。そう言えばSさん、確か同窓会仲間にものすごい有名人が居たでしょ? ギタリストのCharさん!
A:えええええええぇ?
S:竹中くん? 私達は竹中くんって呼んでるのよ。
N:なんかしょっちゅう会ってるんですよね? コンサートにも行ったりして。私なんか同窓会に行きたいと思わないし、一度も行ったことないから、うらやましいですよ、そういう関係。
S:でも私達は小学校の六年六組の同窓会メンバーだからね。四五六年と三年間一緒だったから本当に仲がいいんだけどガキっぽいの、ただの子どもに返っちゃう。ドンジンは中学校の同窓会でしょう? すでに思春期にさしかかってるからね。だから恋に発展する可能性もあるのよ。
A:最後のドンジンのモノローグ、「恋愛とは大人の未来への希望だ」って、いいですよね。
N:だんだんドキドキすることが少なくなるから。大人はね。
S:だからと言って、ドンジンみたいに子どもみたいに舞い上がっちゃうのは、どうかと思うけどね。でも、またそこがかわいいんだけどね。

●○●○●○●○●○●○
こんにちは。“A”です。

後半戦に突入した「恋愛時代」お楽しみいただいておりますでしょうか?

第9話では、「恋愛時代」の核心に触れる非常に印象的なドンジンのモノローグがあります。
放送より先にちょっとご紹介しましょう。
*****
悲しむことなく 子供の頃を思い出せるか
今は失った夢 好奇心 未来への希望
希望を語らなくなったのはいつからだろう
明日が待ち遠しくもなく
1年後の変化を期待できなくなった時
1日を生きていくのではなく 耐えるだけになる
だから大人は恋愛をする
明日が待ち遠しく 胸をときめかせてくれる
恋愛とは 大人の未来の希望だ
* ****

あなたにとって、明日は待ち遠しいですか?


さて、待ち遠しい次回「恋愛時代」第9話は12/8(土)19:00より放送します!
お見逃しなく!!

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2007年11月26日

恋愛時代スペシャルブログ<第8話>

女のピリオド、男のフェードアウト。

ドラマ【恋愛時代・第8話~もうあなたには会わない】。

オープニング…。ドンジンは深遠な人生の悩みに取り付かれている。『起きて仕事して寝る…、その繰り返し。人生なんて虚しい。いずれ死ぬ存在なのに、あがいてるだけのような気がする…』と。そんなドンジンのコーヒーにウノはドサッとお砂糖を入れて言う。『落ち込んでる時は甘いものが一番よ』。ドンジンは切り返す。俺の実存的な虚無がわかってない! そしてついにウノは一喝する。『思春期の高校生じゃあるまいし、自分を憐れんで勘違いしてるわ。ミヨンが去ってそんなにつらい?自己陶酔してないでしっかり生きなさい!』

この2人のセリフ。見事に男と女を現している。ロマンチストと言えば聞こえがいいが、些細なことで大げさに悩む男と、そんな男の脇の甘さに現実感という刀で斬り付ける女。…とは言うものの、ここでは7つも年下のウノがむしろアネゴになって、ドンジンに『もっとオトナになれ!』とハッパをかけているとも言える。なぜなら、ドンジンの失恋の寂しさより、ウノの悩みはもっと深いところにあるから。

2人のヨリを戻そうと、親友ジュンピョと妹ジホの画策で海に一泊旅行に出る4人。ウノが希望したこの場所は、ドンジンがウノにプロポーズした思い出の場所。かつて幸せだった自分達の想い出を白い砂浜に見て感傷にとらわれるウノ。しかしここでは現実しか見えていないドンジンは、海辺で寄り添うカップルを『いやな空気をかもし出し周りまで暗くする。見りゃ分かる、かなわぬ愛だ』と斬り捨てる。

そう、こんな時、男と女の気持ちは見事なまでにすれ違う。
高校生みたいな詩的な言葉で愛を誓ったドンジンはその想い出を忘れ果て、ウノはもう戻れない遠い場所の記憶として、かつての自分達を懐かんでいる。それは痛みを伴う記憶だけれど、それでもウノがこの一泊旅行にやってきたのは、ドンジンとのけじめを付けるためだった。

別れに、女はピリオドを打ちたがり、男はフェードアウトで忘れたがる。

果たして、ウノのけじめとは何なのか? いよいよ、この2人が抱える別れの理由が露わになってきます。ぜひ番組でご覧下さい。

~女3人の裏コメンタリー ~時には男の情けなさを…~

S:この回はドンジンの情けなさが最高よね。
N:文学少年ですからね。言葉が高尚なんですよ、ドンジンの場合。まるでハムレットみたい。
A:でも信号が点滅すると走っちゃうという…。
S:走れちゃう…ってことは、大したことないのよ。
N:そうやってグルグル頭の中で悩んでるドンジンを遠くから見て、ウノが微笑みますよね。ああ、また思考の同道めぐりにハマッてるワ、あの人…って感じで。もう完全に立場がお姉さん。
A:それで最初は黙って聞いてるけど、ついに一喝するんですよね。
S:カム・ウソンは、こういう役をやらせるとホントうまい。下手な俳優がやったら、ただのコントになっちゃうけど、ドンジンの青臭さとインテリならではの脆さ…みたいなものを、嫌味無く表現してると思うわ。
N:あ、そういえばAさん、『I LOVE ヒョンジョン』放送決定おめでとう!
A:あああ…ありがとうございます。
N:あのドラマの中でもカム・ウソン、似たようなシーン出てくるでしょう? 御曹司がお金もないのにプレゼントしてヒョンジョンに一喝され、それに対し『僕の気持ちをふみにじって君はとっても失礼だ』みたいなことを言ったりして。
A:そうでした、そうでした。結局、『僕が悪かった』ってあやまるんですけどね。
S:ある意味それが、演出家のイメージするカム・ウソン像のなのかもしれないわね。
N:ハン・ジスン監督がカム・ウソンのことを、『本人は気づいていないかもしれないが、優柔不断なところがドンジンと似ている』と言ってますよね。その辺りは原作のキャラクターにうまくカム・ウソン本人の持ち味も肉付けされている感じがしますよね。
S:ある時は正義感のかたまり、ある時は大いなる愛の持ち主、でも頭でっかちで日常では些細なことでクヨクヨする。人間ってそういうものよ。なかなか16話完結のドラマの中で、何層にも織りなす人のキャラクターの複雑さ面白さって、表現できないけどね。
A:実際のカム・ウソンって、やっぱりそんな人なんですか?
N:うーん。第一印象は、やっぱりジェントルマンって感じかな。インテリな。で、結婚してそんなに経ってない時期に会ったんですよ。女優の奥様とゴールインするまでは、15年もの長い春だったらしいんだけど、交際がスッパ抜かれた時に一度慌てて否定してるのね。で、その後すぐ認めて結婚することになるんだけど…。プロポーズも奥様の方からだったらしいし…。
A:そのあたりドンジンっぽいですね。
N:最初に取材したのは、この【恋愛時代】のスタッフがカム・ウソンとソン・イェジンを幸せな夫婦という設定にした化粧品…のCMを撮影した時で、それが妻の髪をシャンプーして乾かしてあげるみたいな内容だったのね。で、『おうちでは、どんな旦那様なんですか?』と聞いたら、『掃除機もかけますよ』と言うので『大鐘賞俳優が掃除機をかけるんですか?』と聞いたら『おかしいですか? そんなイメージないですか?』と不思議そうに聞き返されちゃった。普段仕事で家を留守にすることが多いので、仕事が無くて家に居る時には、いろいろな家事を手伝って妻に点数を稼ぐんだって。
A:ウノが出ていった家に一人住むドンジンが、カゼなのに掃除するシーンとか出てきますけど、結構掃除姿、板に付いてましたもんね。
S:ふーん、掃除機なんか全然持たない人かと思ってたけど…。
A:御曹司好きなSさんとしては、ちょっとガッカリですか?
S:いえいえ。本物の男は、そんなところにプライドを求めないのよ。
N:あと『庭いじりも僕の担当』だって言ってたかな。
A:ソン・イェジンはどうなんですか?
N:確かこのCMの時はカム・ウソンと一緒に来日して、2ショットで取材を受けたんだけど、その時の衣裳が、背中や肩が開いた肌の露出が多い白のドレスでね。インタビューの時も、マイクを付ける場所に困るくらい布の量が少ないという…。
A:うわーーー! セクシー!
N:それが、同じ女優さんでも、映画『ユア・マイ・サンシャイン』のチョン・ドヨンだといかにもセクシーって感じになるんだけど、ソン・イェジンって肌を出してもセクシー路線にならない希有な女優さんなんですよね。どこか清楚な感じがあって。
A:へぇ…。普段はどんな感じなんだろう?
N:顔のお肌がきれいな人は多いけど、肩や胸も白く輝くようなお肌でね。『どうすれば、そんなに美しい肌に?』と聞いたら、まぁ女優さんの決まり文句ですけど、『特別なことはしてません。よく寝て、よく食べて。でもキムチなんかが肌にいいんだと思います。あとは水をよく飲みます』って。でね、白いドレス姿がウノとはものすごーくギャップがあったので、つい突っ込んだんですよ。『イェジンさん自身は、普段家で休まれる時はネグリジェなんですか?それともウノみたいですか?』って。
S:そしたら?
N:『もちろん家では、キレイなカッコなんかしてません。ラクなカッコして、髪もいいかげんにしてますよ』って言ってました。
A:ってことは、ジャージ派なんだ。
S:カム・ウソン、ソン・イェジン、それぞれに役の姿と普段の姿が重なってくるわね。
A:いよいよドラマも折り返し。ここからは2人の演技がますます深まって、ドラマも面白くなりますよ。

●○●○●○●○●○●○
こんにちは。“A”です。

ソン・イェジンさんがオフの日は、“ラクなカッコして、髪もいいかげん”だそうですが、
「恋愛時代」では、 “ノーメーク&髪もセットしていない&ジャージ姿”という、ソン・イェジンさんの普段の姿を髣髴とさせる姿でたびたび登場し、韓国ではこれが非常に好感をもたれたそうです。
普通、韓国ドラマ・映画では、眠るシーンでさえもメイクしていないのは目玉だけというくらい、厚いメイクをしています。
ちなみに、女優さんでなくても、韓国の女性はバッチリメイクが当たり前で、ナチュラルメイクはありえないときいたことがあります。韓国人の友人から、「なぜアイラインを入れない?なぜ口紅が薄い?女性としてのたしなみがない!」と一喝されたことがありました。
そんなバッチリメイクが当たり前の韓国で、素顔をさらけ出したソン・イェジンさんの女優魂に感服します。
でも、スッピンで着飾っていなくても、キレイな人はキレイなんですね。

さて、前半部は伏線がちりばめられていましたが、いよいよドラマの真髄部分の後半部突入です。


次回「恋愛時代」第8話は、
12/1(土)19:00より放送します!

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2007年11月20日

「宮」ついに最終回! 勝手に最終回ロケ地インタビュー!!

こんにちは、スタッフのきまです。
ついに「宮~ラブ・イン・パレス」最終回に突入しましたね。11/17(土)19:00の放送、ご覧になりましたか?
まだ今週21(水)9:30~で最終回ご覧いただけるので、ぜひお忘れなくチェックを!

さて、この「宮」最終回のロケ地は、韓国を飛び出して海外・・・って知ってましたか?まだご覧になっていない方には、少しネタバレになっちゃいますが、その場所は・・・「マカオ」です!
マカオで↓チェギョン妃とシン王子がおいしそうにマカオ名物エッグタルトを食べるシーンがあるのですが、このエッグタルト本当においしいんですよー。

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© 2006 Eight Peaks/MBC All Rights Reserved.

実は、私は、まだ生マカオ体感してない(=つまり行ったことがない)のですが、いまマカオづいているとあるカメラマンに、おみやげでいただき、食べたことがあるんです。オーブントースターで、ほんの〜りとこんがり焼き目ができるくらいに温めると、出来たてみたいに(って、マカオ行ったことがないので出来立てを食べたことはないのですが)とってもおいしいんです~。

で、このマカオづいてるカメラマンに、「宮」最終回記念ということで、最終回ロケ地マカオについてミニインタビューを行いました!
このカメラマンの名は、安藤“アン”誠起氏。彼がどのくらいマカオづいているか少しご紹介すると、2年前の女性誌でのマカオ撮影取材を皮切りに、昨年放送した「山本麗子の幸福なキッチンSP マカオ食べ歩き紀行」という特番では、スチール撮影兼コーディネーターとしてもマカオを訪れているんですよ。しかも今年の夏には全編撮影を担当したマカオの本をリリース。つい先日も、某雑誌の取材で「宮」最終回のロケ地を中心に撮影してきたそうです。この雑誌は来月初めに発売されるそうなので、発売されたら、このブログでご案内しますね~。

では、早速インタビュー!
きま(以下K):まずはこの記事の冒頭で真っ先に紹介したエッグタルトから聞かせてください!このエッグタルトは、どこで買えるのですか?
アン氏(以下A):マカオにあるロード・ストーズ・ベーカリーというお店で買えます。マカオの中でもある意味、最もノスタルジックなエリア、コロアン島の中にあるんですよ。
お店のオーナーだったイギリス人のアンドリュー氏は、残念ながら、昨年末に51歳の若さで他界してしまいました。でも彼の遺志を引き継いで、お店のスタッフ達は今も変わらず、毎日おいしいエッグタルトを作り続けているんですよ。マカオに行ったら、是非食べてみてください。ちなみに、このアンドリュー氏の生前の貴重な姿は、LaLa TVの番組「山本麗子の幸福なキッチンSP マカオ食べ歩き紀行」に収録されていますよ。

kitckenegg.jpg
↑「山本麗子の幸福なキッチンSP マカオ食べ歩き紀行」より

K:そーだったんですね。アドリュー氏がLaLa TVの番組に映っていたとは。ちなみに、この「山本麗子の幸福なキッチンSP マカオ食べ歩き紀行」は2008年2月に放送決定したので、みなさん、お楽しみに!
さて、今週、「宮」は最終回放送中で、舞台がマカオなのですが、「宮」ファンがマカオのロケ地を訪れていたりするんでしょうか?
A:結構、来てましたね。現地で話してる言葉を聞くと、韓国の方も多かったです。特に、アントニオという実名で最終回に登場するポルトガル人シェフのいるレストラン、エスパソ・リスボアの界隈には何人か、それらしき姿をみかけました。
以前、アントニオを取材したときに、「ドラマに出たんだよー」という話をしてたんです。そのときは、まだ僕も「宮」のこと、あまり知らなくてそんなに気にとめてなかったのですが、今年10月に某雑誌で「宮」のマカオロケ地の撮影をすることになって、事前にマカオのロケシーンをチェックするためにDVDを見てたら、なんと彼が出てきてるので、もうビックリ!
チェギョンがマカオを自転車で走っているシーンで、通りの向かいを歩くシェフコートを来たアントニオに向かって、手をあげて「アントニオ!」って言うんですよ。まるでチェギョンが彼のレストランの常連客で顔なじみ、みたいに。しかもドラマではその後、シン王子とチェギョンがマカオで再会したときにも、アントニオのレストランのテラスで2人が仲睦まじく食事するんですよね。
K:「アントニオ!」っていうシーンは、結構唐突感があって、かなり記憶に残りますよね(笑)。でも残念ながら、LaLa TVで放送中のバージョンには、アントニオのこのシーンがカットされてるんです(涙)。どうしても気になる方は(こうやって紹介すると気になりますよね^_^;;;)、ぜひDVDでチェックしてくださいね。
A:そうなんですか・・・それは残念!
そしてもっと残念なことに、現在、アントニオはそのレストランを辞めてしまって、行方知れずなんです。どなたか知っている人がいたら、教えてください!ラテン人の気質で、ふら〜っと旅にでも出てしまったんでしょうか・・・。
K:おー、アントニオ!私もアントニオの料理、食べてみたかったです。他に、何か、「宮」最終回ロケ地関連で何かトピックありますか?
A:うーん、そうですね。やはり、はずせないのは、ウェスティン・リゾート・マカオかな。皇太后とチェギョンが再会するあの部屋はウェスティンのスイートルーム。さすがにスイートはお値段高いですが、スーペリアなら少し奮発すれば大丈夫だと思います。
年末年始の旅行を今から計画するなら、今年は定番ハワイではなく、マカオでウェスティン泊にして少しリッチに過ごしてみるのもいいかもしれませんね。マカオの大きなホテルはカジノを併設してるところが多いんですが、ここはカジノもなく、のんびり静かに過ごしたい女性にはぴったりだと思います。
もしマカオをもっと詳しく知りたいなら、僕が撮影を担当した単行本「マカオノスタルジック紀行」を持っていくといいかもしれません。マカオの関連書って、意外と少ないんですよ。この本は写真も多くて、目次で知りたいテーマを探せるので、使いやすいと評判です。もちろん本の中では、先に紹介したエッグタルトのお店「ロード・ストーズ・ベーカリー」や、アントニオのレストラン「エスパソ・リスボア」なども詳しく紹介してるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

makao.jpg
マカオノスタルジック紀行」(双葉社) 定価1600円(税別)

K:アン氏、今日は、どうもありがとうございました!

みなさま、今週は下記の通り、あと2回最終回の放送がありますが、もし見逃してしまった方、あるいは、まだ1話から見てない!という方は、ぜひ11月26日(月)から、全24話一挙放送しますので、お楽しみに!!

今後の放送スケジュール
◆「宮~ラブ・イン・パレス」最終回(第24話)
11月20日(火)12:30、21日(水)9:30
◆「宮~ラブ・イン・パレス」一挙放送
11月26日(月)~毎週(月)~(金)19:15
◆「山本麗子の幸福なキッチンSP マカオ食べ歩き紀行」
2008年2月放送決定

2007年11月19日

恋愛時代スペシャルブログ<第7話>

女が化粧をする時…。


ドラマ【恋愛時代・第7話~どこからが愛なのだろう】。

オープニング…。新年のイルミネーション輝く公園で、ヒョンジュンはウノとの別れを受け入れる。そして、その顛末をドンジンに伝えることを決意したウノは、久しぶりに化粧をしスカートをはいてドンジン、医者のジュンピョ、そして妹のジホが待つバーヘと向かう。『いずれわかることだから…』と話し始めるウノ。それを聞くドンジンは貧乏揺すり。呼び出されてやってきたものの、ウノがついにホテルチェーンの御曹司ヒョンジュンと交際宣言するであろうその瞬間が、不安で不安でイライラしているのだ。その足の揺れ方が最高潮に達した時、ドンジンはついに待ちきれず自分が宣言する。
『ミヨンさんとつきあうことにしたよ』。
しかし、その直後にウノが口にしたのは…
『ヒョンジュンさんとはもう会わない。終わったの』
ドンジンは激しく動揺して口走る『なぜ今頃言うんだ?』『いつもタイミングが合わない!』

でも…あるよなぁこういうこと。一大決心を固めて口にしたことが、ちょっとしたタイミングの前後でバカみたいに軽くなってしまうこと。

しかし、この7話で女達に吹き荒れる嵐の…これはまだまだ前哨戦。ドンジンの告白なんて吹き飛んでしまうほど、女達は自らの不安を口にし、そのことによって波紋が広がり、つきあい始めたはずのミヨンとウンソルの親子は、ドンジンのもとを去っていくことになる。

この回は、このミヨンの最後のセリフにグッと来た。引っ越しの準備をするミヨンは、その状況にそぐわないほど派手に装っている。そしてドンジンに言う。『私 どう?きれい?』『復讐よ!いい女を逃がしたって後悔させたくて』そしてドンジンの頬にキスして言う。『これは感謝の気持ち。ときめかせてくれてありがとう』

うーん! 自分を振った男に、言えないよなぁぁ、こんなセリフ!

でも、そう言いたくなるくらい、6話でミヨンを救ったドンジンはカッコ良かったし。この回で明らかになるプロレスラーのユリとのエピソードも、そしてドンジンに対して立てたウノの秘かな誓いも、
全ての女達がドンジンに他の人にない魅力を感じているからこそ、生まれてくる想いなのだ。

この回のドンジンは、心憎いばかりにモテモテである。そして情け無いほどに優柔不断だ。そのどうしようもない魅力とダメっぷりは、彼を好きになった女にしかわからない。だから女達はみんな、ライバルでありながら、互いの心の痛みをわかりあい共有できてしまったりするのだ。

書店のポップは、【動揺してこそ人間だ】と告げている。そして女は、心の動揺を隠すために化粧をする。別れの決めゼリフを、涙の頬で言わないために…。

~女3人の裏コメンタリー~ 女が不安を解消する時…~


A:今回もドラマの中身がギュッと凝縮してますよね。
N:プロレスラーのユリが、ドンジンとウノのために演じる最後の悪役っぷりも胸を打つし…。
ユリの告白を聞いた後のミヨンとドンジンのやりとりも、ミヨンの心情が痛々しい。そして、ウンソル!
S:まだ幼稚園なのに、女なのよねぇ。
N:女達の状況と考え方がこの1話の中で、ドンドン変化していくんだけど、そのウンソルの変わり方がイイんですよねぇ。
A:幼稚園の学芸会では、脇役の木を演じてたウンソルが、白雪姫役の女の子にドンジンを見せびらかすでしょう? 『どう?私のオトコ』って感じで。それで主役の子の父親が頭薄い系のオヤジで、明らかに『負けた!』みたいな女の戦いがあったりするんですよね。
N:やっぱり女の持ち物で一番自慢できるのは、『イイ男!』ってことなんでしょう!何歳であっても。
S:そのウンソルが釣りに行ってドンジンとやりとりするでしょう? 『どうやって泣きやんだらいいかわからないから、泣くのがイヤだ』って。それが最後、ドンジンとの別れで、ただ泣きじゃくるのよね。素直に泣けなかった女が、泣けるようになったわけよ。
A:みんなドンジンによって痛みを得て、いい女になるってことなんでしょうか?
S:それより気になったことがあるのよ!
N:な…なんでしょう?
S:ウノが夜中に突然山のようなゆで卵を食べるじゃない!
A:韓国の人って、よくゆで卵食べるんですか?
N:チムジルバン(サウナ)で石焼き卵を食べるのは定番でしょ? 【サムスン】や【パリの恋人】でもおなじみだけど。
S:ウノは夜中の異常食欲に走っていたけど、『誰にも相談できないような悩み事を抱えた時、2人はどんなふうに解消しているのかな~?』と思って。だって、若い頃なら全部ぶちまけて友達に相談できたりしたけど、大人になればなるほど複雑な事情や、さしさわりがあって、誰かに愚痴ってもわかってはもらえないじゃない。そうなると自分でどうにか解消しなきゃいけなくなるでしょう?
みんなどうやって解消しているのかなぁ…と思って。
N:以前は、朝までゲキ飲みして歌いまくったりしてたかなぁ。さすがにそれに飽きてきて疲れもするので、とにかく寝ちゃう。寝て起きれば少しは気持ちが前向きになるから。それでも寝られないことが年に1.2日くらいはありますが、そういう時は熟睡しているネコを起こす。
A:ネコを起こす?
N;気持ちよく熟睡してるネコ見てると、なぜか悔しくて起こしたくなるでしょ? 鼻の穴にヒゲを突っ込んだりして起こしちゃう。で、ネコを抱いて眠ります。Sさんはどうなんですか?
S:私は映画を見る。映画って2時間でしょう? 1時間じゃ短いし、3時間じゃ長すぎる。2時間全く違うものに没頭することで、気持ちを切り替える。できるだけおバカな映画がいいの。
N:たとえば、どんな映画を?
S:そうだなぁ…。仕事でものすごーく腹の立つことがあった時、【102】を見たかな。101匹ワンちゃんの続編の! これは好きな映画だったんだけどね。でも、この手の解決方法については、もっとスゴイ人がいるわよ、そこに!
A:はははは! 私ですか?
N:Aさんの解消法は?
A:お寿司です。1人でお寿司を食べます。2万円分くらい!
N:1人で2万円分も? スゴイ…!
S:高級ネタを、とんでもない量食べるのよね?
A:はい。食べ物に金の糸目は付けません!
S:Aさんから『昨日落ち込んだ…』っていうメールが来て、『大丈夫?』って返したら、『お寿司食べたから大丈夫です』っていう返事が…。銀座の高級店とかに、一人で入っていってガンガン食べるらしいわよ。
A:うちの夫などは、『なぜそんな無駄な金の使い方をするのか全く理解できない』と言ってます。あと最近は腹話術…。
S.N:腹話術?
A:ぬいぐるみのモリゾーと語り合うんです。『○○なことがあってね…』っと語りかけ、今度はモリゾーになって『Aさんは△△が悔しいんだね。で、どうしたいの?』って答えたり…。
N:(爆)ご主人は何て? 大体ご主人には相談しないの?
A:そういう悩み事って、夫に話しても友人に話してもグチになっちゃうじゃないですか。それにつきあわせるのは申し訳ないので、腹話術。まぁ一人の時にしかやりませんけど、たまに話してる様子を『ああ、またやってる…』っていう感じで見てますね。
N:うーん、面白すぎる!
S:みんなどうしてるのか、もっといろいろ聞いてみたいわね!

●○●○●○●○●○●○
こんにちは。“A”です。

第7話では、やりきれない気持ちを抱えたウノが、ノーメイク&パジャマ姿でゆでたまごを口いっぱいに頬張って一気食いをするシーンが登場します。
しかも、あのソン・イェジンが「夏の香り」の爽やかなイメージをかなぐり捨てて鬼気迫る!演技をしています。
誰にも言えない思いや悩みは誰しもあるもの。皆さんは、どのように解消しますか?
Nさん、Sさん、私それぞれの解消法があるということを今回初めて知りました。
ぜひぜひ皆さんの解消法を教えていただけたらうれしいです。
ちなみに、お寿司屋さんへ一人で来る女性というのは珍しいようで、しばしば“おまけ”してくれます。
先日は、かつおの握りを1カンごちになりました。

さて!NEWSです。
以前、ブログ上で、カム・ウソン主演作品放送決定という情報をお伝えしましたが、やっと皆さんにタイトルをご紹介ができることになりました。

minson.jpg
(C)MBC

「I Love ヒョンジョン(ドラマ)」です。来年3月放送!

カム・ウソンが今度は、世間知らずの御曹司役をコミカルに演じています。
財閥の御曹司と番組制作会社で元気いっぱいに働く普通の女の子ヒョンジョンの恋をコミカルに描いた現代版シンデレラストーリーです。
「恋愛時代」とは異なるカム・ウソンに出会えるはずです。ぜひご期待ください。


さて
次回「恋愛時代」第7話は、
11/24(土)19:00より放送します!

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韓国ドラマ「恋愛時代」ページ →

2007年11月09日

「ありがとうございます」ネタバレOK!もりあがろう!

2008年2月放送決定!
「ありがとうございます」ネタはここで、もりあがろう!

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「フルハウス」ネタバレOK!もりあがろう!

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2007年11月02日

恋愛時代スペシャルブログ<第5話>

男の意地 女の意地

ドラマ【恋愛時代・第5話~素直だったら良かったのに】。

冒頭は楽しそうに水球で遊ぶ、ウノのジムの会員達。ヒョンジュンはウノをマークし、いいアシストをし、泳げないからゴールキーパーを務める教授は、そんな2人を気にしていると次々とゴールを決められてしまい、負けたウノは悔しそう。…そんなふうに毎日顔を合わせているからなのか、ヒョンジュンはすっかり恋人にでもなったつもりで、ウノに「家で食事をしませんか?」と声をかけるのだが…。折しもクリスマスシーズンで、「今年のイブをどうするか」…なーんて、独り者なら考え込んでしまう時期。ドンジンは、親友ジュンピョに説得され例年同様「クリスマスは一緒に飲もう」とウノを誘ってみるのだが、ついつい憎まれ口で「どうせアテなんかないんだろう」という聞き方をしたため、ムッとしたウノは、その気もないくせに「ヒョンジュンの家に挨拶に行くからダメ」と宣言。信用しないドンジンに対し鼻を明かしたい一心で、あろうことかドンジンの前でヒョンジュンに電話し、約束を交わしてしまうのだった。

素直になれないばっかりに、思いもよらない方向へ話が転がってしまうことがある。

書店に来たヒョンジュンを見かけ、追いかけるドンジン。ウノがバツイチであることを突いて、なんとかヒョンジュンに親への挨拶を思いとどまらせようとするのだが、親切ぶったアドバイス風に話を進めていくうち、真に受けたヒョンジュンにアドバイスを感謝され、なぜか「頑張れ」と応援してしまう。元気づけられ、足取り軽く立ち去るヒョンジュンの後ろ姿を見送りながら、地団駄を踏むドンジン。
「なんでこうなるんだ!」

このカム・ウソンが最高にカワイイ。
30代半ばの、立派な大人がとる行動とも思えない地団駄クンが…。 頬のエクボと裏腹のなきべそ顔の八の字眉が…。子どもっぽい意地を張ったばかりに、取り返しがつかなくなる大人のつらさを、コミカルにしかしせつない余韻も感じさせ、見事に演じてみせている。

子どもの頃は、支離滅裂なことを言っても、とんでもない意地を張っても、一晩眠ればケロリと忘れた。まわりの大人達もなかったことにしてくれた。でも大人になるとそれは許されない。誰よりも自分が忘れることが出来ず、意地にしばられがんじがらめになってしまう。

いっそ半泣きになって地団駄を踏むところまでさらけ出してしまえれば、あの恋は終わらなかったのか? 忘れたはずの恋を振り返るとき、胸をチリリとさせる後悔は、決まって素直になれなかったあの日の自分…。


~女3人の裏コメンタリー~【恋愛時代】を支える脇役たち②

N:前回は脇役と言いながら、主役クラスの俳優さんばかりの紹介になってしまったので、今回は特に
私の好きな脇役さんたちについて、ふれさせて下さい!
A:パチパチパチ~(拍手)待ってました~!
N:ついに、この第5話で、ウノの父が誰かわかります!
S:そうなの! 回想シーンで出てくるお父さん! ここからは見てない人にはネタバレなんだけど、
ウノが夜毎、匿名で電話相談していたインターネット・ラジオの牧師! それが実はウノのお父さんだったわけよ!
N:演じているのはキム・ガプス。大好きな俳優さんです。
1話を見た時にね、なんでキム・ガプスみたいな名優が、ラジオの相談役? って、疑問がグルグル。それがここに来て、「そうかぁぁぁ! でも、何で匿名で相談?」と。
A:他には絶対ホンネを吐かないウノが、この電話相談でだけは、ホンネを言いますよね。で、結構
「あれ?」と思うような牧師らしくないアドバイスをしますよね?
S:そうなの。そしてそれが伏線になっているのよ!
N:最終回で私、それにやられて嗚咽! ウッて泣いてしまいました! だから大事に見てほしい俳優さんなんです!(興奮)
S:わかった、わかった! で、キム・ガプスって、何に出てた俳優さん?
N:えーーー、映画は【バンジージャンプする】【KT】【箪笥】【トンケの蒼い空】…。あ、そういえばトンケではカム・ウソンとうまくいってないお父さんの役でしたね。ここにもカム・ウソンつながりがありましたよ!Sさん!
A:ホラー好きの私としては、【箪笥】のお父さんが印象的でしたね。
N:そう。すっごく無表情でね。他には【僕らのバレエ教室】【タイフーン】政府高官の役とかも多いかな。で、ドラマでは【復活】の新聞記者ソ・イヒョンの政治家のお父さん役が印象的でした。
S:あとアレがあるじゃないの!【海神】の悪役。
N:【海神】は眉毛の描き方がヘン! いかにも悪役な眉毛で。でもウマイですよね。色々な役にハマる人です。そしてもう一人、忘れちゃいけないウノの務めるスポーツクラブのオーナー。
A:誰ですか?
N:リュ・テホと言って、映画【殺人の追憶】で変質者の役をやってた人です。いかにも…!ってアクのある俳優さんですよね。やはり映画の仕事が多くて【彼女を信じないでください】にも出てるし、
舞台出身の人で、大学でミュージカルなんかも指導しているらしい。
A:やっぱり韓国でも演劇は盛んなんですね。
N:そうね。いわゆる美形な男女が日本と同様モデル出身であるのに対し、韓国でも演技派と言われる
俳優さんたちは舞台出身の俳優さんが多い。日本でも名脇役はほとんど舞台出身だけど、ソン・ガンホ、チェ・ミンシク、ソル・ギョング、ムン・ソリ。【悪い男】のチョ・ジェヒョンなんかも、みんな舞台俳優だから。
A:その法則で言うと、イケ面男性ヒョンジュン役のイ・ジヌクはモデル出身ですか?
N:すみません、あまり詳しくは知らないんですが、CMで人気が出たみたい。栄養ドリンクのCMでヘタウマなダンスを披露して、彼女ではなく母親を抱きしめる! というマザコン男ぶりが人気になったとか。え? プロフィール見ると、ドラマ【復活】にも出てるんだ! どこに?
A:【復活】と言えば、ドンジンのお父さんキ・ジュボンも出てましたよね。
N:そうそう! 彼も名脇役です。ヤン・ドングン主演の映画【ワイルドカード】やキム・ミンジュン主演の【おまえを逮捕する】みたいな刑事群像ものでは、必ず刑事長(デカチョウ)なの! もう刑事長俳優!その善良叩き上げ系のキ・ジュボンが【復活】では悪役だったのが印象的だったけど、【恋愛時代】では、別れた嫁にも優しいいいお舅さんで……。結婚前と結婚後でウノへの評価が変わるところとか、いい味出してたのに、LaLaTV版ではカットされてるので、ちょっと残念(※下記参照)。そうそう…後半に出てくるドンジンの初恋の人を演じたムン・ジョンヒもいい女優さんですよね。…何かで見てるはずなのに思い出せない…! 誰か詳しい情報をお持ちの方、教えて下さい。…ちなみにイ・ジヌクとムン・ジョンヒは揃って、チェ・ジウの【エア・シティ】に出演したみたいですね。
S:【エア・シティ】は【朱蒙】の出演者も大挙して出演してるし…。
N:国民的ドラマでおなじみになった脇役をテコ入れで投入したという噂も…。
S:ざっと顔ぶれを見てみると、割とほんわか和み系の脇役を配しているわね。
A:ヒョンジュンのイ・ジヌクも、教授のソ・テファも、初恋の人、ムン・ジョンヒも、天然ボケ系。
S:だからツッコミ系のイ・ハナ、コン・ヒョンジュンのコンビが立ってくるんでしょう。ドンジンとウノの場合も、ドンジンがボケでウノがツッコミ。
N:たまにそれぞれ自分でボケて自分でツッコミ入れてるけど。…でも実は、韓国の漫才って、ツッコミ役が居ないんですって。
A:ってことは、ボケっぱなしで終わりなんですか? ただボケ続ける?
N:いや、お客さんが突っ込むみたい。そもそも韓国では仮面劇などの伝統芸能でも客とのかけあいが大前提にあるから、ツッコミはお客さんが入れるものらしいの。
A:…とすると、ボケとツッコミがはっきりしてる【恋愛時代】って、やはり日本的なんですかね?
N:そうかも! でも軽妙なボケ、ツッコミの会話はドラマのオリジナルなんだけどね。ただ原作の中にあるニュアンスをふくらませて作ったのかもしれないなぁ…。そのあたり、監督や脚本家にインタビューしてみたかった! では、今回はこのへんで…。

※12月より発売されるDVDには収録されているので、ぜひチェックしてくださいね。

●○●○●○●○●○●○
こんにちは。LaLa TVスタッフ“A”です。
今回のブログでは、<女3人の裏コメンタリー>のコーナーを少し拡大させていただきました。
Nさん、Sさん、私Aは2週間に一度ずつ、“恋愛時代スペシャルブログ編集会議”を行っています。そこでは、各エピソードの魅力を語り合うのが主旨なのですが、どうしても韓国ドラマ、韓国映画を愛する私たち3人が集まると脱線しまくり、しばしば軌道修正をしつつ毎回3時間以上会議が続けられます。その時の臨場感が今回のブログでは少しばかりお伝えできたかなと思っております。
話好きな私たちが語り尽くせないほど、韓国ドラマ、韓国映画は魅力があるってことなんだな~と毎回編集会議の後実感します。

さて、実はNさんはブログがホームページにアップされた後、視聴者の方から寄せられたコメントをチェックして、必要に応じ回答されています。
前々回のブログ記事では、カム・ウソンのファンの方との熱いカム・ウソン トークが繰り広げられています。
皆様もぜひご意見、ご感想何でも結構ですのでお寄せいただけたら、うれしいです。

そして、ホラー大好きな私は、Nさんからカム・ウソン主演の「スパイダー・フォレスト 懺悔(映画)」のDVDをお借りし、蝋燭1本の光だけで“恐怖”を楽しむ予定です(ウフフフ)!

さて
次回「恋愛時代」第5話は、
11/10(土)19:00より放送します!

そして、第6話のブログは11/12掲載です。
ご期待ください!

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韓国ドラマ「恋愛時代」ページ →

2007年10月26日

恋愛時代スペシャルブログ<第4話>

眠れぬ夜のひとりごと

ドラマ【恋愛時代・第4話~同情から始まる愛もある】。

第3話のラストで、ウノの友人である女子プロレスラー・ユリの試合を見た後、ウノに想いを寄せるヒョンジュン、ドンジンに興味を持ち始めたミヨンもまじえて6人で食事&飲み会となる、いつもの面々。会話はもっぱら、ウノのことを知りたいヒョンジュンの質問をベースに進んでいくが、ふと気づくといつのまにかミヨンが出来上がっている。……実は3話の誕生日会で「お酒の飲めないミヨン以外はグラスを持って…」と女友達が言っているように、ミヨンは本来飲めない人。それが確信犯的に酔っぱらって、鋭い質問をウノとドンジンに投げつける。「2人はなぜ別れたの?」それに対しウノは「性格の不一致よ。ツラを見るのもイヤになる前に別れたの」と答えるのだが、ミヨンはこう分析する。「2人は限界を知らない」。…つまり本当にイヤになるところまで行かずに別れたから、2年も経つのに別れきれないのだと。

結局酔いつぶれたミヨンをドンジンが送る羽目になるのだが、別のタクシーに乗ったウノとイケメン・ヒョンジュンの間では、そこはかとなく期待を抱くヒョンジュンが「よりかかって」と言ってみたりするのに、「私お酒強いのよ」とウノは冷静に切り返す。学生時代は水泳の選抜選手で体育会系のウノは、こんな時酔ってつぶれてしなだれかかることもできないのだ。いわば究極の甘えベタ…合コンに参加しても最初から最後まで友人の世話ばかりしてきたに違いない。おいしいところは全部、女の武器を使う友人に持っていかれて…。

考えてみれば、ウノはなかなかしんどい状況にいる。一緒に暮らす妹は、ドンジンの友人ジュンピョと通じていて、情報は全て筒抜けになるからホンネは言えない。ようやく現れた離婚経験もある幼な友達は、いきなり自分の元夫に色目を使い始める。結局、本当の本心やら、心の中の弱い部分を素直に吐き出せる相手は、周囲に一人も存在しないのだ。……そこで彼女は、深夜牧師がDJを勤めるラジオの番組に、別人のキャラクターを装って相談電話をかけることになる。
一方ミヨンも、これまだ女友達ができにくいキャラクターだ。全ての女から敵対視されるような存在。まだ娘は幼すぎるし、母親をクールに見ている。おまけに、今一生懸命迫っているドンジンは、得意の女の武器が通用しないタイプ。そうなると、百戦錬磨の女もただの小娘に逆戻りしてしまう。そして深夜、娘の糸電話を使ってすがるように告白してしまうのだ。

眠れぬ夜には、たまりにたまったことばが胸からこぼれ落ちる。

こぼれ落ちたことばは、どんな波紋を広げるのか…。ドンジンはそのことばを本気で受け止めてくれるのか…その結果は、これからのお楽しみ。
そして第5話では、ウノが匿名で相談電話をしていた牧師の正体が回想シーンで明らかになる。乞うご期待!

~女3人の裏コメンタリー~ 【恋愛時代】を支える脇役たち


A:【恋愛時代】って、韓国ドラマとは思えないくらい主要な登場人物が少ないですよね。
S:そうね。韓国ドラマでは、両親はもちろん、小姑、祖父母、近所のおばさん、上司、同僚、これでもかって言うくらい濃いキャラが登場するのが、日本のドラマとの一番の違いだものね。
N:でもねー。この脇役の面々がなかなかシブイんですよ。
A:そうなんですか?
N:まず1話と2話にちょこっと出てくる泳げない大学教授。公開当時、韓国歴代興収ナンバー1に輝いた「友へ チング」で、チャン・ドンゴン、ユ・オソンと共に4人の仲間の1人を演じたソ・テファという俳優さんなんですよ。アメリカのマンハッタン音楽大学で声楽で修士号を取ってる人なのね。だからベースは声楽家で、あまりドラマにも出ない人なの。その彼がなぜこんなチョイ役を? と思っていたら…。
S:後半で重要な役割を担うのよね。
N:そう。カム・ウソンとしっかりやりあえる相手ってことで、キャスティングされたんでしょうね。
そして、友人ジュンピョ役のコン・ヒョンジン。
A:いい味出してますよねぇ。原作ではもう少しおとなしいキャラクター設定なんだけど…。
N:うん。ドンジンとのやりとり、ジホとのやりとり、リアクションの細かさ。間が良くて本当に面白いんだけど、やりすぎないのがいいんですよ。抑制が利いてて、すごくセンス良く仕上がってる。Sさん実は私達、彼にも会ってるんですよ。
S:ウソ!どこで?
N:映画【ブラザーフッド】の来日記者会見。行ったじゃないですか、私達。その時、チャン・ドンゴン、ウォンビンと一緒に来日して、無口な2人に替わって一生懸命しゃべっていたでしょ?
S:そうだったっけ?
N:覚えてない? さては、チャン・ドンゴンに見とれてたな!
S:あの時はチャン・ドンゴンの目ヂカラにやられてたから…。
A:その記者会見なら私も行ってますね…。
N:かわいそうな、コン・ヒョンジン…。あんなに一生懸命アピールしてたのに、誰も記憶してないなんて。(笑) え~~、気を取り直して続けます、妹役のイ・ハナちゃん。この子はこのドラマの時は殆どテレビドラマの経験もなかったはずなんだけど、うまいですよね~。ジホのキャラは監督がふくらませて作っていったそうなんだけど、セリフがいいでしょ? 常に相手を言い負かすヒネリが効いた笑えるツッコミで。でもだからこそ、芝居にするのは難しいと思うのに、実に軽やかに演じてるから、びっくりしちゃって…。
A:本人はやっぱり違う感じの人なんですよね?
N:メイキングとか見ると、やっぱりあんなハネたキャラではないみたいよ。
【恋愛時代】は、韓国で放送された時にも完成度の高さが評判だったんですよ。で、演技達者なベテラン勢に引けを取らない芝居を見せた彼女は、やっぱり評価が高かったみたいで、今年の1月から放送されたドラマ【花咲く春がくれば】で、主演のパク・コニョンの相手役の詐欺師のヒロインに抜擢されているし、今年のチュソク(韓国のお盆)映画の【食客】にも主演にして、先日の釜山映画祭ではレッドカーペットを歩いてましたね。
A:ああ…でも、パク・コニョンのドラマはコケたみたいですね。
N:そうかぁ…。パク・コニョンの主演したナル先生を以前見たことがあるけど、鼻から脳みそが溶け出しそうな映画だったからなぁ。彼のコメディ芝居は何が面白いのか全くわからない。韓国人はおもしろがるのか疑問だったけど、逆にコケたと聞いてナットクしました。
A:(笑)
N:まぁ【恋愛時代】はシナリオと演出の良さで彼女の力を引き出せたんだろうから、抜擢された結果は必ずしも成功ではないかもしれないけど、実力ある若手だからこれからが楽しみな女優さんですよね。
A:うまく主演クラスになるか、脇役でうまい女優さんになるか。勝負はこれからですね。
N:ああー、他にもまだまだ、ウノの勤めるジムのオーナーとか、DJの牧師とか、ドンジンの父とか
気になる脇役は居るけど、今回はこのへんで!

●○●○●○●○●○●○
こんにちは。LaLa TVスタッフ“A”です。
10/27放送の第3話いかがでしたでしょうか?
さて、今日は原作の野沢尚さんについてちょっとお話させてください。

「眠れる森」や最近では「深紅」が映画化され、もしかすると野沢さんというと“ミステリー”のイメージをお持ちの方もいらっしゃるのでは?
実は、野沢さんがシナリオライターとして、原作者として生みだしてきた数々の作品を調べてみると、「この愛に生きて」「親愛なる者へ」など、“夫婦の恋愛”に関する作品を多く手がけていらっしゃいます。
夫婦になると、特に、子供がいると、どうしてもお互いの呼び方は“お父さん”“お母さん”となり、だんだん恋愛感情がなくなってしまう・・・それが当然よ!と思っていませんか?
いやいや!夫婦も一男と一女。恋愛は必要!と野沢さんの作品を拝見し、自分を反省してしまいました。

さて、原作の「恋愛時代(幻冬舎より発売)」はというと、主人公たちのモノローグや会話を中心に物語が進んでいきます。

rennaibook.jpg

この「恋愛時代」には、野沢さんと奥様お二人の思い出が詰まった作品なんだそうです。
100%ドラマ=原作ではないので、モノローグやセリフも、原作には原作の魅力があります。
そして、原作の舞台は日本。谷中霊園(ドラマでいうと2人の子供のお墓)や碑文谷公園(結婚指輪を投げ捨てようとした池)など東京在住の人には馴染みの深い場所が登場し、より一層身近な存在に感じると思います。
ぜひ、ドラマとともに、原作も手にとっていただけたら嬉しいです。
それぞれの魅力を味わってみてくださいね。

そして、野沢さんの奥様が、サイトにてご主人の作品を詳しく紹介されています!
野沢ワールドをより堪能したい方はこのサイトにぜひ訪れてみてくださいね!
http://nozawahisashi.jp/

と、サイトを拝見したところ、LaLa TVのことをご紹介してくださっています!
野沢様、ありがとうございます!ブログのこともご紹介くださり感激です!
さらに! 放送作家Nさんも、ブログに投稿されていました!
野沢さんとNさんのブログ上の会話にご注目くださいね。

さて
次回「恋愛時代」第4話は、
11/3(土)19:00より放送します!

そして、第5話のブログは11/5掲載です。
実は最近“おもしろい”とご評価いただいている“女3人の裏トーク”。
これからもどんどんエキサイトしていきますので、
どちらもご期待ください!

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2007年10月22日

恋愛時代スペシャルブログ<第3話>

恋の査定 幻想と幻滅のルフラン

ドラマ【恋愛時代・第3話~先に仕掛けたのは誰】。
親友ジュンピョが聞き出した情報により、ウノとイケメン男ヒョンジュンの朝帰りの真相を知り、胸を撫で下ろしたドンジン。一方ヒョンジュンはストーカー事件でケガをしたことをダシに、積極的にウノとの関係をジムの会員達にアピールし始める。困惑するウノから話を聞いた幼なじみのミヨンは、「ドンジンの画策だ」と憤慨し、なぜか積極的に仕返しを買って出る。そして、色仕掛けでドンジンを誘い出し、ドンジンが誘惑にひっかかった証拠を押さえようとする…。
ところが…ドンジンはミヨンの思惑を見事なまでに裏切り、悔しいミヨンはドンジンを置き去りにして一人帰ってしまう。でもこの「幻滅」は、『男なんて、口ではあれこれ言っても女の色仕掛けには必ず落ちるもの』と高をくくっていたミヨンに、ドンジンの誠実なジェントルマンぶりを印象づける結果になっていくのだった。

恋愛の潜伏期間、人は誰もがターゲットの査定をする。
「好き」の数と「ちょっと幻滅」の数。
その査定が「好き」に傾いた時、人は本格的な恋に落ちる。

恋が始まる時……人は「幻滅」に目をつぶって、「好き」の数を増やしてしまう。
でも恋が終わる時……人はことさらに「幻滅」を数えて、かつてあんなにも積み上げた「好き」の数を消そうとする。

ウノとドンジンは、「幻滅」の数が「好き」を上回る瞬間を見るのが怖くて離婚してしまうのだが、それゆえにかつての恋の査定を終えることも、新しい恋の査定を始めることもできない状態でいる。

ドンジンを「夜の海辺に放り出してきた」と得意げに語るミヨンにウノはささやかな仕返しをする。それは、彼女の炭酸ジュースを思い切り振っておいて知らん顔する…というささやかなイジワルなのだが、普段は絶対にホンネを表に出さないウノが、「カッとなってついやってしまった!」という感じがよく出ていて、かわいらしい場面になっている。
そして、ドンジンの誠実さを知ったミヨンが、ここからに本格的に展開する≪恋の作戦≫のあれこれは、どれもリーサルウエポン級の『女の武器』だが、いずれも王道の3ステップ! ①肌の露出で色じかけ ②酔いつぶれて送ってもらう ③手料理でお宅訪問 女性なら誰もが一度はやったことがあるはずだが、ジェントルマン・ドンジンはそんな安い作戦に乗るのではなく、もっとオトナなところで恋の査定をアップさせる。それがどんなエピソードかは…第6話のお楽しみ!

~女3人の裏コメンタリー~ 散りばめられた韓ドラ・セルフパロディ

A:【恋愛時代】を見た男性から、「交通事故」も「イジメ」も「婚約破棄」も、「姑との確執」や「記憶喪失」もない韓国ドラマなのに面白い! という声が上がってます。
N:確かに。でも厳密には「交通事故」はアリ…かなぁ。とても意表を突いた形で登場しますが。
S:そうね。それに「婚約破棄」とか「記憶喪失」については、ちゃんとセルフパロディとして登場させているんたけど、気づいてた?
N:そうそう。例えば第1話。ドンジンに「結婚指輪はどうした?」と聞かれたウノが「捨てた」と答える場面。漢江に投げようとして結局投げずに持ち帰るけど、あれはすべからく韓国ドラマのパロディですよね。
S:そう。【天国の階段】を初めとして、韓国ドラマではありとあらゆる想い出のアイテムは漢江に捨てられることになってるから。…でも捨てない、ダイヤがもったいなくて。そのあたりがリアルで
笑えるのよね。
N:そうそう。この第3話には、ヒョンジュンに出会いのことを聞かれてもなかなか想い出せないウノに対して、彼が「思い出せない? 頭ケガした?」と聞くでしょう? これは何でも記憶喪失で片づけちゃう韓国ドラマを自らおちょくってるセリフであることは、間違いないと思うなぁ。
A:それを、【私の頭の中の消しゴム】のソン・イェジンに向かって言っちゃうところが、またスゴイですよね? 考えてみれば…。
S:そうなのよ。でも最大のパロディと言えば…!
S.N:【冬のソナタ】!
N:第8話に回想で登場するヒョンジュンとウノのプロポーズデートの話なんだけど…。
S:その舞台となるのが、東海(トンヘ)なの。
A:東海と言うと?
N:【冬のソナタ】でチュンサンがペンダントを投げた場所であり、【宮~ラブ・イン・パレス~】でシンとチェギョンが旅行した場所であり、韓国ドラマで海で告白!…と言えば、必ずここ! という定番のロケ地です。
S:恋人時代のウノとドンジンには、わざわざ白っぽいコートを着せているけれど、これも【冬のソナタ】を意識しているし。
N:でも離婚後にやってきたドンジンは、海辺に立つカップルを「周りをイヤな雰囲気にする2人だ」とか「道ならぬ恋に違いない」とか毒舌を吐きますよね。その場面で私大ウケしちゃった。わかる人にしかわからないように、韓国ドラマを皮肉っているから…。
A:なるほど! そのあたりも、楽しみどころなんですね。もう一回チェックしてみよう…。


●○●○●○●○●○●○
こんにちは、LaLa TVスタッフ“A”です。

10/20放送の第2話はいかがでしたか?
第2話で印象に残るシーン。ウノが結婚式の写真をみつめながら思います。
****
見ると悲しくなる
写真の中の私は明るく笑っているから
この時は幸せだったと錯覚してしまう
****

rennai2.jpg
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実は、私も結婚式当時の写真を見て、もの思いに耽ります。
私:「どうして写真の中の私はやせているのだろう・・・」
夫:「そういえば、お前当時はアゴがあったんだな・・・アゴの存在忘れてた」

昔の写真を見ると当時が蘇えり、今の自分と比較して感慨深くなります。
若い頃は写真を撮られることが嫌いでした。過去を振り返り、思い出に耽るなんてバカらしいと思っていたからです。しかし、40代間近となった最近は、夫婦でよく写真を撮っています。いつかその写真を見て、「あの頃は・・・」と入れ歯をカタカタ鳴らしながら楽しい語らいができるかもしれないと淡い期待を感じているからです。
皆さんは、自分の結婚式の写真や元カレとの写真、はたまた、ちょっとマンネリ気味な今カレと出会った当時の写真と向き合う時、何を思いますか?

さて、
次回「恋愛時代」第3話は、
10/27(土)19:00より放送します!


そして、第4話のブログは10/29掲載です。
どちらもご期待ください!

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韓国ドラマ「恋愛時代」ページ →

2007年10月15日

恋愛時代スペシャルブログ<第2話>

オトコの妄想、オンナの妄想


人は恋をすると、妄想のトリコになる。

第2話~愛と執着はどう違うのだろう】。冒頭はいきなり元夫・ドンジンの妄想から始まる。このドンジン、ひとたび妄想のトリコになるとそこが職場であろうと、トイレであろうと、書棚に頭をぶつけるわ、独り言は言うわ、30過ぎの男としてはかなり不気味である。 そしていつもは、うるさがってもすぐ電話には出る、元妻・ウノとジホの姉妹にさんざん電話しても連絡が取れなかった翌朝、妄想がふくらんでふくらんで、殆ど眠れなかったドンジンは、そのままの勢いでウノを訪ねてしまうのだが…。

この『眠れぬ夜の延長の朝…』というのが、キケンなのだ。
袋小路の妄想はふくらむだけふくらんで、言いたいことがはちきれんばかり。『とにかく相手の顔を見て、このやりばのない思いをぶつけなければ…!』という強迫観念にとらわれて、相手の様子とか、出方とか、そんなことを観察する暇もなく、嫌味だのグチだの貯めに貯めた言葉の数々をぶつけてしまう。……でもね。大体勘違いとか、空回りしちゃうんだよね。そしてイヤーな空気になっちゃうんだよね。そんな局面を迎えてしまったドンジンとウノは、また後戻りできない角を曲がってしまう。今度はウノがドンジンに女友達を紹介する…という形で。

さて、この妄想芝居。若い俳優がやれば、ただバタバタと漫画みたいになってしまうものだが、カム・ウソンの演技がいい。≪右手と左手で演じ分ける、二重人格的心の迷い≫≪鏡相手に一つしゃべるごとに自ら合いの手を入れる、おっさんしゃべり≫、夜の延長の朝に≪懸命に抑えながらもあふれでてしまった嫌味な小言≫と、微笑ましくもみっともない男の百態を演じ分けてくれる。
そして、そんなドンジンがナイスバディの女性を紹介されて、妄想百態がウソのように表情が変わる瞬間。ウノの目はそんな元夫を意地悪く見ている。『オンナって、男が自分以外の女性に興味を持つ瞬間には、こんな顔しちゃうんだなぁ…』と思わず納得させられる、ソン・イェジンの表情! この【恋愛時代】でソン・イェジンが天使のような顔でニッコリ笑う場面というのは、たいていが作り笑いなのだが、相手から顔を背けた瞬間、大魔神のように変化する表情や、笑いながら困り果てるカム・ウソンの演技に、「こういうこと、あるある!」でも「なんてウマイの?」と二度驚かされる。
セリフはもちろんだが、細かい演技も舌をまくばかり。ぜひ、その辺りも見逃さないで欲しい。

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ウノが勤めるスポーツジム。第2話ではストーカー事件が起きたり、ナイス・バディのウノの女友達にドンジンがデレデレしたり・・とストーリーのキーとなる場面で登場。(2007年8月撮影)




~女3人の裏コメンタリー~
脱コミックス、オトナの小説のように


S:このところ、韓国ドラマというと漫画原作ものが多かったでしょう?
N:Sさんの大好きな、【宮~ラブ・イン・パレス~】とか【フルハウス】ですね
S:でもこの【恋愛時代】は、オトナの小説を読むような魅力があふれていると思うの。
A:確かに。このところ映画でも、インターネット小説原作とかティーンエイジャー向けが多かったですもんね。
S:興行収入とか商売のことを考えれば、若い世代をいかに取り込むか…というのは重要なんだけど、元々韓国映画にはフランス小説のような、そういうテイストのものも作られていたでしょう? それがドラマの世界で展開されたというか…。
N:ふつう韓国ドラマって、「そんなのありえない!」という展開ばっかりなんだけど、【恋愛時代】に関しては、「うーん、あるある!」という感じが多いですよね。それも、表面的ではない。かなり深い部分で。
A:まして今回は、日本の小説が原作ですもんね。
N:ここ数年、韓国で日本の小説はかなりのブームなんだよね。書店に行っても日本の小説のコーナーがちゃんとあるくらい。
A:誰が人気なんでしょう?
N:村上春樹、吉本ばなな、江國香織…。実は、ソン・イェジンも日本の小説が好きで、よく読んでるって言ってました。インタビューした時に。
A:へぇ…。
N:その時にスラスラと上げた名前が、やっぱりこの3人で。日本に関心があることをアピールするにしても、チェ・ジウと違うなぁ…と感心した記憶が(笑)。たいていみんな、映画を見てるって言うからね。それも岩井俊二と北野武ばかり。
S:日本文化が公に開放されて以降と言えば、その2人が突出してるものね。でも確かにソン・イェジンは実年齢よりも趣味嗜好がオトナっぽい感じはあるわね。
N:つきあってる人の影響かなぁ?あくまで邪推ですけど。まだ25歳で、ソン・ヘギョと同い年だったりするのに、なぜ彼女がオトナっぽいのか? そのあたりも、実はインタビューした時にしっかり聞かせてもらいました!
A:知りたいです! ぜひ!
N:ごめん。それはまた、改めて!

●○●○●○●○●○●○
10/13からスタートした「恋愛時代」第1話いかがだったでしょうか?

ウノの勤めるスポーツジムに入会してきた、20代ぽっちゃりイケメン?の “チョン・ウソン”という男性が登場するのを皆さん覚えていらっしゃいますか?そうです!チョン・ウソンといえば、大ヒットした「私の頭の中の消しゴム」で日本中の女性(ブログに登場するSさんも)をとろけさせたチョン・ウソンと同姓同名ですが、その姿は似ても似つかぬ姿・・・。
しかし、彼を侮ってはいけません!実はとっても重要なサブキャラなんです。謎はのちのち判明します。謎が解明したとき、あなたはかなりびっくり仰天するはずです。乞うご期待!

次回「恋愛時代」第2話は、
10/20(土)19:00より放送します!
お見逃しなく!

2007年10月12日

隠し味は俺の涙

3連休明けの今週、少々お疲れ気味のアタマに一問。
「交通事故」「記憶喪失」「病魔(しかも不治)」「禁断の愛(もちろん血縁ドロドロ)」
これらに共通するものを答えよ。

そうですね、もうお分かりとは思いますが「韓国ドラマ」です。
そしてたぶん、"ちょっと前の”という補足をしたほうがよさそうである、と今回学びました。

LaLaTVで10月13日に始まる韓国ドラマ「恋愛時代」。見どころガイドなるミニ番組を制作するため
ビール&ポップコーンをお供に(休日ですから)観てみると、、、
事故ナシ、記憶アリ、みんな健康&健全。
思い込んでいた「韓流」とぜんぜん違うじゃないですか!(勉強不足でスミマセン)
画づくりも凝っていて、ストーリーもオトナな感じです。。。やられました。これは、嬉しい裏切りです。

早速、韓国在住の友人にも評判を聞いてみると
「恋愛時代は最高!韓国でもかなり人気だったよ。ソン・イェジンとカム・ウソンの新しい面発見!という感じでそれぞれあのドラマで新境地を開拓し、新しいファンが増えたんじゃないかな。制作陣が映画の人たちなので、映像的にもいわゆる韓国ドラマっぽくなくてかなりいいですよ~。」との回答。
映画をつくるスタッフが関わった作品なんですね。なるほど、スタイリッシュな映像美にも激しく納得です。

嬉しくて、ついついビール&ポップコーンの消費も進みます。(言い訳です)
余談ですが、手元のポップコーンは、アメリカの俳優ポール・ニューマンの顔が描かれた変り種。ご覧になったことはありますか?↓

PICT0219.JPG


もともと手作りのサラダを自慢していたニューマンが、冗談半分で自分の食品会社を設立、瞬く間に評判に。食品添加物を抑えるドレッシングは大好評で、その後パスタソース、ポップコーンなど幅広く展開。利益は全額、チャリティーに寄付しているそう。感心ですな。

ところで、ニューマンといえば、6回ものノミネートを経て、82年に「ハスラー2」でアカデミー賞をようやく受賞したというエピソードが有名です。しかもここからが、涙。
実は6回目のノミネートまでは、毎回欠かさず、授賞式会場に足を運び「俺か、俺か!」と自分の名前が呼ばれるのを待ち構えたものの、受賞ならず。
そして、初ノミネートから28年が経過した7回目には(本人61歳!)「どうせ俺なんか・・・」とあきらめ、とうとう自宅で授賞式の中継を鑑賞。すると、テレビの向こうで受賞者として告げられた名前は・・・そう!
”ポール・ニューマン”。
「俺、家だよ・・・」。
はてさて、これは嬉しい裏切りなのでしょうか。

え、ポップコーンの味ですか?ちょっと塩味が足りないかな。でも、そんなニューマンさんの悔し涙を加えれば、ちょうどいい感じです。

随分と話が横道にそれてしまいましたが、LaLaTVで10月13日に始まる韓国ドラマ「恋愛時代」は最高です。あなたの期待を決して裏切りません!


LaLa TV スタッフ 落武者

2007年10月09日

『韓流ぴあ』秋号に『あなたの知りたい「オールイン」』が紹介されました!

新のオールイン チャンピオンを決定する特別番組『あなたの知りたい「オールイン」』、皆さんもうご覧いただきましたか?

この番組収録レポートを『韓流ぴあ』秋号(ぴあ株式会社より絶賛発売中!)で紹介しています。
詳しくはコチラ↓
http://www.pia.co.jp/info/hanryupia070929/070929.html

ぜひ、オンエアと一緒にお楽しみくださいね。

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©2003 SBS Productions Inc.

『あなたの知りたい「オールイン」』番組ページはコチラから
http://www.lala.tv/programs/allin_sp/index.html

「オールイン 運命の愛」の集中放送は、10/22(月)19:15~スタート!どうぞお見逃しなく。

「オールイン 運命の愛」番組ページはコチラから
http://www.lala.tv/programs/allin/index.html

恋愛時代スペシャルブログ<第1話>

HOO!HOO! 進化する女優 ソン・イェジンのすごみ

ドラマ【恋愛時代・第1話~悟った時はいつも手遅れ】
別れた夫婦、ウノとドンジン。お互いが気になって仕方ないクセに、第1話では夫ドンジンが、友人の紹介で見合いをする場面が出てくる。楚々として控えめで、おちょぼ口で食事をする女性。でもドンジンは物足りない。彼が思い出すのは、ウノとの初デート。ウノはいきなり「そのお箸使いは何?」とドンジンを叱りつけるのだ。お箸を持ち直させようするウノ、箸を落として気まずいドンジン。その時、突然ドンジンが歌い出す。「♪箸が下手でもメシは食える」。するとすかさずウノが「HOO!HOO!」と合いの手を入れ、思わずドンジンは笑い出してしまう。

この、ソン・イェジンの「HOO!HOO!」を見た瞬間、頭をガンと殴られたような気がした。

なげやりに視線も合わさず、興味なさげに「HOO!HOO!」。…何というんだろう。30女でも出せない≪馴れ≫というのかな。普通、清純派の女優を標榜していたら、絶対に見せないすごみみたいなものが、そこにあった。
この場面。「箸を直せ」という、一朝一夕には出来ないことを初デートの女に要求され、ヤケになって歌にしてグチってしまうドンジンも大好きだが、歌う男になげやりに、それでも合いの手を入れちゃうウノが最高に面白く、それを受けてドンジンが思わず笑い出すのだが、それだけでこの2人がこれまで『日常生活で追い込まれた時、どうやって切り抜けてきたか』という人生までがバァーと立ち上がる、すごいシーンに仕上がっている。

この【恋愛時代】では、ソン・イェジンの『25歳の女優は、そこまで見せないのでは?』という
ありとあらゆる女の貌(かお)を見ることが出来る。それは、ちょっと痛い恋をしたことのある女性なら、『あ、私きっと、あの時こんな顔をしてたんだ!』と、ハッとする貌(かお)ばかり。

女の貌(かお)は、鏡に映す貌(かお)だけじゃない。

取り返しのつかない人生の局面で、自分はどんな顔をしていたのか? ソン・イェジンの表情で確かめてみては…?

~女3人の裏コメンタリー~ ドンジン役カム・ウソンのKISS!

N:実はですね、Sさんと私はかなり早くからカム・ウソンに注目していたんです。
S:そうそう。偶然2人で韓国で見た映画【スパイダー・フォレスト 懺悔】が良かったのよ。
A:へぇぇぇ。
N:2004年の9月でしたね。で、2006年の3月にやっぱり韓国で【王の男】を見て、この俳優はスゴイ!と。
A:で、そのキスの話は?
N:あはは。で、写真の日付にもあるように、初来日がソン・イェジンと一緒の2007年7月。その時にも取材したんだけど、2度目にイ・ジュンギと一緒に【王の男】で来日した時のことです。
A:待ってました!
N:取材陣の関心は、やっぱりイ・ジュンギ中心になってたんだけど、私はカム・ウソンに『あなたのことに関心があるんです!』っていうことをアピールしたくて。で、『タウンチュ、タンシン エ センイル イムニカ? イゴ センイル ソンムル エヨ』って。
A:な…何ですか?
S:来週お誕生日ですか? お誕生プレゼントです。…だったっけ?
N:韓国語にあまり自信がなかったし。発音も良くなかったので、最初は「ん?」って感じだったんだけど、『センイル、マジョ?(誕生日ですよね)』とか言ったら、大感激してくれて! でプレゼントを渡したら、受け取った後手を取って、握手でもしてくれるのかなぁ…と思ったら、そのまま手の甲にうやうやしくキスをしてくれて…!
A:わぁぁぁぁぁ!
S:いわゆる、騎士がお姫様に捧げるジェントルマン・キスよね。アジア人でそういうことができる人、
似合う人っていないわよ。よっぽど欧米の文化にふれている人とか教養ある人じゃないと…。
A:実は私、主人にプロポーズされた時、そのジェントルマンキスと共にプロポーズの言葉を言われたんです。
S:ええー!ステキ!
N:なんて言われたの?
A:JAZZバーだったので、『死ぬまで一緒にJAZZを聞こう』って。
N:【イヴのすべて】 のチャン・ドンゴンも真っ青!
S:また、Aさんのご主人って、カッコイイのよ!
N:自他共に認める面食いのSさんが言うなら、本物でしょう。やられた、全部もってかれちゃったなぁ!
A:まぁまぁ、それは置いといて。……で、カム・ウソンには何をプレゼントしたんですか?
N:日本画の画集。田中一村という人の。【恋愛時代】の披露宴で、ドンジンの経歴に『ソウル大学東洋画科を卒業し…』というのが出てくるでしょ? あれはそのままカム・ウソン自身の経歴なんだよね。
彼は画家としての将来を期待されて、ソウル大学に在籍していたらしい。で、何か絵に関するものを…と思っていて。本当は黒澤明が描いた絵コンテ集を贈りたかったんだけど、それがすぐには手に入らなかったので…。
A:で、反応は?
N:そこから先の簡単な説明は根本さん(注:翻訳家の根本理恵さん)が助けてくれたんだけど、『画集』ということに喜んでくれてた。…でもさっきSさんの話にもあったけれど、これまでかなりたくさんの韓流スターを取材してきて、握手してくれた人も肩を抱きしめてくれた人もいたんだけど、手の甲にキスをして感謝の気持ちを表してくれた人って、後にも先にもカム・ウソンだけだった!
S:やっぱりオトナなのよ。
N:そうですよね。いい意味で、まだ日本のマスコミに馴れてないということもあったかもしれないけど、オトナの女性の喜ばせ方を知ってるっていうか…。顔はドンジン並みに、エクボがかわいい、無邪気な笑顔だったんだけど…。
A:他には、どんなこと話したんですか?
N:家庭ではどんな夫なのか? とか、いろいろ聞きました。でもそれはまた、改めて…ということで。

●○●○●○●○●○●○●
10/1よりスタートした「恋愛時代スペシャルブログ」第2回いかがだったでしょうか?

“カム・ウソン ジェントルマン・キス事件”をはじめ、ブログ第1回から、ただならぬお話を披露しているこのNさん、「何者?」と思われ始めている方いらっしゃいませんか?今日はNさんの正体をずばり暴露させていただきます!
Nさんとは・・・・LaLa TVで9月放送した「あなたの知りたい『オールイン』」はじめ、「韓タメ!DX」など数々の韓国ドラマ関連の番組や書籍を手がけている放送作家の“中村結美さん”です。

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「あなたの知りたいオールイン」

LaLa TVで現在放送中の「恋の処方箋ドラマ 『恋愛時代』の楽しみ方」も中村さんが構成を担当しています。

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中村さんは、韓国ドラマだけでなく、アジア全般の映画・ドラマに精通しており、私にとってアジアエンターテイメントのコンシェルジェのような存在です。多くの韓流スターにインタビューもしており、このブログでは、中村さんが韓国ドラマに関する“なるほど”と感心してしまう薀蓄や貴重な取材体験談を披露していきますので、お楽しみに!

<中村さんが手がけてきた番組・書籍ラインナップ>
番組:「冬のソナタ マイメモリーズ」「はじめてのおつかい」「ワーズワースの冒険」
「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」ほか
書籍:「ユン・ソクホ 色と映像の四季」「NHK夢用絵具 心を染めた色の物語」 「秋の童話ドラマガイド」「夏の香りドラマガイド」ほか
イベント:LaLa TV主催「ユン・ソクホ監督四季シリーズドラマワールド展」ほか

summersent.jpg

さて、下の写真は第1話から最終話までしばしば重要なシーンで登場するダンキンドーナツです。8月の取材時に撮影してきました。ブログでは今後ロケ地もご紹介していきますので、毎週月曜(ときどき火曜)の更新をお楽しみに!

dunkin.jpg
(2007年8月撮影)

そして・・・・
10/13(土)19:00より
「恋愛時代」第1話がスタート!
お見逃しなく!!

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韓国ドラマ「恋愛時代」ページ →


2007年10月01日

恋愛時代 スペシャルブログ スタート!

あなたの恋愛成熟度は?

いよいよ、ドラマ【恋愛時代】が始まる。
ふだん強がりばかり言って、泣き方を忘れてしまっている女友達に、そっとハンカチを渡すみたいに、『このドラマを見なさい』と 伝えてあげたい。
…そう、【恋愛時代】は…、『R25』いや、『R30』かなぁ。
とにかく、お子ちゃま視聴禁止のドラマなのだ。 痛い恋やオトナの恋をした人ほど、心にしみる。
言うなれば、『恋愛成熟度チェックドラマ』かな。

【キム・サムスン】が《オトナ恋愛の応援歌》だとしたら、【恋愛時代】は《オトナ恋愛の子守歌》。
いつまでも抜けないトゲみたいに、思い出すたびチクリと痛む恋は、決して笑い話にして人に語ったりできない。一人胸に抱えたまま、眠れぬ夜に想い出すもの…。そんな夜に、【恋愛時代】を見て欲しい。子守歌の替わりに…。

これまで見たことのない、韓国新感覚恋愛ドラマの肌ざわり

原作は、野沢尚氏の小説だが、そのニュアンスをキチンと活かしながら、随所にオリジナリティを盛り込んだシナリオの完成度は、舌をまくばかり。韓国ドラマには珍しく、撮影に入る前に全16話のシナリオが上がっていて、そのシナリオにカム・ウソンとソン・イェジンが惚れ込んで出演を決めたと言うのもうなづける。

ドラマには毎回、ヒロイン・ウノと主人公・ドンジンのモノローグが挿入されるのだが、その語り口は全て≪未来から現在≫を振り返ったものになっている。
『そんなの、北川悦吏子の【ビューテフルライフ】とかでもやってたじゃん!』
と思うかもしれないが、ちょっと待ったァ!!
日本のドラマにはあっても、韓国ドラマにはなかったもの。それが、この≪現在振り返り≫なのだ。
『時間に追われシナリオが間に合わず、来週の展開が見えない』『視聴者のネットへの意見次第でストーリーをどんどん変える』それが、韓国ドラマの常識。つまり結末はあくまでも予定でしかないので、
その結末から毎回の現在を振り返ることなんてできない。それが韓国ドラマの常識だったわけだ。それを鮮やかに裏切ってくれたドラマが、この【恋愛時代】というわけ。

なので、第1話から実にていねいに、ストーリーとキャラクターの伏線が描かれている。
だからどうか、気を抜かずに見てね。じゃないと、後で気持ちよく泣けないかも。

見どころと、裏話こぼれ話満載で… ~女3人の裏コメンタリー~

登場人物紹介
N:放送作家。数々の韓国ドラマ関連の書籍や番組を手がける。
この「恋愛時代」スペシャルブログでは、「恋愛時代」の魅力を紐解きつつ、韓国ドラマ、韓流スターに関する、ファン垂涎ものの貴重な情報を披露する。
S: “韓流”到来前から韓国ドラマの魅力を予見し、数々の韓国ドラマ・ブームを仕掛けてきた、韓流エキスパート。
A:LaLa TVスタッフ。このブログでは、韓国エキスパートであり、人生の先輩でもある両氏から、恋愛、人生、そして、韓国ドラマの真髄を伝授していただき、成長?することを期待。


N:別れた夫婦の話なんですが、かつて別れた人で、できればもう一度やり直したい…なんて想う人いますか?
S:私、居ない。
A:私も居ませんね。
N:私も…って、それじゃコメンタリーいきなり終わっちゃうじゃん!(笑) 世間では、再婚、再々婚する夫婦は、別れた夫婦がまたくっつく…というケースが、案外多いそうですよ。
S:信じられないわね。
A:でも憎み合って別れたんじゃなければ…。
N:一番近い異性の友人になれる…ということも、あるかもしれない。生活はできなくても友達ならね。
S:まぁ、このドラマの中のドンジンは、実は居そうで居ないイイ男だもの。
N:出た! このウソン好き! Sさんは、チョン・ウソンとカム・ウソン、Wウソン好きだからなぁ。
A:ウソンと言えば、このドラマ、第1話からチョン・ウソンも出てるんですよね。
S:そう。それもかなり緻密な伏線です。
N:ヘッヘッヘ…実は私、カム・ウソンにキスしてもらったことあるんです!
A:エーーー!
S:キスって言っても、ジェントルマン・キスらしいわよ。
A:でも、エーーー!
N:これがその時にもらったご本人のサイン入りブロマイドです。
詳しくは、今後のブログで。

kamuusons.jpg

●○●○●○●○●○●○●○●○
ブログでも登場するLaLa TVスタッフ“A”です。
10/13(土)19:00より、いよいよスタートする「恋愛時代」。

このドラマは、フィーリングを楽しむ軽いタッチのドラマではなく、
深い味わいを楽しむ究極の大人のドラマです。
ドラマの真髄に触れたとき、涙がほとばしるほどの感動に出会えるはずです。
「恋愛時代」の各エピソードの魅力とその深い楽しみ方とともに、韓流エキスパートたちによる貴重な韓流こぼれ話を、「恋愛時代」が最終回をむかえるまで、毎週月曜日(または火曜日)LaLa TVブログにてご紹介していきます。
各エピソードを見る前に、このブログで予習してから、ぜひ放送をお楽しみください!!

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韓国ドラマ「恋愛時代」ページ →

2007年06月24日

「オールイン 運命の愛」みんなで、もりあげよう!※ネタバレ禁止

イ・ビョンホンファン必見のドラマ「オールイン 運命の愛」を好評放送中。

ファン同士が盛り上がれるように、
注目ドラマは2つの記事(エントリー)が作られます。

1つは、「このもりあげよう!」記事(エントリー)。
ただ、ネタバレコメントを嫌う人もいるので、ネタバレコメントはここでは禁止です。

ネタバレありのコメントは、
もう1つある「ネタバレごめん、だけど、もりあげよう!」にコメントしてくださいね!

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「オールイン 運命の愛」ネタバレOK!もりあがろう!

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「宮~ラブ・イン・パレス」ネタバレOK!もりあがろう!

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韓国ライター安部裕子(じ~にょ)プロフィール

韓国エンターテインメントライター、コメンテーター。’97年より韓国ドラマを見始め、日本一といっても過言ではないほど多くの作品数を視聴している韓国ドラマ通。著書に500本以上の韓国ドラマのデータを収めた「韓国テレビドラマコレクション1997-2006」(キネマ旬報社)などがある。

イナのモデルとなったチャ・ミンス氏とは?

イナのモデルとなったチャ・ミンス氏とは?
『オールイン 運命の愛』の原作は実存するギャンブラーチャ・ミンス氏をモデルにした同名小説ですが、ドラマでは小説の中のエピソードに、スヨンとのラヴストーリーなどのフィクションを加えています。では、イナのモデルチャ・ミンス氏とは一体どんな人なのか調べてみました~

<チャ・ミンス氏 プロフィール>
世界最高勝率、最高所得の記録を持つ天才ギャンブラー。朝鮮戦争のさなかの1951年に生まれて永登浦で映画館を営む母に女手ひとつで育てられる。1976年にアメリカに渡ってポーカーを学び、1984年にギャンブラーの世界に飛び込んで華やかな経歴を残す。韓国内ではプロの囲碁棋士としても活躍し、カンフーは7段の持ち主。
・ ・・・・・・・・
イナと同じように腕っ節も強いんですね~。ところで最高所得って一体どのくらいなんでしょう??(@_@)

By 安部裕子(じ~にょ)