放送作家 中村結美
| ソン・スンホン【10 Through The Time】レポート |
ソン・スンホン芸能活動10周年を記念して開かれたイベント【10 Through The Time ~10年の時を経て…】。
2008年2月16日、さいたまスーパー・アリーナは、久々に1万7千人の熱気でわき返りました。
2007年3月17日のファン・ミーティング以降は、数限りなくオファーされる新作ドラマの選択とCM撮影、映画【宿命】の撮影にかかりきりだったスンホンが、日本のファンのために姿を現すということで、長~いオアズケを食ったファンの期待は、イヤが上にも高まっていたからです。
会場に入って驚いたのは、特設ステージでした。スーパーアリーナの中央に設けられ、左右には長い花道。…つまり、出入りから始まって、ステージに立つソン・スンホンを徹底してファンの間近でお見せしよう…という趣向でセッティングされていたのです。
そして16時すぎ、特殊効果の派手な花火と共に、ソン・スンホン入場!
「10年の節目を、日本で祝えてうれしい」という挨拶のあと、特設ステージの解説が…。
なんと、このステージ、アリーナのど真ん中に位置するだけでなく、トークの間5分間で1回転し、全方向分け隔て無くソン・スンホンが拝める…という仕掛けになっていたのでした。

↑ファンミーティング翌日の記者会見での様子
ここで、全世界的に初出し! というお宝映像である、映画【宿命】のハイライト映像の上映。
これまで発表されてきたトレーラー(予告編)は、「繁華街で襲われるスンホン達とそれを指示し現場から去るサンウ」&「仲良くラグビーをする裸のスンホン&サンウ」のみでした。そのおなじみの映像に加えて、「カジノ襲撃」「襲われた直後に車にはねられるスンホン」&「病院で目覚め、かつての恋人とおぼしき女性(パク・ハンビョル)とのやりとり」。そして、「刑務所から出てくる」という映画冒頭のシークエンスなどの新しい映像が韓国に先駆けて公表されたのです。
ソン・スンホンによれば、物語は「かつての仲の良い友達同士が、時を経てカタキ同士となり互いの命を狙い合うようになってしまった…という設定で、アクションノワールでありながら、感性豊かなメロドラマの要素がある」とのこと。久しぶりに親友クォン・サンウと共演した現場については、「アクションシーンが多かったので、お互い競争して体を鍛え合っていた」とか「オフの時間は夜な夜なサッカーゲームをやっていた」など、普段の彼らのつきあいを彷彿とさせる裏話も。しかし仲が良すぎるため、現場でシリアスなシーンでも目が合った瞬間吹き出してしまう!…というNGもあったとか。いかに2人が熱心に体を鍛え上げたか…については、予告&ポスターの 裸でラグビーをする場面を見れば一目瞭然。【夏の香り】の時とは別人のようにひきしまって日焼けもしたスンホンの体が拝めます。『30過ぎても、まだモムチャン裸祭り?』なーんてツッコミを入れたい気持ちもよぎりますが、除隊後ようやく実現した2ショットですから、そこはヨシといたしましょう。
その後、新作ドラマ【エデンの東】が決定したとの報告、アメリカはラスベガスで撮影した写真集のお気に入りショットや、オフタイムでの素顔を紹介した映像を見ながらのトーク。写真集にはタバコを手にしたショットも何枚かありましたが、実はスンホン自身はタバコを止めて5年になるとか。また、「5月にはそのドラマのロケで日本に来ます」という予告もあり会場から歓声が上がりました。
「今回は何も準備が出来なくて」と、言いながらも『サランハムニダ(愛しています)』という新しい歌を披露。

そのお返しに、ソン・スンホンの持ち歌で【ドラマ悲しき恋歌】の挿入歌である『十年経っても』をファン1万7千人がプレゼントするというサプライズもありました。
ソン・スンホンの十年と【四季シリーズ】を振り返って… |
ソン・スンホンの十年を振り返るとき、最も印象深く思い出されるもの…それはやはり、ドラマ【四季シリーズ】でしょう。日本を、いえアジア全域を席巻した韓流熱風は、何と言っても【秋の童話】という1本のドラマによって始まったのですから…。
胸に狂おしい想いを秘めながら、無邪気に遊んだ幼い日々に帰ろうとして葛藤するジュンソとウンソのせつない恋。この役を演じてソン・スンホンは一躍、アジア中の女性から愛される存在になりました。
その後、【冬のソナタ】の日本での大ヒットによって、四季シリーズへの注目度はさらに高まり、その期待感の中で、【夏の香り】のミヌ役にキャスティングされます。【夏の香り】は、韓国での初回放送時は韓国で一大ムーブメントを巻き起こした【チェオクの剣】の裏番組であったため、苦戦を強いられたものの、その後日本ではジワジワと人気を獲得。ソン・スンホンの人気を不動のものにしました。
そして、LaLa TVが【夏の香り】のプロモーションに取り組み始めた2004年6月、私はソン・スンホンを韓国のソウルプラザホテルで取材しました。まだ韓流に火がついたばかりで、日本からプレスのツアーが韓国を訪問するということが珍しかった時期で、日本のプレスが待ち受ける中、ガチガチに緊張しきって現れたソン・スンホンがとても初々しく見えたことが、あざやかに思い出されます。

実はこの時私は、ソウルでLaLa TVのインタビュー取材を終えた後、そのまま済州島に飛んで、ソン・スンホンのファンミーティングを取材。ソウルに戻って【夏の香り~メモリアルノート~】という番組のため、ドラマのロケ地を訪れる…という、まさに【夏の香り】づくしの取材日程でした。ソン・スンホンの長いまつげが作る陰と、やや天然なところもあるインタビューの受け答えを堪能した後、緑したたる6月の茶畑や、雨宿りの木、茂朱リゾートの夜のグラウンドをロケ。ドラマの世界をとことん楽しんだ取材旅行でした。
けれど、その年の秋には、ソン・スンホンの兵役逃れが発覚。スンホンは日本へプロモーションに来ることなく、入隊してしまいます。
その間に私は、【冬のソナタ】【秋の童話】【春のワルツ】の取材を重ね、2006年11月15日のソン・スンホン除隊と二日後に行われた除隊後初のファンミーティングを韓国で取材して、『ユン・ソクホ~色と映像の四季』という本にまとめたのでした。

思えば、じっくりとインタビューした最初の大物スターもソン・スンホンなら、そこから始まった【四季シリーズ】の取材をしめくくってくれたのもソン・スンホン。彼が区切りの年を迎えた今、私自身の韓流1stステージも、ひと区切りが付いたような気がします。
さて、これからの韓流がどんな人気コンテンツを作り、スターを生み出していくのか?
それを日本がどう受け止めていくのか?
それは「神のみぞ知る…」と言ったところですが、今や一ジャンルとしてしっかりと定着した韓流の礎となった四季シリーズが、いよいよLaLa TVで初めて、一挙放送されます。
初めて韓国ドラマにふれて、初々しく胸ときめかせた時に想いをはせながら、改めて自分自身の韓流の原点を見つめ直す…。
そんなひとときをソン・スンホンの若々しい演技や、美しい四季の映像と共に、楽しんでみてはいかがですか?
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◆LaLa TVでの四季シリーズ全4作品放送予定
「秋の童話」2008年10月
「冬のソナタ」2008年11月
「夏の香り」2008年12月
「春のワルツ」2008年11月 <CS初登場!>
◆ソン・スンホンファンミーティングツアー1組2名ご招待
四季シリーズ全作品放送を記念して、4月19日にプサンで開催されるソン・スンホンの2008ロッテ1stファンミーティングに参加できるツアー3日間の旅に1組2名様をご招待するプレゼント実施中!
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コメント (2)
中村結美様、お久しぶりです。
「ソン・スンホンの10年と四季シリーズを振り返る」のタイトルを見て飛びついてきちゃいました(^_^;)
私の韓ドラの原点、スンホンssi。
ソン・スンホンファンミレポありがとうございます。
スンホンssiは少し髪も伸びて・・・・除隊後ファンミとはまた違った姿を見せてくれていたのですね~
映画【宿命】楽しみです^^
日本での上映が待ち遠しいです。
【夏の香り~メモリアルノート~】中村様が構成されていたんですか???
どうりで、ファンのツボをついていると思いました!
実は私、この【夏の香り~メモリアルノート~】が大好きで何度も繰り返し見たんです。
そして、夏の香りを再度見直ししてしまいました。
↓の方でもコメントされていますが、中村様の番組はドラマの楽しみ方を教えていただけて、さらにどうしてもそのドラマをどうしても見たい!って思わせてくれますよね^^
四季シリーズ全4作品放送予定との事、とても楽しみにしてます。
やはり、韓国ドラマの原点である四季シリーズ全4作品は何度見てもいいですね~
それに合わせて中村様の特番などあるととても嬉しいです。
PS.あぁ~~~ソン・スンホンファンミーティングツアーって関東発着なんですねTT
投稿者: yukarinko | 2008年03月25日 16:28
日時: 2008年03月25日 16:28
yukarinko 様
コメント、ありがとうございます。
【夏の香り~メモリアルノート~】は、ロケ地紹介をするにあたり、
花を美しく紹介したい…ならば、花言葉で綴ることは出来ないか?
と発想して作った番組でした。
面白いことに、日本と韓国では少し花言葉が違っていたりするのです。
~メモリアル~では、韓国語の花言葉に準じていますが…。
そこに、ソン・イェジンと、ソン・スンホンのインタビューが取れる
という話が入ってきて、今振り返ってみると夢のようですが、
各章の冒頭の花言葉やコメントを収録できました。
ナレーターも、吹き替えの岡本綾ちゃんと田中実さんに読んでもらい、
本当に贅沢な作りです。
ピンクのエピロビウムの花畑は、本編のドラマよりも
花のきれいな時期に収録することができましたし、
ハイビジョンで収録しているので、ところどころは本編よりも
美しいと思います。
四季シリーズ一挙放送を機会に、【夏の香り~メモリアルノート~】
そして最初に作った【冬のソナタ~マイ・メモリーズ~】が、
またLaLaTVで放送されたらいいなと、願っています。
投稿者: 放送作家N | 2008年03月29日 16:05
日時: 2008年03月29日 16:05