忘れられない場所…というものがある。
時が経っても、そこを通る度、ふと胸が痛くなる場所。例えば、もう降りなくなった通過駅のベンチ。何時間も座り続けた理由が何だったかなんて忘れたけれど、その時の行き場のない想いだけは、そこを通る度、胸によみがえる…、そんな場所…。
大好きなドラマのロケ地を訪ねた時、物語の中に入っていく感覚は、胸に残る記憶の場所を訪ねるのと、どこか似ている。共感し、同化した『ドラマの感情』は、いつしか自分自身の想い出のように心に刻まれて、初めて行くのに見慣れた場所で、甘くせつない想いがあふれ出す。
春の足音が遠くから近づいてくる この季節…。かつての恋を訪ねるように、ロケ地めぐりの旅に、出かけてみては…?
<「恋愛時代」名場面&ロケ地一挙ご紹介!>
1月感涙のファイナルを迎えた韓国ドラマ「恋愛時代」。
最後までご覧いただいた方それぞれに“何か”が残ったドラマなのではないかと思います。
さて、今回の「恋愛時代スペシャルブログ 番外編1」では、独断と偏見でピックアップした名場面を振り返るとともに、ロケ地をご紹介します!
名場面その1:“ダンキン・ドーナツ”での二人の会話シーン
毎週必ず登場したのが、ダンキン・ドーナツ。
ドンジンやウノを見て、久しぶりにダンキンを食べたくなったという方も多いのでは?そういえば、二人ともしばしば“抹茶もの”を食していましたね。
ダンキンでのシーンは、一見すると二人のコミカルな会話だけが印象的ですが、実は二人の心情が心憎い演出で示されていることに気付きましたか?
腹が立っていたり、ちょっと後ろめたい時は、向き合って座らず、真後ろに座ったり、背中を合わせて座ったり……座る位置で二人の気持を暗示しているのです。
また第1話冒頭で、ドンジンに対し憎まれ口を叩いていたウノが、ふとドンジンのシャツの袖口のボタンが取れかかっているのに気付きます。そして、怒っているような、切ないような複雑な表情でドンジンを見つめるのでした。
好きでもない相手だったら、取れかけたボタンなんて気付かないですよね。そんなワンシーンで「あ、まだドンジンのことが好きなんだな」と我々視聴者に教えてくれるのでした。
セリフではなく行動やしぐさ、表情で表わす分、より一層、二人のもどかしさや切なさがぐぐぐぐっと、伝わってきます。「恋愛時代」が大人の琴線に触れるのはこの細かい演出にあるような気がします。
そして、ダンキン・ドーナツでのシーンでは、まさにその“もどかしさ”や“せつなさ”を感じられるポイントがちりばめれているのでした。ぜひ皆さんも見直して、チェックしてみてくださいね。
<ロケ地>
さてロケ地はどこかというと、ソウル郊外南部のニュータウン、盆唐(ブンダン)と呼ばれる地区にあります。ガイドにもあまり載っていないので、ご存知ない方が多いのでは? 取材にいった時も、日本人らしき人はほとんど見られませんでした。
この辺りは、ハイグレードな高層マンションが立ち並び、お洒落なお店やカフェも多いんです。
いずれも、日本の臆ション並みの価格で、日本より広く、韓国人憧れのエリアだそうです。
ちなみに、韓国では、一軒家に住むより、こういった高層マンションに住む方がステータスなんだそうです。
取材が終り、取材班とスンドゥブチゲ(豆腐チゲ)のお店に入ると、お隣では“ブンダン”マダムたちが楽しそうにランチをしていました。通訳の方に何を話していたかうかがうと、やっぱり話題は、子供たちの“お受験”や“習い事(特に英会話)”だったとか。通訳の方も「やっぱり、ソウルの主婦たちと会話のレベルが違う……」と言っていました。
さて、目的地ダンキンに行ってみると、まず驚いたのは、予想以上に店内が狭い!ドラマの中ではあんなに奥行きがありそうだったのに!カメラの技術のすごさをあらためて感じました。
そして、店内にソン・イェジンとカム・ウソンのサインを発見!やっぱり、恋愛時代のロケ地として訪れる人が多いようですよ。……最寄駅は、ブンダン線「亭子(チョンジャ)駅」です。パークビューのダンキン・ドーナツと言えばわかると思います。
名場面その2:ウノの家、ドンジンの家でのシーン
ウノとドンジンの自宅ロケ地も、同じブンダン地区のチョンジャドン(亭子洞)にあります。(※ダンキンからは離れます。)
このエリアは、ダンキンがあったエリアとはまた雰囲気が異なり、レンガづくりのマンションや一軒家が多く立ち並んでおり、ヨーロッパを思わせる街並みでした。
まずは“ドンジンの家”。
低層タイプの上品なレンガ作りの高級マンションです。
ドンジンが酔っ払って座り込んだ天蓋付のベンチも同じ敷地にあります。
ただ、ウンソルとドンジンが窓伝いに糸電話をするシーンはセット撮影だということが判明しました。
糸電話とともに、ドンジンの家で心に残るのは、ミヨンとウンソルの引越し場面(第7話)。
それまでほとんど表情を出さなかったウンソルがドンジンとの別れで、“大人の女”の涙を流し、母であるミヨンはドンジンに対し、女として最後の意地を張ります。今思い出してもちょっと泣けてきます。
続いて“ウノの家”。
撮影場所は、1階は美容院、2階は普通の民家という建物でした。
ドラマの中では、芝生の上におしゃれな椅子とテーブルが置いてありましたが、実際には、洗濯物が干されたり、子供のおもちゃが散らかってたり、一目ではここがロケ地とはわかりませんでした。
ウノの家での印象的なシーンは、これまた第7話に登場するミヨンとウノの会話シーン。ドンジンとウノがまだ愛し合っていることを悟ったミヨンが、ウノの家の前で待ち伏せし、車の中でウノに怒りをぶちまけます。そしてつぶやくのです「1人になるのがすごく恐い」と。
思い起こせば、第7話は女性としては心にぐさっとくるセリフがちりばめられていましたね。
ちなみに、ウノの家のロケ地近くには、「宮~ラブ・イン・パレス」の舞台となった芸術高校も近くにあるんですよ。「宮」ファンの私とSさんは絶叫してしまいました。
名場面その3:ドンジンとウノたちがしばしば訪れるレストランでのシーン
ユリが働き、しばしばドンジンとウノも訪れるレストラン。
こちらも第1話から登場します。第7話では、ウノがイケメン:ヒョンジュンの実家訪問の報告をするということで、みんながレストランに集まります。ドンジンは会社を出て、レストランに向かう道中で、“イケメンとウノが結婚するのではないか?”と妄想を膨らませて、イライラしながらレストランに赴きます。
一方、ウノはヒョンジュンと別れたという報告をして惨めにならないよう、めずらしく着飾り、意気込んで向かいます。レストランまでの道程で、それぞれの感情を丁寧に描いているのでした。
また、“女同士の本音が吐露されるシーン”“ドンジンとユギョンが二人でレストランに入るのを目撃し、ウノが悲しげに立ちつくすシーン”も、撮影場所はこのレストラン前。やはり、ドラマの中では、ストーリーのキーとなるシーンで登場するのでした。
ここも、ウノとドンジンの家があるチョンジャドンにあり、内部シーンはセットで外見のみが撮影に使われました。閑静な住宅街の中にぽつんと建っており、緑に囲まれ、ゆっくりとお茶を飲みたくなるカフェです。
他にも行ってきました!
<ドンジンが働いている書店>
ロケ地は、Kyobo Book Centre(教保文庫)。
地下鉄2号線の江南駅を下車後、地上に出て江南大橋に向かって歩くとKYOBOと描かれた茶色のKYOBO(教育保険会社)のビル内に入っている韓国最大の書店です。
店員さんは本当に、選挙候補者のようにタスキがけしており、ふと、タスキがけのドンジンが立っているのではないか?と錯覚してしまいました。
<ウノが働いているジム>
ドラマ同様本当に大きなスポーツジムでした。
場所はソウル郊外・水源(スウォン)のスウォンワールドカップスポーツセンターの中にあるスポーツジムです。
ウノが自転車を置くところを、バスに載ったドンジンが見つめるというシーンが第1話で登場しますが、自転車置き場は実際にはゴルフバック置き場となっていました。
中に入ると、エントランスには「恋愛時代」の写真が!
そして、ジムの内部に入ってみると、廊下にもドラマの写真が飾ってあり、職員の方に尋ねると、日本人、韓国人問わず、「恋愛時代」のロケ地として訪れる人が多いので展示しているとか。
ストーカーが登場した暗い廊下もすぐ見つかるはずです!
<グランド・ハイアット・ソウル>
第1話のラストで、ドンジンがウノにイケメンを紹介するレストランは、グランド・ハイアット・ソウルの中にある「The Terrace」です。
グランド・ハイアット・ソウルは、南山を望むソウル中心部に位置しており、大変便利なロケーション。ゴージャスなホテルで、ホテルのバーやレストランには芸能人もお忍びで訪れるとか。このホテルで遊ぶことが若者たちの憧れなんだそうです。取材に行った夜も、化粧室には若いお嬢さんたちがたくさんおり、寄せて上げて、塗って……と着飾ることに大忙しのご様子でした。
ここは数々の韓国ドラマや映画にも登場します。
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他にも、ジョンピョの働く病院やドン(童)のお墓、お墓参りの帰りに二人が訪れるソバ屋、ウノとヒョンジュンが出会う高台にある公園、屋台でおでんを食べる場所、チョン教授夫妻が語るカフェ、ウノのお母さんが亡くなった場所…などなど、行きたいところはまだまだたくさんありましたが、なんといっても主なロケ地が集合するブンダン地区がソウル市街から非常に遠く、加えて、各ロケ地がエリア内で遠く離れており、車で移動しても、充分1日必要という具合でした。
みなさんも「恋愛時代」ロケ地めぐり全制覇を目指すなら、2~3日がかりで挑んで下さい。
そして、もう1つ。ブンダンは旅行ガイドにも載っていないエリアなので、本格的に回りたいときは、現地の旅行会社のツアーやガイドを利用することをアドバイスします!
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では、2/6よりスタートの「恋愛時代」一挙放送(毎週月曜日~金曜日19:15)
LaLa TVでは最後の放送です!お見逃しなく。!
恋愛時代スペシャルブログ 番外編2<女3人の 裏コメンタリー番外編~女3人の韓流総決算>も近々掲載です!Sさん、Nさんのお宝韓流スター情報もご紹介します!
こちらもお楽しみに。
written by N氏&S氏&A
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