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恋愛時代スペシャルブログ<第11話>

同じ人を愛してしまった人へ・・・。

ドラマ【恋愛時代・第11話~愛は人を苦しめる】

その日、白いパーカーをオシャレに着こなしていたウノは、ジムで腸詰めやトッポッキをつまんでいる時、同僚のユニのせいで服にシミをつけてしまう。その後、突然妹のジホに呼び出され、自転車を漕いでたどりついたカフェ。待っていたのは化粧直しも美しく決めたドンジンの新しい彼女だった。挨拶を交わした瞬間、その人が何者かを理解するウノ…。

中学生の頃のドンジンを知っていて、今新しい恋を始めようとしているユギョン。そしてドンジンと結婚し2年数ヶ月生活を共にし、別れたウノ。お互いドンジンをよく知りながら、自分の知らないドンジンを相手に握られている2人の女。初めは牽制しながら、ドンジンについて語るうち、2人はいつしか自分達の見てきたドンジンの魅力が同じことに気づく。好きだから、愛しているからこそ見えてくる、ドンジンの子供っぽさ、ドンジンの人の良さ…。

同じ人を愛してしまった2人の女。その立場は、地球の両極ほど離れているはずなのに、ふと相手に共感してしまうことがある。
「愛しているからこそ見える、その人の魅力」「愛しているからこそ感じる、その人への不安」。
それを広い地球の上で理解し共感できるのが、たった1人、目の前にいる恋敵だ…という悲しい矛盾。

ウノは、精一杯のやさしさで、最後にドンジンをほめ、ユギョンの恋を後押しする。
そして、その力の反作用を利用するかのように、教授ユンスにアプローチしようとするのだが、今度はこちらに、ヨンインという別れない妻が立ちはだかって来るのだった。

そしてドンジンは、元妻ウノのために、ヨンインに土下座をする。「それで別れてくれるのなら、男のプライドなんてなんでもない」と…。教授とドンジンは、争うようにウノのために土下座するが、それを見て、ヨンインは深く傷ついてしまう。(この時のヨンイン役チョ・ヘヨンの演技が素晴らしい。)
しかしウノは…、やがてそのヨンインとも、同じ痛みを共感することになるのだった。

果たしてその共感は、恋を加速させるのか、減速させるのか…。
ただ一つ難しいのは、愛が深い人が常に、恋の勝利者になるとは限らないこと…。


☆☆☆☆☆★★★ さて、エンディング曲が、9話を境に変わったことにお気づきですか?
実はこのドラマには、贅沢にもエンディング曲が2バージョンあるのです。ドラマ前半はウノの気持ちを歌ったボサノバ風の曲【もしも私たち】で…、

♪あのとき私たちもっと愛し合っていたら
いま私たちもっと幸せだったかしら


後半はドンジンの気持ちを歌った男性ボーカルの曲【どんなに考えても僕は君を】にチェンジ。


♪ここで君を見つめていると 君と別れられなくなってしまいそうだよ
いつでも力になれるように君を
暖かな日射しのように 僕はもう一度君のそばで君をつつみ込むよ

というような歌詞なのです。どちらの曲も、このドラマの演出をしたハン・ジスン監督の奥様、ノ・ヨンシムさんの作詞・作曲です。…なのでドラマの内容を反映し、相手に素直になれず肝心な時に思ったことを口に出せない、ウノとドンジンの複雑な心の内を理解する手がかりとなっています。残念ながらドラマでは、歌詞テロップはあまり出ませんが、OSTを手に入れて読んでみて下さい。【恋愛時代】の世界が、より深まりますよ。

~女3人の裏コメンタリー~ 土下座する男、動揺する女

A:11話12話では、ウノは2人の女性と対決することになっちゃうんですよね。
N:なのに、どちらの女性にも共感してしまって、結果的に対決できなくなってしまう…という。これ、簡単な女同士のバトルなら韓国ドラマに山ほどあるけど、バトルにならない…というところが、複雑な感情を表現していて面白いと思うんですよ。
S:でもちょっと待って! やっぱりこの回のポイントは、≪土下座≫だと思うのよ。
A:土下座ですか?
N:えー、まずちょっと説明すると、韓国では膝を付いただけ…という状態で、≪土下座≫と見なします。だから地べたに正座する日本の土下座とは違う印象がある。でも今回ドンジンと教授は日本式の土下座をしてますよね。
S:そう。日本の原作を意識したのかな? かなり気合いの入った土下座に見えるわよね。
A:ワインバーに教授の妻ヨンインが来て、ウノのために離婚を迫るドンジンに、挑発的に「土下座でもする?」と言いますよね。でドンジンが「それで別れてくれるなら」と。一方教授は「あなたは関係ない、土下座するなら僕だ」と言い、争うようにして土下座して、妻がすごく傷ついた顔をする。
S:そうなの。ここからはネタバレだけど、その後ヨンインが自殺未遂するでしょ? 自殺しようと思った理由はね、2人の男がウノのために争うように土下座するのを見て、プライドがズタズタになったからだと思うの。だから自殺しなきゃならなくなったのよ。
N:一方ウノは、ドンジンが自分のために土下座までした…と聞いて、取り乱して会いに行きますよね。
S:もしウノが本当に恋の勝利者であるならば、2人の男が土下座してくれたら感激よね。でも、自分のために土下座までしてくれる男を、2人とも得ることができない! そこにウノの悲しみがあるのよ。
A:本当にウノのためだけに生きられる人じゃなきゃ、土下座しちゃダメなんですね。
S:そうなの! ドンジンは土下座しちゃいけなかったのよ。それがウノを混乱させ、動揺させてしまうの。ドンジンも教授も、ウノのために懸命に過去にピリオドを打って、新しい未来に向かおうとするけれど、形としてピリオドを打つということと、感情のケジメは別だから。ウノの感情にまだケジメがついていないのに、そこをくみ取れずに2人の男は次々と事を進めようとするでしょう? それがよけいにウノを混乱させてしまうんだと思うの。
A:だから、このあたりからウノが段々、壊れ始めていくんですね。
S:ホント、男ってそういうところがわからないの。単純なのよね。
N:出た、今週も! Sさんの「男って単純なのよね」が! でも私、ウノが書店に押しかけて、「食事するヒマがない」というドンジンに突然キレて、「食べなさいよ」と怒鳴るでしょ。その時、普通の男なら、ウノを制したり無視したりすると思うんだけど、ドンジンはその感情に同調して「そうだ!メシの時間もくれないのか!」って、ノってやるじゃないですか。これスゴイなぁ…と思うんですよ。そういうリアクションする男って、まず居ないでしょ。天性の明るさというか、脳天気さというか…。
S:ホント、バカなのよね、いい意味で。それがまたドンジンの他の人にはない魅力だと思うの。でもウノはね、わかっててケンカをふっかけてるところもあるのよ。そこをそうやって受け止められちゃうと、まだドンジンを嫌いになる理由を作れない…というせつなさもあるのよね。
A:うーん、ウノちゃんホントに八方ふさがり。彼女みたいなタイプは、本当にドンドンしんどい方向に行っちゃいますね。
S:その点、本来一番ラクに生きられるのはジホだと思うけど。
N:不思議なのは、普段はあんなに見えてる子が、なぜジュンピョにだけはニブイのか…ということ。
S:ホントは、わかってるのよ。
N:いや、ドクター・コンにだけは油断してる…というか、思いもよらないところから隠し球が飛んでくるからキャッチできないのでは…とも思うんですが…。
S:好きな人にだけはニブイ。それぐらいの方が、女はいい妻になれるような気もするけどね。
A:でも、本当に妻がニブすぎると、それはそれで夫の方も不満が募り、浮気をしたりするみたいです。
金婚式を迎えた母の名言ですが…「夫婦円満の秘訣は、“夫の前では男のプライドを傷つけないように
ニブイふり”をして、実は“夫を手の平にのせて操ること”」だそうですよ。

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こんにちは。“A”です。


さて、待ち遠しい次回「恋愛時代」第11話は12/22(土)19:00より放送します!
お見逃しなく!!

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