| 君にだけは、言えなかった秘密…。 |
ドラマ【恋愛時代・第15話~どうしろって? もう手遅れなのに】
エステで肌を整え、スタジオで写真も撮り、船上披露宴当日を迎えたドンジン。その控え室に「義理は果たした」と顔を出すウノ。しかしこっそり帰るはずが出発時間を間違えて船を降りそこね、披露宴に参列する羽目に。変な気を起こさないかと、代わる代わるウノを見張る、妹のハナ、元レスラーのユリ、そしてジュンピョ。2人きりになった時、未だ出産恐怖症の産婦人科医ジュンピョに、「もう死んだ子のことで自分を責めないで」と頼むウノ。ジュンピョは言う。「ずっと後悔してた。ドンジンに子供じゃなくウノさんのそばに行けと言うべきだった。そう言ってたら2人は別れなかっただろう」と。
それは、ウノの心にずっとわだかまっていた死産の晩のドンジンの行動…。ウノに決して話そうとしなかったドンジンの秘密…。死産し、我が子を失った喪失感にうちひしがれるウノのそばから、「行くところがある」と去ったドンジン。死産の悲しみは過去に出来ても、傷ついた自分から目を背けたドンジンを、どうしても許せなかったウノだったが、その夜ドンジンは、この世を見ることなく死んでいった息子を一晩中抱いていたのだった。ウノはこの時初めて、ドンジンの計り知れないやさしさに気づく。
そして宴たけなわのカラオケ大会。事情を知らない友人に引っ張り出され、「一曲歌え」と言われるウノ。一瞬、顔色の変わる新郎新婦だったが、宴の雰囲気を壊さないためウノは歌い出す。
♪私はあなたにたくさんの話をしたわ。
……いくら話しても分かってくれない気がして。
手当てをしすぎて ますます痛む傷口。
そうするくらいなら 放っておく方がいいのに。
でも どうしても伝えたいこの言葉。
「ありがとう」 あなたのことで なぜ こんなに苦しんだのかしら……♪
涙ながらに歌うウノの脳裏に、あの夜暗い死体安置室で、じっと我が子を抱き続けるドンジンの後ろ姿が浮かんでくる。その背中にウノは歌いかける。「♪遠回りする中で、忘れていた言葉。本当にありがとう」。
ウノが自分の悲しみと喪失感に溺れていた時、死んだ子の、行き場のない想いをじっと胸に抱きしめていたドンジン。それを言わずに居たのは、話を聞けば自分もそばに居たいと願ったはずのウノに、一生忘れられない心の痛みを負わせないための思いやりだった。今、別の女性の夫として微笑む人に、もうどんなにあがいても自分のものにならない人に贈る、ウノの最後の『ありがとう』…。
歌うソン・イェジンと、背中だけで男の大きさ深さを表現したカム・ウソン。それは、8話で「ちょっと書店に行ってくる」とドンジンに突き放され、果てしない虚無に落ちるウノの喪失感と共に、このドラマの白眉とも言える名演技だ。
「あの人にだけは、絶対に明かせない秘密」。それは愛ゆえか、それとも憎しみゆえか…。
しかし、この世にバレない秘密はない。そして、秘密がほどけた時、また2人の運命が動き出す。終わりに向かって…? いや、再び始まるために…。
| 女3人 + 男1人の 裏コメンタリー「見事な伏線に感動!」 |
N:さて、いよいよドラマも大詰めになってきました。ついに残すところ、あと2回です! それでね、ちょっとこれを見て欲しいんですが…。
Y:何ですか?
S:あ、今週も引き続き、LaLa TVの番組【恋の処方箋ドラマ・恋愛時代の楽しみ方】【まだ間に合う恋愛時代をキャッチアップ】のディレクター、Yさんが、男性代表として参加してます!
N:そうでした。忘れてました。これです。双葉社の韓国&アジアTVドラマガイド014号『韓流ライターが選ぶ07年ドラマアワード』という特集なんですが…。まず堂々最優秀作品賞ドラマ部門に【ありがとうございます】、名演が主演男優賞を超える素晴らしさということで大賞をチャン・ヒョク。新人女優賞を【恋愛時代】のジホ役、イ・ハナが受賞!そして、脚本賞でも監督賞でも【恋愛時代】がノミネートされており、主演女優賞は逃ししたものの、ソン・イェジンの演技力も評判が良く…『思うに【恋愛時代】は、イェジンがあのカム・ウソンを食っちゃった作品ですね』というコメントが寄せられてます! カム・ウソンファンの私としては、若干異論はありますが…(笑)。
(※ドラマアワードの詳細は「韓国&アジア TVドラマガイド vol.014(双葉社)」をご覧下さい。)
S:【恋愛時代】はもちろんだけど、【ありがとうございます】の評判がすごいわね。このドラマがイチ押しのAさんが聞いたら、泣いて喜ぶはず! どう?LaLaTVの編成、なかなかでしょう?
N:はい、お目が高い。日頃、私たちが「スゴイ、スゴイ」と言ってても、なかなか伝わらないじゃないですか。だから、たまにはこういう相対的な評価もお伝えしようかと思って。念のために言っておくと、助演男優賞・女優賞も【ありがとうございます】のシン・グ、カン・プジャ先生がW受賞してます。子役賞のソ・シネもです。
S:かつての韓流はね、こういう専門家が良いというドラマと視聴者の評価に、ズレがあったと思うの。それが最近はスター俳優が出ていない地味なドラマでも、良いドラマならちゃんと視聴者も評価してくれるようになったのよね。
Y:いいドラマも悪いドラマも入ってくる中で、視聴者の目が肥えてきたんじゃないですかね?
N:だから益々、編成担当者の腕が問われるわけですね。で、LaLaTVの自信作【恋愛時代】。中でもこの15話はクライマックス!これを見逃したら一生後悔するという! 15話と16話は何度見ても泣けます。結構、ドラマの評価にはうるさい私でも!
S:15話の見どころと言えば、何と言っても披露宴でのウノの歌と、ピクルスの瓶でしょう。
N:そうですねぇ。ウノの歌の間に挿入される、ドンジンの子供を抱く姿が何とも言えない。
Y:あえて一切顔を見せず、背中での芝居を要求した監督も、それに応えたカム・ウソンもすごい!
N:それにソン・イェジンの歌。「感情移入しすぎて、歌がうまく歌えなかったから」とソン・イェジン自身がリテイクを出したそうだけど、結局うまく歌えてない場面が使われてますが、泣けます(笑)。
Y:どちらも何とも言えない複雑な感情をうまく表現してるもんなぁ。
N:結婚式から数日経って、酔っぱらったウノがジホに好物のチキンを買ってきて、ピクルスの瓶が開かずついにキレて爆発するシーン。『思いどおりにいかない。どうしろって?開きなさいよ、私に同情してでも。私が憐れじゃない?神様もそうよ、すべてを奪ったんだからこれくらい開けさせて。お母さんも童も全部奪ったわ。どうしろって?もう手遅れなのに。開きなさいよ、このバカ!』って言って、その後投げるでしょ瓶を。
S:これはねぇ、「よくぞ描いてくれた!」という名シーンよね。【恋愛時代】のすごさは、一人芝居にあるの。人は大人になるほど、家族にも親友にも語れない想いを抱え込むでしょう? そんなやり場のない想いを泣いたり怒ったりする時って、たいてい一人の時なのよね。それを色んなものに八つ当たりして、翌日は何事もなかったかのように日常を始めていく…。でも今まで、そういうことをキチンと描いたドラマって、皆無だったと思うのよ、特に韓国ドラマでは。
N:そうそう(激しく同意)! それにね、この15話の開かない瓶に八つ当たりするというワンシーンを生かすために、ものすごく丁寧な伏線を張ってるんですよ! まず1話でウノがトースト食べるだけのシーンを作り、4話でジャムの瓶が開けられないというのを見せてる。そして8話ではミネラルウォーターのボトルを開けられないウノをさりげなく助けてやるドンジンを見せて、そして12話ではジュースのプルトップを開けようとして指を切る場面を入れている。この全てが、単なる伏線ではなくて、例えばプルトップで指を切るシーンなんかは、自殺した教授の妻の話に対応していたりとか、それぞれの回でも重要な感情表現として生きているのがすごいんですよ! この一連の設定は原作にもなくて、まさに脚本の緻密さの勝利という感じ!
Y:あんたもまた、細かいとこ見てるし!
N:はい。この15話を語るために、もう一度1話から全てチェックしました(笑)。それに何人の人が気づくかなぁ。ユリの新しい恋の相手、スーツ姿の男が1話に登場したデブのチョン・ウソンという名前の男だということに! 彼はウノのおかげでダイエットに成功して、ジムでユリに指導を受けたことから、新しい恋に踏み出してるわけですよ。そのあたりも、実に憎いサブストーリーです。
Y:そしてついに16話は、ずっとからんでる、あの紙切れが生きるわけですな。
N:そうそう! 16話は、助演の名脇役に泣かされますよ~! お楽しみに!
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こんにちは。“A”です。
10月からスタートした「恋愛時代」もいよいよクライマックスを迎えました。
第15話と第16話(最終回)は、涙なくしてはみられません。
ぜひハンカチを5枚くらいご用意してご覧下さい。
絶対にお見逃しなく!
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さて、次回「恋愛時代」第15話は、
1/19(土)19:00より放送します!
そして、「恋愛時代」が終った後は・・・・
“女3人 + 男1人の 裏コメンタリー”でも話題に挙がっている
「ありがとうございます」が2/2(土)19:00よりスタートします!
こちらは、第1話からハンカチが5枚くらいは必要なドラマです。
私は本作の編成を決める前に、数日間で一挙に全話視聴をしたのですが、夫から、「げー!お岩さんみたいだ!」と言われるくらい、涙でまぶたがただれて腫れあがってしまいました。
そのくらい、感動で涙が溢れでた作品です。
涙を出しすぎると、こんなに体力を使うんだ!と始めて知りました。
魅力はなんといっても、“相手のことを思いやる優しい心”を描いている点です。
最近こんな優しい気持を描いたドラマって、ないのではないでしょうか?
このドラマを見終わった後、自分はなんてエゴイストなんだと反省せずにはいられませんでした。
ぜひご覧下さい!
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